きょうのマーケット
銘柄 最新値 前日比 大引比 円換算
為替 141.84 -0.75
金 2088.7 +18.9 +12.7 +8円
銀 24.520 +0.124 +0.095 -0.2円
白金 1015.4 +19.8 +17.1 +54円
原油 74.08 -1.49 -1.32 -1530円
コーン 476.50 -3.75 -3.25 -320円
大豆 1320.50 +1.50 +3.25 -190円
米2年国債利回り
米10年国債利回り
SP500
イールドスプレッド
10年実質金利
NYダウ
VIX指数
米 製造業景況感
12月 リッチモンド連銀製造業景気指数 前月比
- ー11-6
- 2か月連続マイナス
堀古英司
ホリコ・キャピタル・マネジメント
2024年 どうなるアメリカ株
- 10%程度の下げは2年に1回ある
- 20%超の調整は5年に1回ある
☆ すでに20%超の調整は4年で2回やっている
⇒ 10%の調整も2年に1回やっている
- マーケットは今、十分に怖がっている
- ⇒ 来年はそれほど下値を心配する必要はない
大統領任期のSP500上昇率
1951以降平均
- 1年目 8%弱
- 2年目 4%弱
- 3年目 17%弱
- 4年目 7%強 ⇒ 平均入り少し弱い
- 選挙は不透明要因なので直前の数か月で調整する
- ⇔ 来年はFRBによる利下げが確実に始まる
- ⇒ 平均的な大統領選挙の年より上昇率は高いだろう
☆ 2024年末までに10~12%上昇すると予想する
⇒ 5300程度を目指すだろう
- 市場でパッシブの運用が増えすぎた
- ⇒ パッシブが不自然に市場を動かした
- ⇒ パッシブ運用は割高であっも時価総額の大きい銘柄を買わざるをえなくなる
- ⇒ 結果的にパフォマンスが落ちる
- ⇒ アクティブが相対的に優位になった
唐鎌大輔 昨年的中確率 85.7%
みずほ証券
今日の予想レンジ
141.00円~141.90円
- 円高が進んでいる流れは引き継ぎやすい
- 長期的に見ても円の売り持ちポジ相は積み上がっている
- どうしてもバイアスは円高にかかりやすい
年内の取引
⇒ よほどの事がない限りドル安円高が続きやすいが、方向感はない
米 新規失業保険申請者数
FRBが智下げを示唆している ⇒ 今後出てくる指標は弱いとみられる
⇒ 思ったより改善しているとなるとヒステリックに反応しやすい
- 現状は失業件数は低下している
- マーケットは失業率が上昇していることを期待している
- ⇒ その通りなるか注目
2023年の為替相場を振り返る
1973年以降で貿易赤字の大きい年
貿易収支(兆円) 円の対ドル変化率(前年比%) 円の下落率順位
- 2022年 ー20.3 ー13.9 6位
- 2014年 ー12.8 ー13.7 7位
- 2013年 ー11.5 ー21.4 2位
- 2012年 ー6.9 ー12.8 9位
- 2015年 ー2.8 ー0.4 22位
- 2023年11月まで ー9.3 -3.3
☆ 今後見るべきポイント
2024年 ドル円相場をを展望
過度な円安から穏当な円安
⇔ ほとんどのエコノミストは円高(日米金利差縮小)と見ている
- 傾向的には円高
- ⇔ 水準は需給次第
2024年のキャッシュフローベースの経常収支見通し
⇒ 22年や23年より貿易収支が改善される
- 貿易収支 第2次所得収支改善予想
- ⇔ 貿易赤字がなくなるわけではない
貿易赤字国として迎える米利下げ局面
プラザ合意時点での日本は貿易黒字国だった
米金融政策 利下げ ⇒ 過度な円高
- 投機取引 ⇒ 円買い ドル売り
- 実需取引 ⇒ 円買い ドル売り
米利上げ局面
⇒ 投機取引 円売りドル買い(キャリー取引)
⇒ 実需取引 円買いドル売り
今は貿易赤字国
⇒ 米金融政策利下げ
- 投機取引 円買いドル売り
- 実需取引 円売りドル買い
☆ そんなに円高にはならない
2019年の時日本は貿易赤字国だった ⇒ 米金融緩和
- 利下げ直後は円高に振れた
- その後 2か月後に円高に戻った
- ⇒ そこまで円高にならない
来年日本が貿易黒字に転換することはないのか?
