１０分でモーニングサテライト ２０２４年１月４日

 きょうのマーケット

銘柄　　最新値　前日比　大引比　円換算 為替　 143.25　　　　　 +1.23 金　　2049.4　 -24.0　 -23.8　 -28円 銀　　23.245　-0.708　-0.640　-2.0円 白金　 984.6　 -13.7　 -14.1　 -25円 原油　 72.95　 +2.57　 +2.71 +2990円 コーン465.25　 +1.50　 +0.25　+240円 大豆　1277.00　 +3.50　 +5.25　+850円

米２年国債利回り　4.333%

米１０年国債利回り　3.920%

SP500　4704.81-38.02

イールドスプレッド　0.799%

１０年実質金利　1.72%

ＮＹダウ　37430.19-284.85

ＶＩＸ指数　14.04

 FOMC議事録

参加者　

自分たちの見通しには異常に高い不確実性

⇒　追加利上げが適切な可能性

 米　製造業景況感

２０２３年１２月　ISM製造業景況感　前月比

• ４７．４＋０．７
• 市場予想　４７．１

 米　雇用動向調査

２０２３年１１月　雇用動向調査　前月比

• 求人　８７９万人－６万２０００人
• ２０２１年３月以来の低水準

２０２３年１１月失業者数

• ６２９万１０００人
• ⇒　１人当たりの求人　約１．４人

リッチモンド連銀

バーキン総裁

☆　アメリカ経済”ソフトランディング”の可能性が高まる

• 需要や雇用　インフレ率はすべて急上昇した
• ⇒　今は正常に戻る道筋にあるようだ。
• ⇔　力強い需要はインフレ率の抑制にならない

☆　追加利上げの可能性に言及

シュナイダー恵子 

大和証券ＣＭアメリカ

２０２４年の投資戦略

日本　⇒　インフレ　円安時代の対策

• ドル資産への分散投資を考える時期と考える
• 円の価値が急激に下がった影響は身近なところにも増えている

機種ーーー発売ーーーアメリカーーーー日本

iPhone８　２０１７年　６９９ドル　７万８８００円

iPhoneX　２０１７年　９９９ドル　１１万２８００円

iPhoneXS　２０１８年　９９９ドル　１１万２８００円

iPhone１１　２０１９年　６９９ドル　７万４８００円

iPhone１２　２０２０年　７９９ドル　８万５５００円

iPhone１３　２０２１年　７９９ドル　９万８８００円

iPhone１４　２０２２年　７９９ドル　１１万９８００円

iPhone１５　２０２３年　７９９ドル　１２万４８００円

８⇒１５の価格変化　・・・　＋１４％・・　＋５８％

マイクロソフト　クラウドサービス価格【約】

1. ブラジル　７％値下げ
2. インド　６％値上げ
3. 台湾　７％値上げ
4. 中国　７．５％値上げ
5. 韓国　８％値上げ
6. スウェーデン　１０％値上げ
7. ノルウェー　１２％値上げ
8. 日本　２０％値上げ

肥満症治療薬

　⇒　新たな風

• ピーク市場規模　９４８億ドル
• 開発段階の薬　４０超
• 多くの成人病に効果がある

広木隆 

マネックス証券

能登半島地震

• 被害は限定的だ
• マーケットの影響も限定的
• ナスダックと連動すれば１０００円下げてもおかしくない
• ５００円安程度であれば地震の影響は限られる

有望な投資先

　⇒　日本株　４万円

　⇒　Ｂitcoin　６万ドル

植野大作 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

能登地震

⇒　為替は円安に動いたがどうか？

• １月の日銀決定会合でのマイナス金利解除はないだろう
• 昨日　アメリカの長期金利が４％近くまで上昇した
• 円安要因とドル高要因で１４３円台に回復した
• 日銀総裁の発言対応が注目される

２０２４年のキーワード

　”TFSD”

• T　テクニカル
• F　ファンダメンタルズ
• SD　為替需給

• ２０２２年１０月高値と23年１１月高値はほぼ同じ
• ダブルトップとなっておりピークを示唆
• ⇒　今後のドル円は下降局面

だましもあるがファンダメンタルズも円高局面か？

⇒　昨年１２月のFOMCでFRBは３回連続利上げを見送った

• FOMCで今年３回の利下げ予想だった
• 日銀は今年どこかでマイナス金利解除

２０２４年　

⇒　アメリカが利下げ

⇒　日本は利上げ

☆　ファンダメンタル分析でも円高発生を予想

１ドル１３０円台はあるが割れはあっても定着しない

• アメリカは金利が５％で物価が３％だ
• ⇒　実質金利は＋２％
• 日本は金利がゼロ％で物価が３％
• ⇒　実質金利は３％

☆　日本の基礎体力はない＝極端な円高はない

日本　令和の国際収支

• 第一次所得：大幅黒字だが円転比率が低い
• 第二次所得：赤字基調（貿易・サービス）
• 直接投資：対外投資が対内投資を上回る流失超過
• 証券投資：現役世代の老後資金の積み立てがグローバル化

NISAの影響はどうか？

⇒若者は外貨中心

ドル円１３０円台はドル買いのチャンスか？

• 後半は買いにくいが前半まで進んだら買い下がってもいいだろう
• 昨年もワンチャンス　１３０円割れが２２日間あった　

有望な投資先

　⇒　グローバル　分散型投信

森田長太郎 

オールニッポンAM

能登地震

☆　過去の経緯でも大災害のようなところでは日銀もある程度配慮するだろう

• もともと１２月の決定会合を受けて金利市場では１月解除はなさそうだった
• ４月まで行けば災害の影響も払しょくされる
• 　⇒　昨年末から４月とみられていた

２０２４年のキーワード

　ニュー　・ニューノーマル

• ソフトランディングへの期待が高まる

☆　２０１０年台のディスインフレ時代には戻らないだろう

リーマン危機後～コロナ危機までのニューノーマル

　⇒　低インフレ　低成長　低金利が状態の世界

ーーーーー　構造変化ーーーーーーー

ニュー・ニューノーマル　ニューノーマル２．０

　⇒　やや高めのインフレ率　普通の成長　やや高めの金利

有望な投資先

　⇒　年前半　米国際

　⇒　年後半　ＪＧＢ

矢嶋康次 

ニッセイ基礎研究所

国内政治情勢への影響

⇒　政治と金の問題で後倒ししたい政権の意図がある

⇔　支援策のための通常国会をめぐる話題が高まるだろう

２０２４年のキーワード

”３％”のジンクス

IMF経済見通し

２０２３年⇒２０２４年

• 世界　３．０⇒２．９
• 先進国　１．５⇒１．４
• アメリカ　２．１⇒１．５
• ユーロ圏　０．７⇒１．２
• 日本　２．０⇒１．０

インフレ予想

２０２３年⇒２０２４年

• 世界　６．９⇒５．８
• アメリカ　４．１⇒２．８
• 欧州　６．５⇒３．７
• 日本　３．２⇒２．９
• 中国　０．７⇒１．７

• 今年　上方修正と下方修正では大きく変わる
• 企業は強いが家計は弱い

有望な投資先　

　⇒　新興国

 ２０２４年のドル円相場

高値の水準

• １５５～１６０円　１人
• １５０～１５５円　３人
• １４５～１５０円　２１人
• １４０～１４５円　１０人
• １３５～１４０円　２人

安値の水準

• １３５～１４０円　８人
• １３０～１３５円　１４人
• １２５～１３０円　９人
• １２０～１２５円　４人
• １１５～１２０円　１人
• １１０～１１５円　１人

誤字すみません！