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巡礼 【沼津/雅心苑/菓子】
巡礼 【沼津/雅心苑/菓子】
毎日猛暑が続きます。今日も暑かったです。
朝から浜松まで出かけてました。ちょっとした野暮用ですが、一応スーツ着てました。ちょっとパペット状態です。
「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」という映画、気がついたら地元でもかかっていて、見ました。
イギリスのどっかの郊外に住宅地に住む老夫婦物語です。夫の元に一通の手紙が届きます。それは彼の古い女性の友人からの20年ぶりの報せ。そしてガンでホスピスにいることを伝えるものでした。
お見舞いの短い葉書を出そうと近所のポストまで行ったはずが、ふと思い立って、直接歩いて見舞いに行くことにします。それも着の身着のままです。しかし、彼女が暮らすホスピスは800キロも離れていたのです。
その旅の途上で様々な出会いがあり、助けられたりもするのですが、途中からなんだか変な具合になっていきます。
ロードムービーの一種です。
心温まる、というよりは、もっと深い感銘を受ける作品でした。
映画が進むにつれて、夫婦の過去に何があったのかが徐々に明らかにされていきます。
そんな「巡礼」の旅で、夫だけでなく妻も何かが変わっていきます。夫婦の関係も変わっていくのでした。
原作は、本屋大賞の翻訳小説第2位になったこともある小説だそうです。
ネタばかり 【沼津/雅心苑/菓子】
ネタばかり 【沼津/雅心苑/菓子】
初日に行っちゃいました。デッドプール&ウルヴァアリン。
日本が世界最速上映なので、世界的にもかなり早い方のはずです。今年唯一のMCU映画作品。
あたまから、名作「ローガン」をおちょくる内容で、困ってしまいます。
ウルヴァリンだけでなく、あの人やあの人やあのキャラがいっぱい出てきて忙しいです。
あのパロディやらあのパロディやらいっぱいあって、ついていけないところも多いです。
ちょっと前に公開されたばかりの映画をネタにするなよってのもあります。
あの人だと思ったら、あ、そっち?なんてのを狙ってたりしてね。すぐにいなくなっちゃいますし。
現実の大人の事情もしっかり皮肉ってます。
しかし、なんだかネタのための映画になっちゃてませんか。
ネタばかり多くて、実際のストーリーラインがよくわかりません。
キャラやネタの多くは丁寧に説明してくれたりしますが、すべてがわかるわけではありませんでした。
だいたい、マルチバースが絡むと話がややこしくなって、わかりづらいです。
作品中でも言及しているように、それがMCU失速の原因かと。
だいたい、虚無空間ってのは、なんだね。忘れられたキャラクターの行き着いたところ、ですかね。怪獣墓場みたいなものかな。20世紀フォックスのヒーローたちの墓場。
不覚にも何回か声を出して笑ってしまいました。楽しい映画です。アクション・シーンも凝っています。
昔からアメコミ・ヒーロー映画を追ってきた人たちには嬉しい作品だとは思います。個人的には、フォックス製のアメコミ映画ってあんまり出来が良くなかった印象のものばかりなので、あんまり。
涼味 【沼津/雅心苑/菓子】
涼味 【沼津/雅心苑/菓子】
今日は月に1度の営業会議でした。
本部に各店の店長と営業のメインスタッフが集まって、この1ヶ月の反省と今後の予定について検討しました。
お盆が過ぎて、お中元のシーズンもピークを過ぎて、さらにあまりに暑い日が続くせいか、ちょっと不振気味です。
夜は会合です。すぐ帰ればよいのに、そのまま出かけてしまうのがダメですね。
さて、アーロン・フレイザーさんのセカンド・アルバムが発売になりました。白黒混交のR&Bバンド、ドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズのドラマーにして、ファルセットのヴォーカリスト。
数年前に出たファーストを愛聴してましたので待ってました。
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この間バンドのメイン、ドランさんのソロもでたりしてましたが、今ひとつピンとこなかったので、余計に期待。
美しいファルセットは変わらないです。涼味。
ただ、期待し過ぎたかな。前作よりもバラエティに富んでいて、曲想もややモダン。悪くはないのですが、世界観が統一されてない気がします。
とか言いながら、しっかりリピしてますけどね。
やっぱりこの手のサウンドが大好きなのです。
学校 【沼津/雅心苑/菓子】
学校 【沼津/雅心苑/菓子】
朝から丸一日、新幹線が止まりました。夏休みの人が動くときに大迷惑ですね。
暑い中、たいへんです。
コロナも流行ってますし、この騒動で大混乱の人混みが感染源にならなければよいのですが。
リニアはともかく、中央本線の整備はした方が良いです。
清水崇さん監督のホラー映画は、毎年のように公開されます。
「あのコはだぁれ?」。
学校ホラー系ですが、途中でどこかで見た家が出てきました。
あれ?と思ったら、これ前作にあたる「ミンナのウタ」の続編でもありました。
前作でほぼ主人公だったあの人も出てます。
この女の子を次の日本ホラー界のモンスターにしたいのかな。
