なかなか耐え難い暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は数学検定2級を受けてきました~(´▽ `)ノ
■数学検定(正式名称:実用数学技能検定)とは
数学検定は、公益財団法人日本数学検定協会が実施している、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定です。数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼んでいるそうです。受検資格は特になく、誰でも受検が可能です。昨年度は約37万人もの人が受検しているメジャーな試験の一つといえます。
今回は2級を個人で受検してきました。2級は、高校2年程度(数学Ⅱ・数学B程度)の試験となっています。なお、協会が主催する試験は年3回ですが、団体受検(たとえば学校で生徒がまとめて受検する等)でも個人を受け入れてくれる場合があるようで(外部受検)、その仕組みを使えば年に複数回受検することもできるみたいです。
2級は1次試験と2次試験に分かれており、両方に合格することで2級合格と認定されることになります。
■受検レポート
勉強開始時にまず過去問を解いてみたところ、1次:まあ何とかなりそう、2次:けっこう難しそう、という感じでした。なので1次の過去問を解いて公式とかを思い出しながら、思い出した公式を使って2次の過去問を解いてみてわからない場合はすぐに解答をみる、というように勉強しました。何回分かやってみて、2次試験レベルまで完成させるのは間に合わなそうだなということがわかり、解けそうな問題が出ることを祈りつつ、当日を迎えました。
会場は千葉の日出学園。京成の菅野駅から徒歩5分程度。幼稚園から高校まである私学で、かなり立派な学校でした。最寄駅から会場まで他の受検者のみなさんと一緒に歩いていたのですが、親に連れて来られている小学校低学年のお子様からお歳を召されている方々まで、非常に年齢層が幅広かったのが面白かったです。
1級から11級まで一同に受検が行われるってなかなか壮観だなー、と思いつつ2級をみると、受検人数は50人弱で会場は5階。エレベーターは見当たらず階段で5階までのぼりました。老いつつある身体にはこたえるぜ……。教室に入ってざっと座っている方々を見渡すと、高校生~大学生くらいの層がメインで、男女比率は半々くらいという感じ。自分のような大人もまあちらほらいました。
1次試験は60分で計算問題を15問解きます。正直今回の問題は過去問に比べても簡単な印象で、30分もかからずとりあえず1回目を解き終わりました。なので検算をもう1周やっていたところ退出可能時間になったので退出して廊下で2次試験の対策。ただ、廊下はエアコンが効いておらず蒸し風呂のようになっておりかなり辛かったです・・・。
2次試験は90分で必須問題2問と選択問題3問の計5問を解きます。試験では、1問目の図形の問題からいきなり躓き、かなりの時間を消費。焦りつつ先に必須問題の問6と問7を何とか解き終え、残りの選択問題を見渡して簡単そうな問5を解いたところでタイムアップ。1問ぶん丸々白紙となってしまいました……OTL
■自己採点
試験の2週間後に公式解答がアップされるようなので、それで採点予定です。
なお、おそらく同タイミングでウェブ合否発表も行われるので、合否もわかることになると思われます。
■テキスト・学習時間・取得費用など
【使用テキスト】
![]() |
実用数学技能検定過去問題集 数学検定2級
1,080円
Amazon |
![]() |
改訂版チャート式解法と演習数学1+A
1,901円
Amazon |
![]() |
チャート式解法と演習数学2+B
2,138円
Amazon |
【学習期間・時間】
学習期間:およそ2週間(およそ10時間程度)
学習時間概要:
・過去問演習:8時間
・過去問の説明でわからない部分や深堀したい部分を黄チャートでチェック:2時間
【費用(概算・現時点)】
受験料 4,000円
書籍代 5,119円(※左記は定価の場合。今回「黄チャート」は古本を調達)
交通費 1,000円
合計 10,119円
【管理人スペック】
・文系大卒、事務職
・数学は大学受験時に使用。数ⅢCまで一応やっている。
■総評
1次試験はさすがに大丈夫だと思うんですが、2次は厳しいかなーと思います。一応4問完答したので可能性はゼロではないと思うのですが、書いたものが合っている自信がないという……。でも久しぶりに数学の問題解いたら結構面白かったので、ダメでもまた挑戦して、将来的には上位級も狙っていきたいなーと思っております。
関連記事:数学検定2級 自己採点してみた