10分でモーニングサテライト 2024年5月1日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 今日のマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  157.84      +1.05
金   2301.7  -56.0  -31.1  -79円
銀   26.555 -1.105 -0.440 -1.3円
白金   947.4  -14.1  -8.1  -9円
原油   81.56  -1.07  -0.85 -300円
コーン 446.75  -2.50  -0.50 +150円
大豆  1163.00 -19.00 -11.25 -200円

米2年国債利回り 5.037%

米10年国債利回り 4.682%

SP500  5035.69-80.48

イールドスプレッド -0.2%

10年実質金利  2.2%

NYダウ 37815.92-570.17

VIX指数 16.65+0.98

 

 

 セクター別騰落率

  • 情報技術 -2.2%
  • 一般消費財 -2.7%
  • エネルギー -2.9%
 
 

 

 米Amazon

予想上回る売上高 

 ⇒ 市場予想を上回る

  • 純利益3倍以上
CEO
 ⇒ AWSは成長が再び加速している

 ⇔ 4-6月期売上高見通し 1440億~1490億

市場予想 1500億7200万ドル

 

 

 

 

 米 雇用コスト指数

 ⇒ 伸び加速 

  • 1年ぶりの高い水準
  • インフレ圧力の根強い圧力が示された
4月 消費者信頼感指数前月比
 ⇒ 97.0-6.1
市場予想 104.0
  • 1年9か月ぶりの低い水準
 

期待指数 66.4-7.6 

 ⇒ 3か月連続で景気後退を示す水準

 

 

 

 

 

芝田達弘 昨年的中確率 1勝 

 

米 企業決算

イーライリリー

 ⇒ 1株利益が予想を上回る

 ⇒ 通期の売上と1株利益見通しを引き上げる

 

3M

 ⇒ 売上高と1株利益予想を上回る

 ⇒ 減配の意思示す ⇒ 新たな成長戦略

 

SP500企業のEPS(4月29日時点)

  • 決算を発表した266社のうち81%が予想上回る
  • サプライズ率9%
利益率
 ⇒ 前期 12.9%
 ⇒ 1-3月期 12.4%
 ⇒ 今年後半にかけて 増加予想
  • 全般的には市場が好感を持てる決算となっている

 

 

原油トレンド

 ⇒ 昨年原油価格ピーク後ハマス攻撃で一時反発

 ⇔ 年末には70ドル割れまで下落した

  • 地政学リスクだけが原油上昇の理由ではなかった
 
長期金利に注目 
 ⇒ 長期金利の下落局面で原油は下落
 ⇒ 景気の底堅さが意識され始めた年初から長期金利上昇⇒原油上昇
  • 市場は需給に影響されていた
米 エネルギー省
 ⇒ 需給はどちらかに傾くことなくともに増加していく
 

エネルギー企業

エクソンモービル デボン・エナジー
 ⇒ 配当還元
 ⇒ 中東の地政学リスクを受けにくい
 ⇒ 天然ガス生産
 ⇒ 年後半に上昇する傾向
 = 増益ドライバーとなる可能性あり
 
 
 
 
 

重見吉徳 昨年的中確率 50% 

フェデリティ投信

 

日銀介入

 ⇒ 抑制できており評価できる

  • 投機筋は再び160円を試しに行くだろう 
  •  ⇒ 再び介入の可能性あり
  • ドル買いはいくらでもできるが ,ドル売りは足元を見透かされる

 

日本株 円 国債下落

 ⇒ トリプル安

 

日本市場でトリプル安が起きた月の数

  • 1970年代 11回
  • 1980年代 14回
  • 1990年代 11回
  • 2000年代 12回
  • 2010年代 6回
  • 2020年代 10回(4年3か月)

トリプル安が起きるタイミングとインフレ率

 ⇒ インフレ時や極端なデフレ時にトリプル安は起きやすい

  • 現状はアメリカで株安 金利上昇 ドル高 
  •  ⇒ 日本がトリプル安
  •  ⇒ 今は冷静に銘柄を選択する

 

 

米FRBの”忘れ物”

  ⇒ 年内利下げ無しとするとマーケットは利上げを意識する

  • アメリカ経済は年後半鈍化していくだろう
1960年1月~1989年12月までの米消費者物価指数
 ⇒ 2007年7月~2024年3月までの消費者物価指数とよく似ている
  • 現在は1976~7年からの消費者物価指数が10%を超えることを示唆している
  • FRBは当時と同じ失敗を繰り返さないよう努めている

