上映時間 119 分
製作国 日本
公開情報 東宝
初公開年月 2004/11/20
監督: 宮崎駿
プロデューサー: 鈴木敏夫
原作: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ Diana Wynne Jones 『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店刊)
脚本: 宮崎駿
美術監督: 武重洋二
吉田昇
音楽: 久石譲 Joe Hisaishi
声の出演:
倍賞千恵子 ソフィー
木村拓哉 ハウル
美輪明宏 荒地の魔女
我修院達也 カルシファー
神木隆之介 マルクル
伊崎充則 小姓
大泉洋 かかしのカブ
大塚明夫 国王
原田大二郎 ヒン
加藤治子 サリマン
製作国 日本
公開情報 東宝
初公開年月 2004/11/20
監督: 宮崎駿
プロデューサー: 鈴木敏夫
原作: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ Diana Wynne Jones 『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店刊)
脚本: 宮崎駿
美術監督: 武重洋二
吉田昇
音楽: 久石譲 Joe Hisaishi
声の出演:
倍賞千恵子 ソフィー
木村拓哉 ハウル
美輪明宏 荒地の魔女
我修院達也 カルシファー
神木隆之介 マルクル
伊崎充則 小姓
大泉洋 かかしのカブ
大塚明夫 国王
原田大二郎 ヒン
加藤治子 サリマン
これは、英国の作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童文学「魔法使いハウルと火の悪魔」を元にした作品だそうですが原作は読んでいないのでどこまでが原作なのかは解りません。でも、ファンタジーの世界で戦争と愛を描こうとしているテーマは宮崎作品にはぴったりのテーマだったのでしょうね。
声の配役がいろいろと話題になったようですが主人公の「ソフィー」の倍賞千恵子はミスキャストとは言わないまでも無理があったような気がしますねえ。老婆はともかく18歳の娘のシーンは別の声優でやった方が無理がなかったのではと思います。ここはやはり「名探偵コナン」のコナンと新一みたいに声を変えた方がストーリーにメリハリがあったような気がします。その方がフラッシュバック的に少女に戻るシーンが鮮明に浮き上がり効果的だったと・・・
彼女の顔が老婆になったり少女になったり、その中間くらいになったり、置かれている状況でどんどんと変わるのが印象深く、その説明は劇中全く提示されないのでよけいそんな感想を持ちました。自分的には強い意志を示したときに少女の顔になるのではと思いましたが,意見の分かれる所でしょうね。人間は老いによってプラスになる事はあるけど、感覚が衰える事はその人次第って事が言いたいのでは。
彼女の顔が老婆になったり少女になったり、その中間くらいになったり、置かれている状況でどんどんと変わるのが印象深く、その説明は劇中全く提示されないのでよけいそんな感想を持ちました。自分的には強い意志を示したときに少女の顔になるのではと思いましたが,意見の分かれる所でしょうね。人間は老いによってプラスになる事はあるけど、感覚が衰える事はその人次第って事が言いたいのでは。
一見、怪物のような外見を持つ「ハウルの動く城」だが、これは周囲の注意をひくためのもので、中は雑然とした古臭い家屋のよう。4つの世界へ通じる魔法のドアを持ち、その動力源はハウルと契約を交わし、暖炉に縛りつけられている火の悪魔カルシファーという設定はよかったですね。
音楽は常連の「久石譲」ですがここではピアノをフューチヤーしたシンフォニックなサウンドが黒子に徹してストーリーに目立たないような仕上がりになっています。空中散歩でのワルツといい良い出来です。でも、ヒット作品にしてはテーマ音楽がいまいちインパクトに欠けて、「人生のメリーゴーランド」もいい歌なのですが倍賞千恵子か歌うと宝塚のミュージカル風になってしまっていてヒット性には乏しいかなってイメージでしたね。
アカデミーにノミネートされながら選ばれなかったのはややテーマがソフィスティケイトされ過ぎ心に訴えるもテーマがやや希薄になってしまったことが影響したのかな。もっとハリーポッターのようにえぐいところもあったら良かったのかも。