こちらの記事の通り、自分は今回の保育士試験学科は不合格見込み(´ω`;)なので、10月に開催される予定の地域限定保育士試験を受験しようと考えています。既に受験意思があるという意思表示をするための手紙(※平成27年度保育士試験受験生に送付されるもの)は提出済みです。
ただ、試験詳細や資格の取り扱いでよくわからない部分があったのですが、全国保育士養成協議会のウェブサイトを確認したところ、12日付で地域限定保育士試験のQ&Aが公開されていました。
参考:地域限定保育士試験について(全国保育士養成協議会)
一番気になっていたのは、「地域限定保育士」に合格し、登録後3年間保育士業務に従事していなくても地域限定は外れるのかどうか、という点だったのですが、これについては登録さえしておけばOKのようです。
今のところ合格してもすぐに保育士に転職するつもりはなく、保育士資格への切り替えに際し実務経験が必要なんだったらキツイなーと思っていたので、登録だけで済むということで安心しました。
また、Q&Aを見ていてなるほどそういう質問もあるのかーと思ったのが、いわゆる「ニコイチ科目」の片一方だけ8月の試験で合格(※6割越え)していた場合に、10月の地域限定試験でもう一方の科目を合格(6割越え)したら「ニコイチ科目」は合格ということになるのか、という質問です。
受験の手引きには、「両科目とも同年に満点の6割以上を得点した者を合格とします。」との記載があるためこのような質問が生ずるようですが、これについては「同一試験にて両科目とも満点の6割以上を得点した者を合格とします。」ということで解釈するそうなので、ニコイチは同時に合格点取らないとダメというのは変わらないようです。
ということで、自分の疑問点はこのQ&Aを見て概ね解決したのでよかったです。
■地域限定保育士試験導入の影響
一番大きな影響は、単純に受験回数が増える、ということでしょうね。
そもそも当該限定地域で働きたいと思っていた人はもちろんのこと、そうでない方であっても科目合格を保育士試験に持ち越せばいいので、学科試験合格のチャンスが単純に倍になったと言ってよいのではないでしょうか。
保育士試験受験生の方々のブログを拝見していると、後1科目がなかなか受からず他の科目が免除切れになってしまうなどといったケースも散見されるので、学科試験の機会が増えるというのは保育士になりたい受験生にとってはかなりのメリットではないかと思います。
ただ、試験会場は限定地域(神奈川、大阪、沖縄、千葉)に限られるようなので、その地域から離れたところに住んでいる方にとっては、地域限定試験を受験しようとすると交通費が余計にかかってしまう点が悩ましいところですね。
そもそもの試験実施がその地域の事情等(実際にその地域で保育士として働いてほしいというニーズ)によるところもありある程度仕方ないかとは思いますが、科目合格を持ち越せるなど保育士試験との連動があることも考慮すると、公平の観点からせめて試験会場くらいは他地域にもいくつか設置してくれればいいのになーとも思いますね。
なお、地域限定保育士の正式名称は「国家戦略特別区域限定保育士」というそうです。なんかカッコイイ!
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