今年の正月は例年になく寒くて雪が多いということでパスし、子供の春休みを待って妻の実家に出かけました。ところが今回のスケジュール、バクダン低気圧のおかげで3月も下旬というのに結局大雪に見舞われてしまいました。
出かけた28日は小雨こそ降っていましたが暖かく雪なんて陰も形もなかったのに、その日の夜から雨が雪に変わり翌29日は一面の雪景色に変わっていました。実家は標高が1050メートルもあるのです。子供は単純に雪が降ったのを喜んで早速雪だるま作りにかり出されましたが、雪質はさらさらで雪だるまどころか雪がなかなか玉にならないので雪合戦も満足に出来ませんでした。普段は雪とは縁のない生活をしているのでそんな知識もありません。
昼からは何とか雪も小降りになり、前日の暖かさの名残りで道路の雪も解けてくれ予定していた工場見学に出かけました。百草丸を作っている「長野県製薬」は王滝村の工場があるのですがオートメーションかが進んであの独特のにおいはガラス張りの見学コースからは気配すら感じられませんでした。原料は黄柏(オウバク)の樹皮を乾燥させて細かくチップ状にしたものを煮込み抽出したものらしいのです。たった1種類の薬草から出来ているのに百草丸とはこれ如何にということで質問をしてみると由来は百種類の薬草に劣らない効能があるところからついた名前ということです。
今でも販売しているベースト状の百草はこの製法で丸薬はいろいろな薬草をブレンドしているそうです。通常の粒はどこの薬局でも手に入るのでチョコレートのようなこの百草をお土産に買いました。工場はいろいろな薬草も展示してあるのでそういう向きには勉強になります。
見学後愛知県の水瓶である「牧尾ダム」へ立ち寄ってみました。しかし、ダム底の浚渫作業が終了した割には水量は極端に少なく今年の夏はまた水不足になるのかなと心配するような状況でした。
29日の夜からは本格的な雪になりました。名古屋に帰るというのに昨夜からの凍結した道路には一面の雪です。実家は道路が行き止まりの山奥なので下界に降りるまでが大変なのです。こんなこともあろうかと一応チェーンは持ってきてはいたのです。ところがここ数年装着したことも無く車を買い替えていたのも忘れて前の車のチェーンしか持っていなかったのでいざ付けようとするとサイズが合わずに嵌らないのです。以前の車は185サイズで今は195サイズです。これではどんなに努力しても装着できるはずはありません。ゴムチェーンなので取りあえず内側だけロックして外側は針金を使って不足分を繋げるという荒技で急場をしのぎました。この間40分の悪戦苦闘でした。
下った県道はスキー客用の道路になっているので除雪車によってすでに除雪されています。そこまで応急のチェーンが持てばいいのです。幸い何事も無く針金は耐えてくれ無事県道にまで降りられました。
下った県道はスキー客用の道路になっているので除雪車によってすでに除雪されています。そこまで応急のチェーンが持てばいいのです。幸い何事も無く針金は耐えてくれ無事県道にまで降りられました。
チェーンとの格闘で腹も空いたので帰りは木曽福島の町で蕎麦を食べて帰りました。今回は有名な「くるまや」はパスして長野県木曽合同庁舎前にある「とち屋」という店に入りました。ここは地元の人しか知らない隠れたそば処です。駐車場が数台分しかないので合同庁舎の駐車場に止めて雪の中を移動です。まだ昼前にもかかわらずすでに8割り方お客で埋まっています。ほとんどの人が「もりそば」を注文していましたので右にならえです。妻は「すんきそば」という地元でしか食べられないメニューを注文しましたがシーズン終了とかでアウト。ということで無難な山菜そばを。そばは手打ちで量は半端でなく食べきれないほどのボリュームでした。子供も一人前頼んでいましたので、その処理もするわで、久しぶりにそばだけで満腹になりました。
雪は長野を抜けて岐阜に入っても降り続いていて大変な帰省になってしまいましたが子供は大はしゃぎでした。それにしてもちゃんと適合したチエーンを新たに買っておかなければと反省した旅行になりました。
雪は長野を抜けて岐阜に入っても降り続いていて大変な帰省になってしまいましたが子供は大はしゃぎでした。それにしてもちゃんと適合したチエーンを新たに買っておかなければと反省した旅行になりました。
下はおなじみの「くるまや」です
http://www.soba-kurumaya.com/
こちらはよく行く「まつば」です
http://r.gnavi.co.jp/Mg/56/3009656.html
http://www.soba-kurumaya.com/
こちらはよく行く「まつば」です
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