使えるミュージックDVD | geezenstacの森

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Toast7は凄いソフトだ


 昨年発売されたMac用のCD、DVD作成用ソフト「トースト7」は結構気に入って使っている。OS9時代はMacCDRを使っていたがちっともMacCDRはバージョンアップしなくてしびれを切らしてトーストに乗り換えた。トーストはVer.5から使用しているが直感的に操作できて何よりもほかのアプリを起動しながら同時使用が出来るのが良かった。トースト6はDVDのコピー機能がうまく使用できなかったのであまり使わずver.7に鞍替えした。こちらはDVDコピーも問題なく使用できるので重宝している。
 その中でこのバージョンからDVDミュージックというフォーマットがサポートされた。これはDVDにCD音質で書き込みが出来きるというものであらかじめ登録されているテンプレートで背景画も簡単に設定できる。
背景にはadventure,beach,cinema,corporate,Dreamy Day,FuzPet,Picnic,RetroTV,RoadTrip,Snapshotというテンプレートがある。
 作成にちょっと時間がかかるのが難点であるが一度作成してしまうと手軽でこんな便利なものは無い。ちなみに音質はDVD品質の96kHz/24ビットとCD音質の44,1kHz/16ビットPCMとDolby Digitalでは128,160,192,224,256,320,384,448kbpsというデータレートを選んで書き込みが出来る。今回はCD音質でのミュージックDVDの作成をすることにした。素材はベートーヴェンの交響曲全曲を選んだ。
 とりあえずフォーマットを選択するとデータの取り込み画面にるのでソースとなるディスクを挿入。次々とファイル容量がいっぱいになるまで読み込んでくれる。そこで選んだディスクは下記のようになった。
交響曲第1番,2番    ブルーノワルター/コロムビア交響楽団
交響曲第3番「英雄」  クルト・ザンデルリンク/フィルハーモニア管弦楽団
交響曲第6番「田園」 クルト・ザンデルリンク/フィルハーモニア管弦楽団
交響曲第4番 オトマール・スゥイトナー/ドレスデン・シュターツカベレ
交響曲第5,7番     カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第8番      マイケル・ティルソン・トーマス/イギリス室内管弦楽団
交響曲第9番「合唱」  カルロ・マリア・ジュリーニ/フイルハーモニア管弦楽団、合唱団
「コリオラン」序曲   クルト・ザンデルリンク/フィルハーモニア管弦楽団
というように全集のほかに序曲が一曲収録できた。これでDVD一枚分のデータが揃った。いざ、書き込みだがこれがデータの変換とともにいやというほど時間がかかる。結局一晩パソコンは付けっぱなしでの変換作業。それが終わってから次の日の朝ようやく書き込みだ。しかし、完成したときの喜びは格別で通常のDVDプレーヤーでも再生可能なこのフォーマットは重宝している。
 ちなみに友人はDolby Digital192kbpsのフォーマットでは40時間分のデータを収録できるということでBGMとしてクラシックの名曲をほとんど網羅したミュージックDVDを作成している。
写真1はトーストのミュージックDVD作成画面
写真2は作成したミュージックDVDのメニュー画面。ここからアーティスト、アルバム、曲目の選択が出来る
写真3はアルバムを選択したところ