仕事がおわって時間がとれたので映画を観てきました。
みたいなと思っていた映画にちょうど時間が合いました。


幸福な食卓

幸福に立ち向かうのは、
時に、
不幸に立ち向かうよりも、
強い力がいるのかも知れない。

自分にその力があるのだろうか。
自分一人では、ちょっと自信が持てない。

けれども、
傍にいてくれる自分の恋人が、
これからもずっと支えてくれると信じています。


いい映画でした。


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最近、多数の方に読んでいただきましてありがとうございます。
登録読者の方もどんどん増えてきて有り難いかぎりです。

本日より、出張のため、思うように更新出来ないこともあるかと思いますが、
これからも変わらず、よろしくお願いいたします。

コメントなどへのご返事も大変遅れると思いますが、
ご了承下さい。

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さて、6品目。
これは割合オーソドックスなレシピです。


ミラノ風カツレツ

・牛フィレ肉を食べやすい厚さにスライスします。(1cmくらい)
・軽く叩いて伸ばした後、両面に塩胡椒します。
・小麦粉、卵で衣の下地をつけます。
 その後、軽く叩いて細かくしたパン粉とパルメザンチーズで衣を付けます。
・フライパンにオリーブオイルをやや厚めに引き、両面をカリッと焼いていきます。


てんぷらのようにたっぷりの油で揚げなくても、
この様に油でじっくりと焼いていく感じで十分いい歯応えに仕上がります。
焼き上がりのタイミングは、
目ではなくて耳で聞き分けましょう。
乾いた軽い音になったらもう火が入った証拠です。
実際、衣はバリッと、中身はホクっと仕上がりました。

この日のカツレツは最高の仕上がり、
ゲスト達はまるでハイエナ(!)のように一瞬で平らげてしまいました。
でも、ホントおいしかったです。
ちょうどイタリアワインを飲んでいたので、相性も抜群でした!


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5品目は和食です。

前の晩から煮込みました。
とっても柔らかく仕上がりましたよ。


豚バラ肉の味噌煮込み

・豚バラ肉を鍋に入るくらいの大きさに切る。
・鍋に水を張り、豚バラ肉、スライスした生姜、(青い部分)を入れて弱火でじっくり煮込む。
 (北国の方はそのまま一晩ストーブの上に)
 たまに灰汁はとりましょう。
・下茹での終わった肉をとり出し、湯で軽く洗う。
・茹で汁はキッチンペーパーなどで濾す。
 (綺麗な透明のスープが出来上がります。)
・再び茹で汁で肉を煮込みながら、(白い部分)を投入
・酒、砂糖、醤油、酢、味醂で下味をつける。
・そのまま、少し煮込む。
・豆板醤、甜麺醤で味にアクセントをつけ、白味噌を混ぜ込んでまろやかに仕上げる。
・菠薐草のお浸しをあしらって完成。


和食とか言いながら、豆板醤とか入っちゃってます……。
でも、これはちょっとしたアクセントということで。

下茹でをしたスープを濾すと、透明なスープに仕上がります。
脂分も適度に抜けて、風味だけが残ります。
普通の角煮のように、醤油味で仕上げるときには、
このひと手間を加えるとよりおいしそうな仕上がりになりますよ。


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さて、パーティ4品目。
ここらで炭水化物でも腹に入れて、ちょっと一息つきたいところ。

そんな気分のところに登場するのが、これです!


汁なし坦々麺
ちょっとピンボケです。スミマセン……。

・豚肉を粗いみじん切りにします。
・大蒜をみじん切りにします。
・中華鍋に胡麻油を温め、大蒜を炒めて香りを移します。
・豚肉を投入。じっくり炒めていきます。
・豚肉の脂が出てきたところで、紹興酒投入。
・芝麻醤を投入、塩胡椒も入れていったん下味を作る。
・醤油、酢、花山椒、辣油を入れて味を決めましょ。
・茹で上げられた麺の上に、肉餡をかけ、更に辣油で仕上げて完成!


お肉はちょっと脂身を含んだところを、塊から粗みじんにしました。
ミンチを買ってくるよりも、このほうがずっとおいしいです。


これ、一瞬でなくなってしまいました……。


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これ、可愛らしくありませんか?

雲子包み

タラの白子(タチ、雲子)と大葉をギョウザの皮で包んだものです。
下拵えはこれだけ。簡単です。

この形の作り方は、
ギョウザの皮を真ん中で半分に折り、
角と角を重ね合わせるだけです。


雲子包み完成

ちょうど20個できました。
白子も大葉もギョウザの皮もぴったりでした。

これを油を強いた鍋に並べて焼き、
焼きギョウザを作るときよりもやや多めの水を入れて、
蓋をして蒸焼きにします。


完成品がこちら。

雲子包み蒸焼き

柚子と醤油を混ぜたポン酢でいただきます。

もちっとしたギョウザの歯ごたえ。
口の中で広がるクリーミーな白子。
柚子と大葉の爽やかな香り。


大好評でした!


ちなみに、揚げてもおいしいですよ。
揚げるときには、180~190度くらいの油でさっと揚げる感じがよろしいかと。


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2品目は秋刀魚のトマト煮込みです。
秋刀魚の臭みが全くなくって、いい感じに仕上がりました。

秋刀魚のトマト煮込み

・秋刀魚の頭と内蔵を取り除き、食べやすい大きさに切る。
・たっぷりのオリーブオイルで大蒜を炒めて香りをつける。
・秋刀魚を投入。表面にざっと火を入れます。
・白ワインでフランベします。
・塩胡椒をし、野菜ジュースと鷹の爪を入れ、煮込みます。
 (北国の方はこれをそのままストーブの上へどうぞ)
・灰汁と魚の匂いのする脂が浮いてきますので、丁寧に取り除きましょ。
・(一晩ストーブで煮込みました)
 生のトマトを粗いみじん切りにして投入。再び煮込みましょ。
・黒オリーブのみじん切り、バジルをちぎって入れて完成。

秋刀魚は匂いの強い魚なので、
脂を丁寧に取り除くほうがいいでしょう。
残ったソースは味わい深く、
パンにつけていただきました!

長い間煮込んであるので、
骨まで柔らかく食べられました。
煮込むときには魚の身が崩れないように、
あまりかき混ぜたりしないようにしましょう。


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昨日の1品目です。

鶏皮のサラダ

・鶏皮をさっと茹で、余分な脂分を落とす。
・茹でた皮を千切りにする。
・鶏皮を弱火でじっくりと乾煎りする。
 (皮からだんだん脂が出てきます)
・皮がきつね色になったところで、脂を捨て、日本酒を投入。
 臭みを飛ばす。
・砂糖、醤油、酢、オイスターソースで調味する。
・千切りに刻んだ胡瓜の上に鶏皮を盛りつける。
・日本酒の煮切り(アルコールを飛ばしたもの)で溶かした甜麺醤を振りかけて完成。


じっくりと時間をかけて乾煎りすることで、
カリカリの仕上がりです。


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全8品につきまして、
今晩より、徐々にアップしていきます。

かなり張り切ったため、本日はお疲れ模様。
ちょっと昼寝したいと思います。


ちなみに、酒量は
ワインフルボトル5本、ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)小瓶4本、
その他(ビール、バーボンなど)。

酒よりも、料理で胃が……。


胃が……。


キッチンの片づけも終わりきってない……。


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さて、今夜のワインパーティの仕込みが続きます。
今終わった作業はこんな感じ。


刻まれる豚モモ肉
刻まれる豚モモ肉

茹でられる鶏皮
茹でられる鶏皮


さて、どうなるのでしょうか?


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