10分でモーニングサテライト 2024年4月12日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  153.26      +0.20
金   2390.5  +42.1  +35.7 +191円
銀   28.560 +0.508 +0.580 +3.0円
白金   995.2  +18.8  +15.7  +84円
原油   85.01  -0.43  -0.43 -310円
コーン 441.00  -4.75  -6.25 -340円
大豆  1172.50  -5.50  -3.25 -100円

米2年国債利回り 4.952%

米10年国債利回り 4.589%

SP500 5199.06+38.42

イールドスプレッド 0.210%

10年実質金利 2.14%

NYダウ 38459.08-2.43

VIX指数 14.91-0.89

 

 

 

 

 

 ECB 金利据え置き

 ⇒ 主要政策金利 4.5%据え置き

 ⇒ 中銀預金金利 4.0% 据え置き

 

ラガルド総裁

⇒ インフレが持続的に目標に収束している確信を得られれば引き下げが適切になる

  • 数人のメンバーが今回の会合で利下げ主張した
  • 政策はFRB次第ではなくデータ次第で決める
 
 

 

 IMF

ゲオルギエバ専務理事

  • 主要な中央銀行が今年後半に利下げを開始する環境が整う
  • インフレはまだ続いている
  •  ⇒ 必要であれば早期の利下げ圧力に抵抗すべき
  •  ⇒ 中央銀行の独立の需要性を強調
 
 

 

 米 生産者物価

3月 生産者物価 (前月比)

  • +0.2% (2月)+0.6%
  • 市場予想 +0.3%
 
前年比
  • +2.1% (2月+1.6%)
  • 市場予想 +2.2%

 

 

 

 米 失業保険申請

新規失業保険申請件数(3月31日~4月6日)

  • 21万1000人 (前週比 -1万1000人)
  • 市場予想 21万5000人
 
失業保険受給者総数(3月24日~30日)
  • 181万7000人 (前週比 +2万8000人)

 

 

 

 

矢澤賢 昨年的中確率 100% 

大和証券CMアメリカ

 

ナスダック大きく上昇

 ⇒ エヌビディア上昇 

  • 雇用は強くインフレ再加速
  • パウエル議長 ”1月は季節性” ⇒ 3月その可能性は下がった

インフレ指標で劇的な改善がないかぎり 6月どドットチャート上振れ

 ⇒ 株式はしばらく上値が重いだろう

 

 

米 金融決算

 ⇒ 総じて堅調な内容だろう

  • 預金金利が安定している
 
  • 利下げが遠のくと
  •  ⇒ 純金利収入の上振れ要因
☆ JPモルガン・チェース ウェルズ・ファーゴは前回慎重見通し
 ⇒ 今回には追い風となる
 
投資部門 
 ⇒ 社債が増えている
 ⇔ M&Aや株式発行は遅れている
 
商業用不動産の影響をどう見るか?

 ⇒ オフィス向け融資について大手銀行存在はの小さい

  •  これまで積み上げてきた引当金がいつ取り崩されるか市場は注目している

 

 

 

 

 

 

 

剱崎仁 

ソシエテジェネラル証券

 

日銀の追加利上げは7月か10月か

 ⇒ 市場では7月と10月が拮抗している

  • 私は10月を予想している

 

 

 

 

 

内田稔 昨年的中確率 70% 

高千穂大学

 

ECB利下げ転換を示唆

  • 物価の減衰はユーロ圏の方が早い
  •  ⇒ 利下げが始まった後の利下げペース幅ともう上回るだろう
☆ 1.05割れ ユーロ安ドル高が進むだろう
 ⇒ ユーロドルは為替ペアで出来高が一番多い
  ⇒ 為替市場全体にドル高が波及する
 
☆ 日銀利上げ アメリカ利下げ ⇒ ドル円がピークアウトしても
ドル円 ⇒ 145円割れ 140円前半がめど
 

 

今日の予想レンジ

152.30円~153.80円

  • 152円を抜けたことでドル円は堅調に推移
  •  ⇔ 為替介入での相場急変に注意
 
日本為替介入は効くのか?
2022年の介入時
 ⇒ 当日の下げ幅が最大5円を超えた
  • 1回目の介入ではドル円続伸
  • 2回目に介入ではドル円下落

 

  • ドルインデックスに沿って下落していた
  •  ⇒ 10月2回目の介入も必ずしも効果があったとは言えない
 
 
  • 円安の原因は日本の実質金利にある
  •  ⇒  為替介入だけで円安を止めるのは容易ではない
☆ 円安をl止めるには日銀の利上げが必要

 

 

日本の輸入物価=

ドル円とドル建ての資源価格を掛け合わした数値と連動

  • 最近のドル円と原油価格の上昇によって輸入インフレの再燃は必至
  • 大幅な賃上げでも実質賃金のプラス転換は困難だ
  • 市場はわずかな利上げしか織り込んでいない
  • 早期の利上げ観測を伴う為替介入であればある程度止められる
☆ 利上げをしても円高への反転は難しい
 ⇒ 実質金利が大幅なマイナス圏では無理
☆ 今後155円が意識されるだろう

 

 

 

 

日本外貨準備は潤沢

 ⇒ 前回介入時 9兆円

  • 現在の外貨化準備 195.3兆円
  •  ⇒ 介入に使える預金は23.5兆円
  •  ⇒ 大規模介入には米国債の大規模な売却が必要
  •  ⇒ 外国の金利を高める効果がある=円安

 

 

 

高田将成 昨年的中確率 90% 

JPモルガン証券

 

今日の予想レンジ

39500円~39800円

  • 主力銘柄の買い戻しが有力となりそう

 

インフレ再熱リスクと日本株

 ⇒ 原油価格上昇によりアメリカ利下げ期待が後退している

  • 100ドルになればアメリカ利下げはなくなるかも
ドル高円安になれば日本株は有利になるのでは?
 ⇒ この有効性がやや落ちている
 
 
  • 金利上昇について日本株は連動しにくい
  •  あるいは 逆相関の可能性がある
外国人投資家が期待した海外金利上昇局面における日本株のヘッジ機能は薄れている
 
金利上昇ならバリュー株といわれるがどうか?
 ⇒ バリュー株はインフレ懸念が追い風となる
 
 
  • 過去1か月で変化している
 
米国利下げシナリオ後退
 ⇒ バリュー 高配当株の中でもディフェンシブ 中小型銘柄に絞り込みたい
 
 
 
 
 
 
 
 

誤字すみません!