成果は運+実力? | ~One For The Road~

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今日の最後の一時が、明日への新しい道につながるよう・・・。

今までどちらかというと追う側である、と自負していた。

なんだかんだとやりつつも、それなりに押さえるところは押さえて仕事を

してきたし、自分でもそういったやり方があっていた。

周りと比べても、多少なりとも+の評価がある、そう思っていた。

(そう話す上司も多かった。)


それがちょっと揺らぐ事件があった。

ああ・・・これが「後輩に抜かれる」っていう感覚か。

いや、今時点では正確にはまだ抜かれた訳ではない(はず)だが、少なく

とも今のままでは向こうがヘンな事をしない限り確実だろう。

つまりは、一年前の自分と比べると明らかに抜かれている訳である。

・・・まあ、一応俺も同じように一年前の先輩と比べるとちょっと抜いてる感

はあるが。

こればっかりはその時の景気ってのもあるしな。


・・・って、理解はしてるんだが・・・。



ということで、ちょっと今日ヘコみ気味。

明日はいつもより朝が早いし、もう早く寝ちゃおうかと思っていたが、とりあ

えずいつもの囲炉裏さん動画だけ見ておこうと思ってちょっとネット。

だが残念ながら今時点でまだ新しいのはアップされておらず。

あ~あ、仕方ない。こうなりゃヘコみ具合でも書こうか・・・とした時にふと

こんな記事を見つけた。


(以下は自分なりに纏めてみた。)



「成果=運+実力」


よく、運も実力の内と言われる。

最も有名な、エジソンの「天才は1%の閃きと99%の努力である」という

言葉にも表れているように。

だが、所謂「できる」人達からすれば、自分の成果を「運が良かっただけ」と

言われている訳で、これはあまり快くは思わないだろう。

しかし、成果を上げている人ほど「運」がいかに重要かはよく理解している。

そうなれば、それに伴う実力にどのような意味があるか、当然関心がある。

ではどうすればこれが納得いく形に収まるのか。



「成果=実力(運)」



そう、成果は運を「引数」とする関数の戻り値であり、従って実力はモノ

(what you have)ではなく機能(what you do)なのである。

「運も実力の内」というが、実際のところ運には「幸運」も「不運」も無いはず

であり、それをどう捕らえるかに過ぎない。


全てを「運」に還元する事はできる。

でも我々は何か不愉快な事があればそれを回避しようと行動を起こす。

雨が降れば傘を差し、さらに風が吹けばその方向に傘を向ける。

風を運とするとさすがにこれはどうしようも出来ないだろう。

が、それをいかに軽減するか、時として利用するか、はあくまで自分の

実力なのである。

幸運に当たりやすく、不運に当たりにくく。

この解釈と対処の余地がある限り、実力、いや自由意志(will)は確かに

存在するのである。



そう、幸運も不運も捉え方一つであり、そしてそれをコントロールするのは

やっぱり自分なのである。

今回の出来事が自分にとって「幸運」なのか「不運」なのか。

それを捉えるのは、そしてコントロールするのは・・・自分だ。