10分でモーニングサテライト 2024年4月15日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  153.28      +0.05
金   2374.1  +1.4  -29.1 -140円
銀   28.330 +0.080 -0.635 -3.1円
白金  1001.7  +13.7  -6.8  -32円
原油   85.08  +0.63  -0.20 -170円
コーン 447.25  +6.25  +7.50 +460円
大豆  1186.75  +14.25 +16.75 +960円

米国債2年利回り 4.894%

米国債10年利回り 4.517%

SP500 5123.41-75.65

10年実質金利 2.13%

イールドスプレッド  -0.19%

10年実質金利 2.13%

NYダウ 37983.24-475.86

VIX指数  17.31+2.40

 

 

 

 JPモルガン・チェース

1-3月期 決算 前年比

  • 増収増益 
  • 1株利益は予想を上回る
純金利収入
 ⇒ 前年比 +11.4%
 ⇒ 前期比 ー4.0% 2年9か月ぶりの減少
 

 

 1-3月期決算前年比

シティーグループ 

  • 総収入ー1.6% 
  • 純利益 ー26.8%(純金利収入減)
 
ウェルス・ファーゴ
  • 総収入 +0.6%
  • 純利益 -7.5%(純金利収入減)
 

 

 

 米 消費者物価見通し

4月 ミシガン大学消費者物価指数(前月比)

  • 速報値 77.9-1.5
  • インフレ率の下げ止まりに消費者の不満が現れている
 

 

 USスチール買収

株主が承認

  • 日本製鉄によるばうしゅうが98%超の賛成多数で承認される
USスチール
 ⇒ 日本製鉄とともに前進未来にする一歩近づいた
 ⇔ アメリカの規制当局夜審査 労働組合との協議が長引く可能性

 

 

 

 ジェイミー・ローゼンワルド

ダファルトン・インベスメンツ

日銀 植田総裁の評価

  • 金融のかじ取りで素晴らしい仕事をして来た
  • 日本経済の成長を後押しした
  • 中国だけでなく、東南アジアやインドへの進出も加速させるだろう
  • 今後は先財のインフレ指標を見ながら年末までにあと1回利上げするかもしれない
 
日本株の今後は?
  • 日経平均は今後1年間で5万円突破 
  •  ⇒ あるいは25%以上上昇する可能性がある
 ☆ 多くのセクターで日本企業の株価は信じられないくらい割安だ
⇒ 製造業全般で日本企業は存在感がある
  • ゲームソフトウェア
  • IT
  • iPhone関連部品

 

留意するべきリスク

  1. 東京が大地震に見舞われること
  2. 政治スキャンダル
  3. 中国による台湾攻撃⇒世界に極めて影響あり

 

 

 

 

 

木野内栄治 昨年的中確率 16.6% 

大和証券

 

緊迫する中東情勢

 金融機市場への影響は?

  • イスラエルのETFはもっと下落していた

⇔ イスラエルの株式市場はプラスで帰ってきている

  • 日曜日の間に急落したビットコインもそれなりに戻している
  • イランも今回の攻撃が最終と・・・
☆ 投資家は冷静に対処すべき
 ⇔ ここで一つかないと1週間ぐらい軟化するケースもある

 

現在、安保理が開かれている

 ⇒ イスラエルの報復が懸念されている

 ⇒ 報復の連鎖懸念

 

 

 

 

決算

17日 ASML ⇒ 日本に設備

(露光装置⇒前工程)

  • 受注継続なら他部門も好調
  •  ⇒ 日本の関連企業にポジティブ
 

18日 TSMC ⇒ 月次好調

  • 日本の関連銘柄にポジティブ

 

 

 

 

 

 

日本 緩和的金融環境で好業績・株高に

  • 2年債利回りが緩和的金融政策が維持されるかどうかのバロメータだ
  •  ⇒ 直近は上昇
 
植田さんの真意はどこにあるのか?

 ⇒ 時間軸政策

 

以前の考え方

 ⇒ マイナス金利の深堀はできない⇒緩和を継続する

☆ 将来の需要を前借

  • 住宅需要 ⇒ 長年日本の需要を下支えしてきた
  •  ⇒ 固定ローンに変えてほしい=植田さんの真意
 
2014年の経済教室で寄稿

 ⇒ 時間軸政策を破ると二度と使えなくなる

 

☆ 固定型ローン設定が増えるまで、しばらく低金利を続けるだろう

 

  • 実質金利のマイナスは当面維持される
  •  ⇒ 設備投資を刺激している
3月調査の設備投資は異例に強かった
 ⇒ 決算発表 = ガイダンスが弱いということではない
☆ 今回の下げは押し目買い

 

 

 

深谷幸司 昨年的中確率 16.6% 

マーケット・リスク・アドバイザリー

 

緊迫する中東情勢

 金融機市場への影響は?

  1. 原油価格の上昇⇒米利下げ先送り
  2. リスク回避
  • 投機ポジションでは円売りが積みあがっている
  •  ⇒ 買戻しが強まる可能性あり⇒円高
 

 

今日の予想レンジ

152.50円~154.00円

  • 中東情勢で積みあがったポジション手じまいでは円高

 

 

 

低ボラティリティー下の投機と介入

 ⇒ 財務省は投機的としている

  • 日本の貿易サービス収支の赤字足元では金利差より
  • 個人投資家の外貨投資
  • 日本企業の対外直接投資
⇔ 34年ぶりのドル高円安になるほどの水準ではない
☆ 大きいのは金利差である
 
 

  • 足元では金利差よりドル高円安に振れている
  •  ⇒ 投機筋による行き過ぎ
 
  • 円売りポジションは過去最大水準
  •  ⇒ これを可能にしているのが予想変動率の低さだ
 
 

過度な低ボラティリティーが介入に影響を及ぼしている

  • 足元のような緩やかな動きでは介入のイメージは描きにくい
☆ 低ボラティリティー時でも介入はあり得る

 

 

 

3月 貿易収支に注目

 ⇒ 3500億円黒字見込める

  • 一時 2兆円を超えるような赤字だった
☆ アメリカ予想以上の堅調⇒原油価格高止まり⇒利下げ先送り
⇒ 根強い円安要因もある
 
 
 
 
 
 

 

林卓郎 昨年的中確率 100% 

岩井コスモ証券

 

今日の予想レンジ

38700円~39200円

  • 3万9000円を割り込んで始まりそうだ
  • その後、下げ渋るだろう
  • 個人投資家の買い姿勢が強い
  • 信託銀行の益出し売りが過去最高⇒今後買う理由
 
バリュー株先行支える諸要因
 ⇒ 東証の資本効率の要請

 

  • 低PBR銘柄が買われている
 
  • 開示済み 検討中の企業が高パフォーマンス
 
金利上昇局面ではバリュー株が先行されやすい
⇒ 対応開示済みの主力低PBR企業一覧 連結PBR(倍)
  • 日本郵政 0.47
  • ゆうちょ銀行 0.6
  • JEF HD 0.65
  • 日本製鉄 0.71
  • 商船三井 0.73
  • ホンダ 0.75
  • みずほFG 0.78
  • 三井住友トラストHD 0.80
  • AGC 0.85
  • 旭化成 0.90
  • 川崎汽船 0.95
  • 武田薬品工業 0.96
 
 

 

 きょうの予定

  • 日本 機械受注
  • 米 3月 小売り売上高
  • IMFと世界銀行の春季会合~20日

 

 

 

誤字すみません!