⇒ 日本の構造は2011年以降変化した
- 黒字になる事はないと思う
- 変動はあるが、そのレンジが変わった
- そのレンジの中で円安になることはあるが大したことはない
☆ 2024年の予想レンジ
⇒ 130円~145円
西原里江 昨年的中確率 33.3%
JPモルガン証券
今日の予想レンジ
33300円~33600円
- 昨年、日銀の主な意見”来春の春闘の動向を見ていからでも遅くない”
- 141円後半まで円安が進んだ
- ⇒ 日経平均は全面高
- 本日はアメリカの10年金利が3.7%台まで低下 ⇒ 円高 =株下落
- 今日は為替次第
11月商業動態調査
① 実質賃金が底打ちしているが小売売上高も底打ちしているかどうか
② 消費拡大がすそ野が広くなっているかどうか
- 百貨店 2: スーパー5
- スーパーが上がっているかどうか
2023年の株式を振り返る
ナスダックに次いで高いパフォーマンスだった
⇒ アベノミクス以来10年ぶりの上げ幅
- 個人売り越し
- 金融機関売り越し
- 海外投資家買い越し 6兆円
4-6月期
⇒ ウォーレン・バフェット
2023年の日本株を支えた要因
- 米国の金利上昇 ⇒ 日本株はバリュー株が多い
- 対照的な日米金融政策 ⇒ 米引締め日本緩和
- 円安 ⇒ 業績サポート
構造変化
- 30年ぶりの賃上げ方針
- 東証資本コスト経営要請を受けた企業行動
セクター別年初リターン
① 卸売業 37.4%
② 輸出用機器 35.9%
③ 電気機器 33.9%
④ 機械 30.7%
⑤ 電機・ガス 30.6%
⑥ 銀行業 27.8%
➆ 食品 21.3%
⑧ 不動産業 20.6%
2024年 株式相場展望
アメリカの景気見通しが日本株見通しを左右
日経平均 年末 3万5000円予想
⇒ 23年12月 3万3000円
⇒ 24年3月 3万3500円
⇒ 24年6月 3万1500円
⇒ 24年12月末 3万5000円
- アメリカ景気後退に近いと見ている
- SP500 年末 4200 12%下落
- 欧州も下落
アメリカソフトランディングなら
⇒ 日経平均は3万7000円から3万8000円
株式相場のカギを握るポイント
① 米景気がどの程度悪化するのか
② 米 ハイテク株効果は続くか
③ 対照的な日米金融政策
④ 日本のデフレ脱却・企業統治改革
米 2024年ハイテク株の牽引は落ち着く
2023年初来 マグニフィセント7株14.9% その他9.5%
2024年予想 マグニフィセント7 3.3%上昇
⇒ 7銘柄で3%上昇は大きい
2024年の日米金融政策予想
FRB=緩和 ⇒ 6v月以降25bp利下げ 計125bpの利下げ
日銀=引締め ⇒ マイナス金利解除
- 日本の株にとっては不利
- 輸出企業の足かせ
⇒ 国内の構造変化でどれだけ打ち返せるか
⇒ デフレ脱却なるか
年末の予定
28日
- 日本 11月商業動態調査
- 日本 11月 鉱工業生産
- 米 新規失業保険申請者数
29日
- 日本 東証大納会
- 米 12月 シカゴPMI
31日
- 中国 12月 製造業・非製造業PMI
誤字すみません!