クリント・イーストウッド | 中学受験を見直したい(隊)+α

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クリント・イーストウッド

1930年5月生まれ、齢九十三。

私はこの人の“映画”が好きだ。

ダーティー・ハリーも見たが

年を取ってからの主演映画、監督作に秀逸なものがたくさんある。

 

そして、それらの作品に共通しているものがある。

一本筋が通った役者であり監督であり、映画人なのだろう。

何より

良い男だ。

 

こんなよぼよぼになって

こんな恰好良い爺さんは世界広しと言えども

この人しかいない。

 

人を愛し、国を愛し

好きなオンナには一途で

曲がったことが嫌い。

とっつきは悪いが一度中に入るとこれほど熱い人はいない。

 

彼のどの先品も

見終わった後に独特の余韻が残る。

忘れていた何かを思い出させてくれる。

 

『運び屋』という作品がある。

私はもう何度も観た。

でも何度でも観たい。

 

助演男優に

ブラッドリー・クーパーが名を連ねている。

この二人の絡みは実に見ごたえがある。

何より自然なのである。

 

クリントイーストウッドとは

ハリウッドの俳優から見たらどんな印象なのだろうか。

とてつもない巨星であるはずだ。

だが、彼とのシーンは

どの俳優さんもほんとに自然なのである。

そういう雰囲気にさせる何かを

この爺さんはきっと持っているんだと思う。

 

彼は相手役が誰であれ、

いつもクリント・イーストウッドなのだ。

これは悪い意味ではない。

いい意味で言っている。

監督したしていなくても

イーストウッドだとわかる。

 

 

ローハイドで初めて彼を知った。

荒野のガンマン、

ダーティー・ハリー・・・私はこの映画で初めてスミス&ウエッソンという銃の名も知った。

シークレット・サービス、マジソン郡の橋、ミリオンダラー・ベイビー、

父親たちの星条旗&硫黄島からの手紙のユニークな二部作

グラン・トリノ、ヒア・アフター、人生の特等席、

アメリカン・スナイパー、運び屋、リチャード・ジュエル・・・

 

枚挙に暇がないとは

まさにこのことだ。

しかもどれも見ごたえのある作品ばかり。

 

昨日もまた

『運び屋』を観てしまった。

 

観るたびに

ちゃんとしなきゃな、と思うのである。