測量士補 受験してきた&自己採点 | 楽しく独学で資格取得!

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今日は電気通信大学に測量士補の試験を受けにいってきました~(´▽ `)ノ

東京会場は2か所あり、家から近い中央大学後楽園キャンパスになるだろうと思っていたのですが、残念ながら電気通信大学に(´д`) でもまあ、調布って行ったことなかったのでいい機会にはなりました。

入口近くではLEC、東京法経学院、早稲田法科の3つの受験予備校が解答速報の紹介パンフや合格後の土地家屋調査士受験に向けた宣伝ペーパーを配ってました。後者2つは知らなかったのですが、どちらも土地家屋調査士に力を入れている受験予備校のようですね。へ~。

電気通信大学での受験者数はおよそ3000人ほどだったようです。けっこう多い。

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自分が受験した教室はだいたい100人くらいだったのですが、思ってたよりも女性比率が高かったです。って言っても10人くらいですが。全体の年齢層は多分30代から40代がボリュームゾーンという感じでしょうか。

試験は午後1時半から3時間というやや長丁場の試験です。


■測量士補とは

技術者として基本測量又は公共測量に従事する場合に必要となる国家資格です。上位資格として測量士という資格があり、測量士補は測量士の作製した計画に従い測量に従事することになります。

大学や専門の養成機関などで測量に関する科目を修めて卒業するか、または測量士補試験を受験して合格することで、測量士補の資格を取得することができます。

なお、測量士補試験に合格すると、土地家屋調査士の午前試験の免除申請をすることが可能になるため、この目的で受験する方も多いようです。

参考:測量士・測量士補試験に関する案内(国土地理院)


■測量士補試験について

測量士補試験は毎年5月に開催されます。試験が年に一度しかないんですが、申込み締切がけっこう早いので受験したいと思っている方はまず申込みを忘れないことが大切です。

受験資格は特になく、だれでも受験することが可能です。

五肢択一のマークシートによる試験で、28問中18問以上正解すると合格になります。問題は知識問題と計算問題で構成されており、その比率は年によって変動します。そのためか昨年の合格率は28.0%でしたが、一昨年は39.7%と、受験する年によってけっこう合格率に差があります。

参考:測量士補 合格率推移(測量士補の試験対策WEBより)


■受験レポート

会場に入ってしばらくしてちょっと驚いたのが、定規を持ってきていない人がけっこういること。過去問やっていれば長さを測る問題が出題されることもありうるのにどうするんだろう、雰囲気で決めるんだろうか?などと考えていたら試験が始まりました。

今回は計算問題は8問でした。過去問を解いていて自分は多角測量がちょっと苦手だということはわかっており、多角測量の計算問題出ないといいななんて思っていたのですが、問5でばっちり出題されました。しかも重要度Cだったので捨てていた高度角の観測の問題が……(´Д`;)

ただ、それ以外の計算問題は比較的簡単そうな印象だったのでとりあえず一安心。問5だけ飛ばして、それ以外の問題は順番通り解きました。問5以外の計算問題は無事解くことができ、知識問題もまあ大体解けたので、その後で問5に取り掛かりました。

図が載っていたのでおおよその数字までは出せたのですが、最後まで悩んだのが問題文中にある「両差0.10m」をどう処理すればよいのかという点。残念ながら両差というのがどことどこの差なのかがわかりませんw

仕方ないので、差だから足して戻すんだろと思って最後に出ていた値に両差の値を足した数字を答えにしました。

その後はまだ時間がだいぶ余っていたため、計算問題を別解法で解きなおしたりしてました。なお、途中退室も可能ですが、途中退室すると問題を持って帰ることができないため、要注意です。
(受験票に答えを書き写して退室するという技もあったようです。なるほどね……)


■自己採点結果

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帰宅後、19時半にLECから解答速報が出たのでさっそく自己採点してみることに。

結果は、28問中26問正解でした。

18問以上正解で合格なので無事合格見込みです∩( ・ω・)∩バンジャーイ

ちなみに、上記で苦戦した問5は運よく正解していました。間違えたのは「往復観測の軟差の比較」の問題(全体での制限を超えているかどうかのチェック忘れ)と、知識問題1問(普通に間違ってた)でした。

20問くらい取れればいいと思って勉強していたのですが、思ってたよりもいいスコアが取れたっぽいです。


■テキスト・学習時間・取得費用など

【使用テキスト】
日建学院 測量士補 過去問280 平成28年度版/建築資料研究社

¥2,916
Amazon.co.jp

【学習期間・時間】
 およそ2週間(計15~20時間程度)

【取得費用(概算)】
 受験料 2,850円
 書籍代 2,916円
 交通費 1,000円
  合計 6,766円


■総評

ひたすら上記過去問を解くことしかしていませんでしたが、無事合格してそうでよかったです。

計算問題は見た目はちょっと面倒くさそうに見えますが、パターン化されているので何度か解いていればできるようになると思います。ただ、sinやcosなどの三角関数が全くわからない、覚えられない!という方、あるいは数字なんて見たくもない!という方はちょっと厳しいかもしれません。

ただ、今回の試験では計算問題は8問しか出ていないので、計算問題を全部捨てても合格できないわけではありません。とはいえ、知識問題は知らなければどうしようもないため、やはり計算問題を全部捨てるのはさすがにちょっと危険ではないかと思います。計算があまり得意でない方も、せめて何パターンかの解法だけでも覚えてから受験されることをお勧めします。

なお、上記過去問は10年分の過去問が分野別にまとめられており、出題頻度の多い問題は結果として何度も解くことになるので、効率がいいように感じました。

合格発表は平成28年7月5日(火)なので、楽しみに待っていたいと思いまーす(*´∀`*)


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