消費者物価指数の結果からも顕著な景気回復を確認
19日のポンド円
いまだユーロ圏の軟調地合いでポンド買いが優勢となっており、
特に対ドルに対して明け方から仲値決算までの間に
一方的にポンドが買われる形となりました。
その影響もあり、クロス円であるポンド円は一時急騰、
9:30から10:00の30分間で1円近くも上昇しました。
一旦ポンド買いが落ち着いて、米ドル円とともに下落に転じましたが、
その後18:30に発表された消費者物価指数では予想を上回り、
149円付近まで再上昇しました。
デイトレードとしては魅力的な動きを見せては見るものの、
激しい相場変動の予想は立てづらく、相場に参加しづらい状況が続いています。
対ドルや対ユーロに対してイギリスの景気回復が顕著に見られていることから、
ファンダメンタルが強く相場を支配している状況です。
TOTAL +96pips
ユーロ圏の軟調地合いがポンドをサポート
ユーロ円や米ドル円が下落トレンド及びレンジ取引に終始したのに対し、
日本時間ではポンド円はオープンから一方的な上昇トレンドを形成しました。
その背景にはユーロ円のギリシャ脱退の動きに反応し、
ユーロからポンドへの資産移動があると言われており、
ポンドユーロは数カ月スパンでの安値を形成しています。
ポンド円の底堅さは東京市場大引けの下落以降も、
上昇・下降を繰り返しながら底堅く推移していることからも確認できます。
ユーロ圏の地合いが軟調であることからポンドが買われているため、
今後のポンドのファンダメンタルが注目されています。
18日のトレード記録
TOTAL +88pips
米ドル・ユーロ低迷でポンド注目
15日のポンド円
米ドルは利上げ観測の後退、ユーロはドイツ首相の辞任問題や
トリシェECB総裁のドル上昇関連の発言など、
市場情報に翻弄されながら世界2大通貨が下落トレンドをたどっており、
ポンドドル、ユーロポンドとも底堅く推移しました。
そのこともあり、ポンド円でも米ドル円が下落を見せている局面でも、
その後の反発が強く、一方的な下落トレンドには至らなかったようです。
アメリカの重要指標が短期的には市場が悪材料と判断していること、
ユーロ圏のギリシャ脱退問題などから
ポンドの今後の値動きには注意が必要です。
一日の動きとしては仲値決算後にユーロ円、
ドル円につられて下落した後、
すぐ下落前の水準である149円台まで回復しましたが、
その後は緩やかな下降トレンドを形成した後、
アメリカの重要経済指標の発表前の値動きに影響され再び上昇、
その後急速に下落し147円70銭前後で推移しました。
今日のトレード記録
TOTAL +67pips