この本、三章の構成の内、前2章は東北大震災発生と福島原発事故発生に当たる官邸における福山哲郎氏の体験した状況を生々しく回想する。
スリリングなドラマのようにぐいぐい読み込んだ。


如何に予想できないシビアアクシデントが起きたら、ほとんどの人間が対応できず、慌てふためき、安穏とした日常で地位を築いてきた者たちが役に立たないかを露呈したレポートのようだ。もちろん原発村、原子力保安院、東電のいい加減さ、でたらめさ加減も、生々しく報告されている。
著者の福山哲郎氏は、スマートさを売り物にしたイケメンエリート政治家で評価されている御仁だが、やはりこういう本を出して、自分に席がないかのような言い訳っぽいニュアンスは否めない。
但し、それを承知で著したのであるから、そこのところは評価したい。彼らの慌てふためく状況を知る上で非常に参考となった。
この方。
それはそうとしても、原発村の連中の使えないこと。エリートたちは危機には頼れないようだ。危機があることも考えず思考停止だったのだろうか。
彼らは「想定外」という言葉で逃げるが、想定できない連中なら管理者としての資格がないわけで、当然ながらクビだろう。
踏み込んで言えば、日本でも優秀だと言われるエリートたち(その集団)でも対処できない原発など、猿に鉄砲を渡すようなもんだ。身を守るためにといっても使い方を間違ったら自身で命を絶ってしまう。
この理屈はわかるでしょう?
さて、選挙。
日本滅亡の道か、存続するか、どちらを選びましょうか?
スリリングなドラマのようにぐいぐい読み込んだ。


如何に予想できないシビアアクシデントが起きたら、ほとんどの人間が対応できず、慌てふためき、安穏とした日常で地位を築いてきた者たちが役に立たないかを露呈したレポートのようだ。もちろん原発村、原子力保安院、東電のいい加減さ、でたらめさ加減も、生々しく報告されている。
著者の福山哲郎氏は、スマートさを売り物にしたイケメンエリート政治家で評価されている御仁だが、やはりこういう本を出して、自分に席がないかのような言い訳っぽいニュアンスは否めない。
但し、それを承知で著したのであるから、そこのところは評価したい。彼らの慌てふためく状況を知る上で非常に参考となった。

それはそうとしても、原発村の連中の使えないこと。エリートたちは危機には頼れないようだ。危機があることも考えず思考停止だったのだろうか。
彼らは「想定外」という言葉で逃げるが、想定できない連中なら管理者としての資格がないわけで、当然ながらクビだろう。
踏み込んで言えば、日本でも優秀だと言われるエリートたち(その集団)でも対処できない原発など、猿に鉄砲を渡すようなもんだ。身を守るためにといっても使い方を間違ったら自身で命を絶ってしまう。
この理屈はわかるでしょう?
さて、選挙。
日本滅亡の道か、存続するか、どちらを選びましょうか?