韓国に来た友達や、LINE電話で喋った友達だけには話しましたが、私の周りやブログを見てくださってる読者の方が心配されるかもとあえてブログには元気な姿だけお見せしてました。
最初は1月の末か2月の頭ぐらいに、肺に水が溜まってその治療から始まり、下痢が続きご飯を全く食べなくなったりして、結果 腎臓が悪いことが発覚。
その後も薬治療しながら様子見てましたが、やはり食欲は戻らず、毎日液体にした缶詰の餌を注射器で数時間ごとにあげてましたが、すごく嫌がるのであまり強制的にあげれず、体重は減る一方で、挙げ句の果てには吐くようになったので、インターネットで調べたらその症状と似てることから、もしかして膵臓が悪いのではないかと疑い病院に行って、再度血液検査をしてもらいました。
その病院は先生が一人でされてる街の小さい病院で、犬の事を考えてくださる良い先生ですが、負担を考えていつも最低限の検査しかしなくて、症状を見て、その薬で治らなかったら、また違う薬で様子を見るといった感じで、急を要さない病気なら良いですが、結局のところ何が原因なのかがすぐ分からないところがあり、毎日苦しそうにしてるグリを見てる私はヤキモキしてました。
その先生はいつも良心的で、実際にした検査費用や薬のお金以外は全く取らず、診察だけの時はいつも無料で見てくださる商売気がない先生で、多分飼い主に対しても治療費が負担にならないように考えてくださってるんだと思います。
だから、もちろんこっちが願えば検査をしてくれる訳ですが、膵臓の検査も前に来た時は吐くまではしてないから大丈夫だろうと言われて結局しませんでしたが、結局吐くようになり、先生も
じゃあ一度検査して見ましょう。
って事でやっと血液検査してもらいました。
膵臓の検査をするついでに、腎臓の薬を飲んでる結果を見るためにも、腎臓の検査も一緒にしてもらうことにしました。
結果。
膵臓にやはり異常があるみたいでした。
アミラーゼという膵臓の異常を見るときの数値が通常(185ー700)のところ 1548 もあったのです。
また、肝臓の数値(BUN)は通常(8−31)が正常ですが、前回調べたときは 68.2 でしたが、今回はちょっと下がってはいますが 58.1 とまだ数値は高め。
そこは小さい病院ですので、医療機器とかあまり揃ってないので、ちゃんと超音波などで見てもらうのが良いと言われ、超音波では腕が確かで有名な大きい病院を紹介してもらうことになりました。
先生が、そこの院長先生にすぐ連絡してくださり、グリを連れてそのまま大きい病院へ向かいました。
3月9日。
新しい病院に行くと、見かけは小さいので全然大きい病院ちゃうやん!って思ったら、
4階建てで、先生や看護師さんの紹介の写真が貼ってあったのですが多っ
設備も整ってるみたいだし、やっぱり大きい病院なんだわ。
しかも、ここは結構有名な病院らしい。
待合室でもグリは嘔吐。
食べてないから透明の水みたいなのですが、しんどそうにしてるグリを見てるのが辛かったし心配で押しつぶされそうでした。
診察室でグリの症状を伝え、とりあえずこの病院で色々と検査を受けることになりました。
超音波から、他の血液検査等・・・
検査結果が数日かかるものもありましたが、他は検査など含めて3時間ほどで結果が出るというのでHOOとスタバに行って待機してました。
痛いことや怖いことされてグリ不安やろな・・・かわいそう・・・何か命に関わる病気が見つかったらどうしよう・・・
そんな事ばっかり考えて気が気でない長い長い3時間。
あと30分ぐらいのところで病院に戻り待機。
診察室に呼ばれ、結果を聞くと・・・
なんと、心臓が悪いことが発覚。
(前の病院では悪くないって言われてたんですが・・・)
超音波では血液が心臓の弁から血液が少し逆流してるというのです。
弁は心臓の収縮拡張に従って開いたり、閉じたりして血液がスムーズに、しかも逆流することなく流れるように手助けしています。しかし何らかの原因によって弁の開きが悪くなり、血液がスムーズに流れにくくなったり、あるいは弁の閉じ合わせが悪くなったりして血液が逆流することがあります。
老犬になると、ありうる事らしいので、そこまで酷くなければ問題はないですが、とりあえずは心臓バイオマーカーの数値が1週間後に出るというので、それを見てからの判断になるという事でした。
それよりも、一番の問題は、膵臓と腎臓の数値が高い事なので、膵臓は体調不良から一時的に悪くなることもあるらしく、とりあえずは腎臓の数値を下げるために3日間ほど入院を勧められました。
しかし、入院は絶対にグリにはかなりのストレスで余計に悪くなりそうな気がするので、どうにか夜だけ家に連れて帰れるようにお願いしました。
夜はどちみち点滴などの治療はしないというので了承してもらい、3日間は朝一で病院に連れて行き、夜迎えに行くという事に。
ちょうど、その次の日から2泊3日で中学時代からの親友MDが韓国に来る事になってたので、昼間出かけてる間はグリは病院で預かってもらえるので、家でグリだけ留守番させるよりは少し安心ですが、それでもやはり心配は心配で、
정신이 없었어요ㅠㅠ
(普通の精神では無かった)
実は、あの車の事故( 車をぶつけた時の話 )はまさに、その時だったのさ
MDには、グリの心配もさせてしまったし、夜はグリを迎えに行くために早く盆唐(ブンダン)に戻ったり、家でご飯食べたり(夕飯はお家で最後の晩餐 )せっかく十なん年ぶりの韓国なのに、思い存分満喫させてあげられなくて申し訳なかったな・・・。
それなのに一度も嫌な顔一つせず、すごく楽しかったから、また絶対に来る!って言ってくれて、本当に嬉しかったし感謝してる。
次は、グリの元気な姿を見せて、もっと1日中色んなところに連れて行ってあげたいです。
MD待ってるで〜〜
まだまだ続きます。
長くなるので、一旦ここまで。