出品者はWindows環境で使用していたようで標準のセットに加えてPS2キーボードも
使えるコード変換ケーブルも付けてくれていました。丁度ディスプレー切替器の端子が
一つ空いていましたのでそこに繋げることが出来て難なくセットすることができました。
仕様はG4/1.25GHzのコンボモデルで別にDVDを焼く訳でもないのでスペックはこれで
充分です。ただハードディスクは40Gしか無いのでいずれは増設でしょう。
なをこのG4では待ちに待ったgaragebandとpagesが使えるのが魅力です。PowerMac
G4は350MHzなので使えないのです。個人ではDTPにクォークエクスプレスを使うのは
無理があるのでこのpagesで簡易ながらもDTPができるのは魅力です。早速使用してみま
したが、マニュアルなど見なくても直感で操作できテンプレートを使えば2時間あまりで我が家の家庭新聞が出来上がってしまいました。これは使えそうです。garagebandも魅力的なソフトで昔PC8801時代にMIDIをいじっていたことがあるのでこちらもなれればかなり手軽に日曜作曲家になれそうです。ちなみにこちらもテンプレートを使って昔作った曲をアレンジしてみましたがメモリの関係で30秒ほどしか録音できないのが残念です。256MBではやっぱり非力かなあ。OSがタイガーだからよけい無理かもしれないね。
ということで後日メモリを512MBに交換ということに。幸い近くにパソコンショップがあり価格.COMで見ても結構安いので行って見ることに。そこはWindows専門のショップですが結構親切なのです。最初は1GBのメモリを探したのですが結構相性とかがあるようでWindowsでも認識しないものがあるということで無難で手頃なサムソンの512MBのメモリに決めました。512MBと1GBは体感速度はそれほど変化が無いということだったので512MBで落ち着いたのでした。
あとは100円ショップでお好み焼き用のステンレス製のへらを買ってきて準備万端です。改造はアップルの保証外ですが今までそんな修羅場は何度もくぐり抜けてきているのでインターネットでの改造の記事を参考に筐体の分解です。お好み焼き用のへらはスクレーパーよりは硬度があって優れていますし何といっても100円です。見事に隙間にはまり本体を傷つけること無くごじ開けることに成功しました。ここはちょっと力がいるのですがMacはそんなに柔ではありませんでした。裏蓋が外せればもうメモリは剥き出しです。ただしスロットは一つしかありませんから今刺さっている256MBと差し替えになります。この実際に刺さっていたのは仕様にうたっているPC2700 SDDROMでは無くPC3200規格のものでした。ということはPC3200の512MBでも乗っけることができるということなのでしょう。メモリは上位互換なのでそんなことも可能なのです。もっと早くこの事実に気がついていれば将来的にもより高速なPC3200のメモリを買ったのに・・・・
まあそんなこともありましたが新しいメモリは無事付け替え完了。筐体を戻してスイッチを入れたらすんなり512MBを認識してくれました。ということでしばらくはこの状態でMac miniで快調に作業は進むでしょう。
なを今回はモニタ、キーボード、マウスは共有していますので出費は本体とメモリ分だけで済んでいます。