 

FRBが軌道修正を迫られている背景

 ⇒ 利下げ見通しを早く出し過ぎた

= 金利低下で景気が刺激された

 

 ⇒ 景気見通しが保守的だった

= 実際には景気は強い勢いを維持

 

 

2020年は深刻な景気後退だった

 ⇒ 米悲惨指数が悪化していた

 ⇒ アメリカの家計にとっては景気後退だった

 ⇒ 22年の実質可処分所得はマイナス20%以下だった

  • 過去30年の低インフレ時代では失業率だけを見ていればよかった
  • 現在はインフレを加味しなければならない
☆ FRBとは逆に今後景気減速するのではないか

 

 

 

松波俊哉 昨年的中確率 100% 

ニッセイアセットマネジメント

 

雇用コスト指数

 ⇒ 求人数÷失業数に6か月遅れて推移する

  • これを踏まえると今後の雇用コスト指数は低下方向にある
  •  ⇔ コロナ前と比べると高止まりしてしまう
  • 過去にFEDが利下げを開始した際の雇用コスト指数は3%台だった
  •  ⇒ 昨日のデータは4%台 = 利下げはまだ見えてこない

 

 

今日の予想レンジ

157.20円~158.20円

  • 介入警戒感はあるがアメリカの金利は上がっている
  •  ⇒ 底堅い展開を予想している

 

利下げ開始は円高への転換点になるか?

アメリカの利下げ開始時点の日米3か月金利差が5%を超えている場合

 ⇒ 円高への転換にはならすに円安基調が続く

 

過去の初回利下げ日のドル円の基準

 ⇒ 2回目の利下げ開始の前後までの推移

  • 2回円高 2回円安だった
  •  分岐点 ⇒ 金利差が5%を超えている場合は円安
  •  ⇒ 5%以下は円高だった
市場が織り込む想定
 ⇒ 年内1回程度のFRBの利下げ かつ日銀が0.25%の利上げ
 ⇔ 一方的な日本の金利上昇は考えずらい = 日米金利差5%維持
☆ 円安基調続く ⇒ 米年内利下げ無し
 
失業率を切り口にすると米FRBは年内の利下げ開始にはまだ距離がある
 ⇒ 失業率は新規失業保険申請者数4週平均に6か月遅れて推移する
 ⇒ 失業率上昇の兆しはまだ見えない
 
☆ 為替介入継続 ⇒ 5%の円高が目安
 ⇒ 95年以降 日米3か月金利差 5%超えが続いた円安局面におけるドル円の調整幅の平均は5%である 
160円 ⇒ 152円程度が介入効果のめど

 

 

 

 

 

 

小川佳紀  昨年的中確率 83.35% 

岡三証券

 

今日の予想レンジ

38100円~38500円

  • FOMC
  • 雇用統計
  •  国内決算 ⇒ 個別企業に関心が高まる

 

グロース株の再評価を見据える

 ⇒ これまで一貫してバリュー株優位だった

 

年初来の上昇率

  1. TOPIX500バリュー 18.7%
  2. TOPIX Smallバリュー 11.2%
  3. TOPIX500グロース 9.5%
  4. TOPIX Small グロース 4.6% 

☆ 今回の決算を期にグロス株を見直す機運が広がるだろう

 

今期予想営業利益 伸び率

  • TOPIXバリュー ー3.3%
  • TOPIX500バリュー ー4.5%
  • TOPIX Smallバリュー 8.3%
  • TOPIXグロース 12.4%
  • TOPIX500グロース 13.2%
  • TOPIX Smallグロース 6.5%
 
今期予想営業利益 伸び率
  • デンソー 87.5%
  • 村田製作所 55.2%
  • ニデック 46.9%
  • ディスコ 41.3%
  • オリエンタルランド 19.3%

 

 

 

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本決算 イビデン
  • 米 4月 ADP雇用報告
  • 米 4月 ISM製造業景気指数
  • 米 3月 JOLTS求人件数
  • 米 FOMC結果発表
  • 米決算 ファイザー クアルコム

 

 

 

 

 

 

 

 

誤字すみません!

狙ってみようかな?

  • デンソー 87.5%
  • 村田製作所 55.2%
  • ニデック 46.9%