「康師傅」の旨いカップ麺。

ここの会長は、台湾人だが借金背負って大陸に逃げ、中国政府から奨励事業として認められて逃げ場もないことから頑張って一旗揚げ、日本の日清食品の中国版超大企業となるまでまでのし上がり、現在は故郷台湾に錦を飾った立志伝中の人だ。

「康師傅」のこの話は台湾人は誰でも知っているが、大陸側では必ずしも広まっていないようだが、チャイニーズドリームの伝説の人となった会長の「康師傅」。
そこのカップ麺を上海で試し買い。

これが結構旨い!これお勧めです。

辣鹵牛肉麺  (ラールーニョウロウメン)上海のローソン価格で、4.5元=約59円
愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む

もう一つは 香辣牛肉麺 (シャンラーニョウロウメン)同上、4.6元=約60円
愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む

でも嫌いな人は嫌いかも。
これは仕方ない。私の味覚は、アジアオリエンテッドになっているので・・・

写真がボケててすみません。もう食べてしまって撮り直せません・・・



QBハウスと言えば、理髪店の価格破壊を行った革新的ビジネスモデルで有名である。

価格は日本では、10分で1,000円。
券売機で現金を受け付け、カットだけを行い、シャンプーをせずに落ちた髪、頭を掃除機のようなバキューム式で吸い取る。

台湾でその競合店を見つけ、100元(日本円で約280円)でやっていたので、気になって調べてみた。

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写真は台湾で見つけた競合店「CQ2」

さて、QBハウスを経営するのはキュービーネットという会社。
http://www.qbnet.jp/

すでに台湾、香港、シンガポールに展開中。

台湾は競合店と同じく、100元(NT$)=日本円で約280円。

香港は、50HK$(日本円、約530円)

シンガポールは、10SG$(日本円、約680円)

あら、台湾が一番安いじゃないか。
これだけ価格差があるというのも、ちょっと興味深い。

次回の台湾滞在中は散髪でもしてみるか。


福岡県大野城市は、我が家の近くにある「一幸舎」太宰府インター店。

10月下旬、こちらの社長に会った際、この店が改装中だと聞いていたが、行ってみると店舗規模とカウンター、テーブル席のバランスが宜しい。店舗イメージとオペレーションを考えて組み立てた結果で、納得できる。

ここのラーメンは博多駅デイトス店で大人気だ。
小生は特に一幸舎の「つけ麺」の大ファンだ。
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一幸舎の「つけ麺」!お勧めです

ネットで見てたら、シンガポールでチャンピオンになっていたことが分かった。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35920

2011年8月から一年間の成績を競っての結果だそうだ。
博多から出て、シンガポールにあるラーメン・チャンピオンというラーメン店の集積業態の中の話だが、素晴らしい成績だ。
小生もファンだけに嬉しく思う。

現在、ジャカルタ3店、シンガポール一店、香港にも一店開店し、社長はアジア展開を睨んでいる。




この本、三章の構成の内、前2章は東北大震災発生と福島原発事故発生に当たる官邸における福山哲郎氏の体験した状況を生々しく回想する。
スリリングなドラマのようにぐいぐい読み込んだ。

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む

如何に予想できないシビアアクシデントが起きたら、ほとんどの人間が対応できず、慌てふためき、安穏とした日常で地位を築いてきた者たちが役に立たないかを露呈したレポートのようだ。もちろん原発村、原子力保安院、東電のいい加減さ、でたらめさ加減も、生々しく報告されている。

著者の福山哲郎氏は、スマートさを売り物にしたイケメンエリート政治家で評価されている御仁だが、やはりこういう本を出して、自分に席がないかのような言い訳っぽいニュアンスは否めない。
但し、それを承知で著したのであるから、そこのところは評価したい。彼らの慌てふためく状況を知る上で非常に参考となった。
愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望むこの方。

それはそうとしても、原発村の連中の使えないこと。エリートたちは危機には頼れないようだ。危機があることも考えず思考停止だったのだろうか。
彼らは「想定外」という言葉で逃げるが、想定できない連中なら管理者としての資格がないわけで、当然ながらクビだろう。

踏み込んで言えば、日本でも優秀だと言われるエリートたち(その集団)でも対処できない原発など、猿に鉄砲を渡すようなもんだ。身を守るためにといっても使い方を間違ったら自身で命を絶ってしまう。

この理屈はわかるでしょう?

さて、選挙。
日本滅亡の道か、存続するか、どちらを選びましょうか?


世の中情報が多すぎる。

メディアも印刷物なら保存性があり、電波なら一過性のものという位置づけから保存ができるようになり、さらにはIT技術の進展でネット上に保存される情報もビッグバンさながら爆発的に溢れ、いい加減な情報も不必要な情報も惑わすような情報なども、玉石混交で溢れており、しかも拡大するばかり。

アマゾンや楽天のメール配信は常に販売履歴から関心ありそうな商品・サービスの情報が送信される。ありがたいのか、余計なお世話なのか判断する間も与えられずに配信され、つい買ってしまう自分がいる。我が家に、本・CDは私の寝るスペースだけ残して部屋一杯になりつつある。
自分が触れる情報も情報洪水の中でおぼれそうだ。

周囲を見渡せば、例えば電車の中ではモバイルに触れている人が、7~8割。悪いとは言わんが、何をやっているかとチラッと覗けば、約半数の人々はゲームに集中。がっかりだ。

これから日本の将来を潰すのか健全に生きながらえる国になれるのかといった現実の社会の難しい選挙を前にして、大方の人はホビーに逃げ込んでいるように映る。

ある人の話ではアメリカの洗脳政策には「3S」を進めたと言う。スポーツ、スクリーン(映画・テレビ)、セックスという話だ。
話の真偽は別として、確かに日本人をダメにしたものばかり。

マスメディアも課題解決が困難な情報を隠蔽する傾向もあり、品のない芸人たちのくだらん馬鹿話を毎日毎日垂れ流し続ける。優秀な資質を持つ人もスポーツ界、音楽会、芸能界、ゲームなどホビー系に情熱が向けば、この国を牛耳る支配者たちにとっては、刃向う者も減る好都合なシステムが創造しやすい。

「一億総白痴化」が本当に実現できているから恐ろしい。

さてと、12月は溜め込んだ目の前に溢れている情報をストックするのか、捨てるのか、いかに取り扱うかが悩ましい時期だ。

情報洪水に惑わされず自己管理するための方策として、私の考えは3点。

1.しっかり自分の進む道、必要な情報・人を見据える。

2.世の中の流れを受け入れ、その情報に触れた際に瞬時に取捨選択する。

3.捨てる努力を払う。
断捨離とか、1年を超えて使わなかった情報は捨てる、または一カ月置いた情報の99%は不要という考えで、潔く捨てる。

という考えが適当だろう。

とは言え、即実行できない自分にジレンマを感じつつ、すでに初老を迎えている。