蛍なんて小さい頃に田舎で見たような記憶があるくらいで、ここ何年も見て
ないなあ・・・。
なんて言う人は多いんじゃないだろうか。
そんな時、ふと見つけたイベント。
「万博公園 蛍の夕べ」
吹田の万博記念公園内にある日本庭園で、なんと蛍を見れるイベントが
開催中との事。
期間は５月３０日～６月８日。
見つけたんが先週の事で、丁度今日しか行く機会が無い。
（明日までやし）
よし、折角なんでちょっと行ってみようと彼女とお出かけとなった。
蛍なんで当然夜。
なんでも２０時頃が見頃との事なんで、じゃあその時間に行こうと丁度
２０時くらいに万博記念公園に到着。
ぞろぞろぞろ・・・
およ、なんだこの人の量は。
このイベントってもしかして結構有名なんかな。
さすがに桜の花見程では無いが、結構な人の数である。
とりあえず公園内に入って、日本庭園まで人の波に乗ってテクテク歩く。
どこまで行くんやろ・・・と思っていたら、恐らく目的は同じだろう人の列が
できていたのでとりあえず巻かれてみると、結構な長蛇の列。
まあ、思いの他どんどん流れていったんで良かったが、さすがにちょっと
ナメてたな(^^;)
日本庭園内に入るとそこは蛍の世界。
園内を歩くにつれて、あちこちで小さな光が灯っているのが見える。
時折、それこそ手を伸ばせば届くんじゃないかってくらいの距離を、小さな
光を放ちながら蛍が飛んでいく様子はもうなんとも言えない。
（蛍をはたかないで下さい、って注意が出てるのもうなずける。）
案内によると、ここで見れるのは「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」の２種類。
オスは飛びながら、メスは止まって発光する。
（知らんかったので、最初飛びながら光ってるのを見て驚いた。てっきり
止まってる時だけだと。）
当初約２００匹くらいだったが、昨日時点で約４００匹程度確認されたらしい。
半分を折り返して少しくらいたった頃。
まさにメイン会場、とでも言うべき情景が。
そこだけで３０、いや５０はいただろう、少し薄暗い森の中でまさに光の共演
とでも言おうか、蛍による神秘的な世界がそこにはあった。
・・・いや、今日来て良かった・・・。ほんとコレは見ないと人生損ですわ。
正直ここまでの園内にも何箇所か纏まって光ってる所があったが、ここは
格別。
上手い表現が出来ないのがなんとも。
これは残念ながら実際に見てみないと伝えられないやろうなあ。
横で係りのお姉さんが一生懸命「立ち止まらずゆっくり進んで下さい～」と
言っていたが、いやこれはちょっと無理やで(^^;)
ゆっくりこの世界に浸っていたい。
その後もなかなか良い場所で蛍の光をしっかり目に焼きつけ終了。
いや、予想以上に満足である。癒されたなあ。
しかし、これだけの蛍を見られて一人２５０円。
たまたま木曜日に会社でも蛍の話があって、何でも15,000円でコース料理
を食べながら蛍を見られる、とかって盛り上がっていたが・・・全然こっちの
方が良い気がするな。
もし・・・もしこの先リッチになったら、自分家の庭で蛍を鑑賞してみたい、
なんてちょっと思っちゃったり。
あ、日本酒添えてね。