【外道! 政経塾】政経学・各論②税制論②消費税論②消費税の意義・意味 | 【外道政経塾】外道大魔王指南道場

【外道政経塾】外道大魔王指南道場

恥ずかしながらアメーバに帰ってまいりました。まあ、引っ越し先はバックアップと割り切ります。
ちょっと分野を分けてブログを再出発させます。

【外道! 政経塾】日本の取るべき政策の基本方針(個人的考え)

=================

【外道! 政経塾】

政経学・各論

 ②税制論

  ②消費税論

   ②消費税の意義・意味

 

消費税と言うネーミングの前は

「売上税」であった。当時、支

配層と政治献金や賄賂・コネ・

口利き等で密接な関係を持つ企

業等が「自分達が一生懸命売れ

ば売るほど税が掛けられる」と

誤解し、自民党は惨敗し、この

税は一旦消えた。

 

しかし消費税(旧売り上げ税)

は、実は所得税の確実な徴収方法

として考えられた税なのだ。

 

実は、最近は消費税のせいかあまり

聞かれなくなったが、納税は脱税や

「ごまかしの節税」をする輩が多く、

「会社員」の「低所得者」には、

納税をしっかりさせることが出来る

反面、事業者や芸能人、政治家など

は「節税と言う名の脱税しまくり」

の現実がある。所謂

「クロヨン(9:6:4)トーゴーサン

ピン(10:5:3:1)」である。

(説明はリンク先参照)

 

つまり、山本太郎氏の様な芸能人や

政治家は、山本太郎氏はどうか知ら

ないが、「税金をあまりしっかり納め

ていない」という傾向がある。

板東英二氏の例や上重アナの事例、

闇営業の存在、少し趣旨は異なるが、

兵庫県の号泣県会議員、猪瀬元東京

都知事の事例を見れば、いかに税申

告・会計報告がずさんなのかは明白

であろう。

まあ、芸能人・政治家だけでなく、事

業主、個人トレーダーやそれに付随

する夜や闇の商売、風俗や看板の無

いバー・レストラン等も同様でである。

 

例えば、芸能人がファンの結婚式に

出席し、お祝い金を出すなんてことは

せず、逆に「謝礼・お車代・足代」みた

いな感じで報酬に近い意味のものを

もらったり、高級時計等もプレゼント

としてもらうこともある。食事や移動

、とくには車や衣服も「必要経費」と

して「脱税」・・いや「節税」している場

合も多い。

 

今は少なくなったが、大企業等は、

愛人のマンションや生活費、そして

接待じゃない銀座のクラブ活動など

も会社の交際費や必要経費として

拠出され、当人の所得税の節税と

同時に、会社の節税にも貢献する

という二重脱税的節税が行われて

いる。

 

消費税は、「物を買う」という部分

で逃げづらい税である。

例えば、今まで支配層等のある

意味納税を逃れている特権階級

が、例えば山本太郎氏の様な超

人気芸人にパトロンとして何千万

もする高級腕時計をあげる際にも

今まで「脱税した分で何千万もす

る時計をそのまま買ってあげる」

のが、「買う際に消費税8%をかけ

て徴税する」ので税金逃れが一部

出来ないのである。

もちろん、消費税は、「物を買う」

際に税金をかけられるが、チップ

や謝礼、裏金等はやはり今まで

どおり税逃れはされてしまう。

 

 

上記の様な特徴を捉え、なぜ山本

太郎氏が

 「国は、所得税と法人税を下げて、

足りなくなった財源を補填するた

めに消費税を上げました。」

と思ったのか?

 

まず、所得税の部分は「真面目に

払っている会社員等は消費税が

導入されても、ほぼ同額もしくは

やや減額した税額をを納税して

いる」が、「今まで脱税し放題だっ

た準支配層やそれに癒着している

政治家・芸能人等の所得部分が

所得税を下げて、消費税で同額の

納税~と表向きはなるのだが、実

際は脱税分で贅沢をして購入して

いる物に税がかかってしまった為、

法人税の補填分まで納税させるこ

とに成功した」からなのである。

また、消費が落ち込むのは当然

である。なぜなら、今まで脱税して

いて贅沢していた分が同じ金額を

使っても、消費税分は消費が落ち

込むことになるので、結果として

消費が落ち込むという現象が生じ

る。

 

また法人税については、次回語ろ

う。

=================

【外道! 政経塾】目次