『いやだいやだ』
せなけいこ さく え
福音館書店
1969年11月10日出版
2021年度くもんの推薦図書5Aに選定され、
家庭保育園すくすく館の絵本にも選ばれた
名作中の名作絵本
こちらのおすすめ絵本のレビューでも紹介した!
50年以上経っても色褪せない、
子どもが幼いうちに必ず読んで欲しい1冊
あらすじ
いやだいやだってルルちゃんは言うよ
『いやだ』とばかり言っていると
大切なママはどうなるだろう
大好きなものはどうなるだろう
いやだの気持ちしか見えていない子どもに、他の人の気持ちを見せてくれるすごい絵本
おすすめなところ
こんなに短い絵本の中で、
フィクションとノンフィクションを混ぜながら
『いやだと言ってはいけない』という気持ちにさせてくれるのがすごい
『いやだと言ってはいけません』と直接言わないのに、分かるのだ。
最後はルルちゃんにどうするの?
と託して終わるところもすごく好き。
幼い頃、この『どうするの?』の部分を読んで試されている気がしてドキッとした。
絵本の中で問われているのはルルちゃんなのに、自然と自分に重ねて読んでいたのだ。
どうするかなんて決まっているのだから、
信じて託してくれるこの絵本は子どもに響くのだと思う。
松谷みよ子さんといわさきちひろさんの最強タッグ
口で言うより読ませたほうがしつけになる絵本
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