株価上昇に伴い対ドルに対して続伸
14日のポンド円
米ドル円の上値が重い展開にクロス円としての影響を受けながらも、
昨日の利上げ観測に関する関係者の発言の支え、
自国の株価の上昇も後押しし、対ドルに対して安定した上昇を見せています。
そのため、ポンド円もそれにつられて上昇し、
一時150円付近にまで値を上げました。
米ドルの重要経済指標の発表結果は悪材料として判断され、
それも対ドル円に対して続伸した理由の一つになっています。
米ドル円が急速に下落したニューヨーク市場オープン後の下落にも耐え、
その後底堅く推移していることから、
米ドルの景気後退感とイギリスの株価高などの好材料を
市場が評価しているといえます。
今日のトレード記録
TOTAL +117pips
英利上げ観測でポンド買い
13日のポンド円
前日の下落相場から一転し、反発して始まったポンド円のレートは
一定した上昇を見せて148円後半まで推移しました。
東京市場オープン時、ニューヨーク市場オープン時は
それぞれ下落しましたが、すぐ持ち直しを見せており、
13日で2円上昇するなどポンド円の激しい値動きを実感できる
一日でした。
18:30に発表された11月鉱工業生産は予想を
0.1%上回る結果となりましたが、
それほど市場には反応が見られませんでしたが、
今年中に利上げを行うというセンタンス英中銀金融政策委員の発言と、
米利上げ観測の後退が一層ポンド買いを後押ししたこともあり、
ポンド円の上昇を支え終始上昇トレンドを形成した結果になっています。
今日のトレード記録
TOTAL +73pips
米ドル円に追随して下落
12日のポンド円
一日の動きはドル円にトレースしており、
いったん東京市場で一時的な下落が生じたものの、
すぐ下落前の水準にまで回復し、148円50銭にまで上昇しました。
背景には米ドルの前日の米雇用統計の悪化によって
対ドルに対してポンドが買われたことがあります。
しかし、一方的な上昇の転換にならなかったところは、
イギリスの景気後退のリスクや回復の遅延などの
悪材料がそろっているからでしょう。
18:30頃に発表された11月商品貿易収支では
予想を少し上まったものの、
予想自体がマイナスであったことから市場はあまり反応を示しませんでした。
米ドル円が下落したにもかかわらず、
ポンドは対ドルに対しては買われているため、
ポンド円は大きな下落にはつながりませんでした。
今日のトレード記録
TOTAL +116pips