10分でモーニングサテライト 2024年4月3日  | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  151.58      -0.16
金  2297.5  +40.4  +22.1  +96円
銀  26.200 +1.127 +0.715 +3.4円
白金  936.9  +25.5  +18.2  +84円
原油  85.21  +1.50  +0.91 +780円
コーン 426.50  -9.00  -8.50 -530円
大豆 1174.00 -11.75 -12.25 -750円

米2年国債利回り 4.693%

米10年国債利回り 4.359%

SP500 5205.81-396.61

イールドスプレッド 0.2450%

10年実質金利  1.96%

NYダウ 39170.24-396.61

VIX指数 14.61%

 

 

 

 セクター別騰落率

  1. エネルギー 1.4%
  2. 公益 0.2%
  3. 通信 0.1%
  • 不動産 ー1.1%
  • 一般消費財 ー1.3%
  • ヘルスケア ー1.6%
 

 

 米中首脳が電話会談

2023年11月 サンフランシスコ近郊で対面で実施して以来初

バイデン大統領

 ⇒ 台湾海峡の平和と安定などの重要性を強調

 

習近平

 ⇒ 台湾海峡の問題は第一の越えてはいけないレッドラインだ

  • 貿易政策
  • 朝鮮半島問題
  • 閣僚レベルの対話

 

 

 

 JOLTS求人

2月 雇用動向調査(前月比)

  • 求人 875万6000人+8000人
  • 小幅増加
 
 

 

 テスラ納入台数

テスラ 1-3月期 納入台数 前月比

  • 38万6810台ー8.5%
  • 市場予想 44万9080台
 
 
 
 

 

中川幾代 昨年的中確率 81.8% 

東海東京証券NY

 

早期利下げ期待後退

 ⇒ 3月ISM製造業景気指数に続き

 ⇒ 2月製造業受注も市場予想を上回った

  • 好調な製造業がインフレ圧力を高める
  •  ⇒ 3日 パウエル議長講演 ⇒ 利下げ慎重か
 
テスラ納入台数

 ⇒ 株価5%下落 

  • 市場はEV需要が大きく減退を危惧
  • 予想下方修正をさらに下回る
  •  リビアンも5%下落
⇔ 中国BYD 1-3月期 販売台数前年比 +13.4%
 
 
 
AI創薬に注目
 コスト時間の削減
  • 医薬品市場全体に年600億~1100億ドルの経済効果
  • AI発見の新薬が初承認を得るのは5年未満と予測
☆ ビオンテック 2023年AI企業買収
 ⇒ エヌビディアはバイオネモを開発した⇒100社超が利用
 
 
 
 

 

青木大樹 昨年的中確率 43.85% 

UBS Sumi TRUSTウェルス・マネジメント

 

米雇用動向調査

 ピークより下がっている 

⇔ 700万件まで下がらないと失業率は下がらない

  • 労働市場は堅調
☆ 雇用のミスマッチ拡大の可能性

 ⇒ 雇用の充足率=採用数の変化/求人数の変化⇒ 低下している

  • 求められている職種に対して雇用者のスキルがマッチしていない
  • 雇用者は解雇していない
  •  ⇒ 新陳代謝の低下 ⇒ 構造的な問題
 
 
 
中国経済 真のアキレス腱
 ⇒ 過去アメリカの利上げの後のショックを注目
  • 中国はそのうちのリスク
  • 22か月連続マイナス
 
  • コロナ以降 中国の貿易収支は大きく改善してきた
  •  ⇒ 世界中がモノの消費を増やした ⇒ 国内の貯蓄超過
  •  ⇒ 経済への波及は避けられやすい⇒すぐに国の全体リスクにはならない
今後も経常黒字は続くのか?
 ⇒ 世界的なものの消費は継続しない
 ⇒ 米中対立
 
 
  • 消費の伸びより高い
 
取引通貨の割合
  1. 米ドル 44.3%
  2. ユーロ 15.3%
  3. 日本円 8.4%
  4. 人民元 3.5%
☆ 経常収支赤字は元安 ⇒ 世界経済に影響
 
 
 
 
日本 長期金利
実質成長率 1.2%でも長期金利は将来3.6%まで上がる
 ⇒ 長期金利上昇による利払いで財政赤字増大
  • 単年度では耐えれるが長期では影響大きい
 
 
 
 

高島修 昨年的中確率 

シティーG証券

 

今日の予想レンジ

150.75円~152.25円

  • 普通はリスクオフのドル高になるはず
  •  ⇔ ドル円若干下落
152円を超えると介入かも
 

円買い介入の可能性を占う

 ⇒ 先週 財務省 金融庁 日銀の三者会合(断固たる措置)

 ⇒ いつ円買い介入が行われてもおかしくない

 ⇒ 152円を守りたい

 

前回より警戒感が高まらないといわれてるが?

 ⇒ 通貨オプション市場ではボラティリティーが2022年と比べて低い

 
⇔ 当局の定義と市場ではやや異なる

 

日本当局の為替介入の判断ポイント

  • スピード感
  • 絶対水準
  • 政治環境
  • 国際関係(アメリカ)
  • 国内外の市場に及ぼす影響

人民元に注目

2010年代以降の円安局面 ⇒ 1元20円を超えて円安が進む

  • 2015年けん制発言 
  • 2022年円買い介入

☆ 現状 円元レートは20円を超え始めている

 ⇔ 2000代以降に行われた円売り介入は1元12円前後まで円高時点

 

 

☆ 輸出入を合わせると中国は日本最大の貿易相手国だ

 ⇒ 円買い介入は米ドルで行われるが人民元もよく見ておきたい

 

 

 

グローバルPMI

 ⇒ 回復している

  • リスクオン
 
 
 
 

 

香川睦 昨年的中確率 60% 

楽天経済研究所

 

今日の予想レンジ

39500円~39900円

  • NYは長期金利上昇で株価下落した
  • 東京も軟調で始まる
  • 時間外NYで上値も重くなるだろう
 
 

円相場と円の購買力下落

 

  • 各国通貨に対して円が下落している
  • 日本の物価上昇、輸出企業の利益押上げ
  • 円安はアメリカ株高とともに東証株高
 

円の実効為替レート:約60か国の貿易量や物価変動を加味

  • 1973年の変動相場制前の水準を一段と切り下げている
  • 物価高の中、国内の現預金の購買力減退は長期トレンドとなっている
  • 一般家計の貯蓄から内外リスク資産への長期分散投資への資産シフト

☆ 海外投資家の買いが日本株を支えるだろう

 

日経平均の想定レンジ(2025年3月期の前期比増益率)(円)

予想PER ⇒ 2% 4% 6% 8%

  • 15.0倍⇒36184 36893 37602 38312
  • 15.5倍⇒37390 38123 38856 39589
  • 16.0倍⇒38596 39353 40109 40866
  • 16.5倍⇒39802 40582 41363 42143
  • 17.0倍⇒41008 41812 42616 43421
  • 17.5倍⇒42214 43042 43870 44697

☆ 年末 2025年 8%増益×PER17倍=4万3000円越え

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本 日銀 需給ギャップと潜在成長率
  • 中国 3月 非製造業PMI財新
  • ユーロ圏 3月消費者物価指数
  • 米 3月 ADP雇用統計
  • 米 3月ISM非製造業景気指数
  • 米 パウエル議長講演

 

 

 

 

誤字すみません!