【天皇賞・春結果】
勝ったのは、フィエールマン、6戦目で春の盾制覇だ!
終わってみれば堂々の横綱相撲、フィエールマンの強さを再認識させられた一戦だった。
ゲートではフィエールマン、エタリオウ、ケントオーが行き脚付かずで後方から。
それでも直ぐに位置を上げて中団で折り合う。
流れはスローと見るや、向こう正面から仕掛けて行って4コーナーでは先頭に立った。
追ってくるグローリーヴェイズと追い比べになったが、抜かせない根性もばっちりだった。
2着入線はそのグローリーヴェイズ。
ラストの叩き合いは見どころ十分だった。
強いと言われる4歳世代、フィェールマンには僅かに届かなかったが、これは相手の地力が一枚上だったということだろう。
この馬の競馬は出来たと思えるし、今後の更なる成長に期待したい。
3着入線はベテランのパフォーマプロミス。
1~2着馬の4歳馬にこそ離されてしまったが、追い込んで来たエタリオウとの競り合いを制し、7歳馬ここにあり!と言わんばかりの存在感をみせてくれた。
ベテランの激走を想定していたが、この馬を指名できなかったのは悔しい限りだ。
さて、本命に推したエタリオウだったが・・・。
フィェールマンと共にゲートで行き脚つかず後方からの競馬になったが、鞍上の判断と思えるが、後方のままで縦長の展開。
位置を取りに行ったフィエールマン、後方のままのエタリオウ。
3コーナー辺りから動いて行ったが、前が止まるハズのない馬場とあまりに後方からでは、結局大外を回っての脚は長く続くはずもない。
敗けるべくして負けたレースだったが、馬の地力自体の差はまだ大きいものではない。
鞍上のルメール騎手とデムーロ騎手の判断力の差、勝負勘では近走の成績と勢いの違いか。
【天皇賞・春予想回顧:抜粋】
前述のとおりGⅠ馬の出走は一頭のみ。
その菊花賞はスローで流れて最後は瞬発力勝負。
本来のスタミナ勝負とは別の展開でした。
天皇賞・春はデータどおり内枠の先行馬優勢のレース。
好位で折り合ってロスのない競馬が出来そうなエタリオウ。
最強の1勝馬、その分勝ちみは遅いのだが連軸としての信頼は十分にありそうだ。
相手に古馬陣中心に、4歳勢を押さえる。
本命:エタリオウ
対抗:リッジマン
単穴:ロードヴァンドール
特注(サイン馬):クリンチャー
押さえ:メイショウテッコン、グローリーヴェイズ、ユーキャンスマイル、フィエールマン。
【結果】
[京都11RGⅠ] 第159回 天皇賞・春 芝・3200m 外 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
着 枠 馬番 馬 名 性齢 斤 騎手 着差 人気
1[7] 10 フィエールマン 牡4 58 ルメー 3:15.0 1(押さえ)
2[5] 7 グローリーヴェイズ 牡4 58 戸 崎 クビ 6(押さえ)
3[6] 8 パフォーマプロミス 牡7 58 北村友 6 8
4[2] 2 Bエタリオウ 牡4 58 デムー クビ 2(本命)
5[6] 9 ユーキャンスマイル 牡4 58 岩田康 3 3(押さえ)
払戻金
単勝 10 280円/複勝 10 150円 / 7 320円 / 8 630円
枠連 5-7 1480円/馬連 7-10 1780円 / 馬単 10-7 2470円
3連複 7-8-10 16410円 / 3連単 10-7-8 49110円
ワイド 7-10 710円 / 8-10 1660円 / 7-8 4260円