個人的には「ミンナのウタ」よりこっちの方が恐かったです。
ツッコミどころはいろいろあるとしても、けっこう怖い。
主役の人は元アイドルだそうですが、知りません。違国日記の女の子が出てます。なかなか良い。
染谷将太さんもご出演。ほとんど寝てる役ですが。
クリスマス 【沼津/雅心苑/菓子】
クリスマス 【沼津/雅心苑/菓子】
毎日、暑いですねえ。
水の事故も多いです。若い命が喪われるのは辛いです。
今日の映画感想は、季節外れのクリスマス映画です。
今年前半のベストに上げてる人がたくさんいて。生涯ベスト1にしてる人もいたりするので、じゃあ見とかないとと。
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」です。
アポロ11号の次の年、1970年のホリデーシーズンの設定です。マサチューセッツ州にある名門寄宿舎高校が舞台。
ホリデーシーズンには学生はみんな家に帰るのですが、事情があって居残る数人の学生。そしてそれを監督する留守番役の先生の話です。
その歴史の先生は、厳格で融通が効かず、さらには体臭が強くて斜視。学生たちだけでなく、先生たちにも嫌われている存在です。
いろいろあって、結局学生はひとりだけになってしまい、先生と、さらに食堂のおばさんとの3人で年を越すことになります。
先生と学生をメインに、ベトナムで息子を亡くしたばかりというアフリカ系の女性との心の触れ合いを描いた人間ドラマです。
確かにとても良くできたドラマで、感動的です。
個人的にはそれほどではなかったです。結局、若者と老人の関係を描いた作品です。わりとよくある話。
70年代の雰囲気がとてもよく出ているのですが、70年代〜80年代には、こんな感触の映画がたくさんあったような気がします。既視感が強いです。
もちろん、噂通りの良い映画であることは間違いありません。特に主役の人が最高です。
月世界 【沼津/雅心苑/菓子】
月世界 【沼津/雅心苑/菓子】
世界中でシステム障害が起きています。飛行機が飛ばなかったり、チェーン店のレジが起動しなかったり。
ウィンドウズ・パソコンのセキュリティ・ソフトが原因だそうですが、そんなに簡単に落ちちゃうのでしょうか。
セキュリティ・ソフトなので結構システムの深いところをいじっているのだとは思いますが、みんな一斉にアップデートかけてしまうものなんでしょうかねえ。
非常にあやふやなものの上に現代文明は成り立っているものなのですね。
そんなだから、あやふやな陰謀論が幅を利かすわけです。
有名な陰謀論にアポロの月面着陸はフェイク説と言うのがあるわけですが。
映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」はそのネタを扱っています。
チャニング・テイタムさんとスカーレット・ヨハンソンさんの共演。
NASAの現場責任者がテイタムさん。
ソ連より先に人類を月に送り込むのが最大のミッションなのですが、ベトナム戦争に悩むアメリカでは、月よりも先にやることがあるだろうと、予算も人気も低迷しています。
ニクソンが選んだのは、広告会社のやり手を雇うこと。選ばれたのがヨハンソンさんなわけです。
PR策の究極が、失敗した時のために偽の映像を作ることでした。
と言うストーリーなのですが、反目し合う主役のふたりには同時に愛が芽生えてと言う、かなり無理がある設定です。
実は、全体の体裁はなんとラブ・コメディ。なかなか楽しいです。ちょっと長めですが退屈するところがありません。
スカヨハさん、もうすぐ40歳ですけど、年齢相応な大人の女性の魅力に溢れています。セクシーでチャーミング。そして、それを熟知しているキャラクターの役なので、素晴らしすぎます。
テイタムさんもいつもよりおさえめで良いです。
ちょっと期待していた方向と違いましたが、面白かったです。
もともと、月から生放送するよていがなかったというのは興味深い。ビデオカメラを持ち込める重量の空きがなかったとか。
本当でしょうかね。
ぼくら、当時学校で放送を見ましたよ。授業中に。そんな記憶があります。小学校3年でした。
当時から、フェイクだと言う噂もあったんですねえ。真実はいかに。
現代の最新の望遠鏡とか使えば月面に残されているはずのプレートや星条旗が見えるんじゃないかとも思ったりします。
殺陣 【沼津/雅心苑/菓子】
殺陣 【沼津/雅心苑/菓子】
今日は昼から焼津で打ち合わせ。
毎日遠出してます。と言うほど遠くはないですけどね。
さて、スターウォーズの新作ドラマ、最終話が配信されたので見ました。
「スター・ウォーズ アコライト」
「ファントム・メナス」の100年前を舞台にしたスピンオフ・ドラマと言うことです。
正直、あんまり面白くなかったなあ。このストーリーではスターウォーズである必然が感じられません。
千年間いなかったはずのシスがなぜ蠕動するようになったのかとか、ジェダイの全盛期がどんな共和国だったのかとかを期待していたのですが、まったくありませんでした。
まあ、スターウォーズじゃないとすれば楽しめるところはそれなりにあります。キャリー=アン・モスさんとか出てますしね。
主役があんまり魅力的でないのもあります。俳優の演技がどうのではなく、内面がよくわからない。どうしてそういう行動?ってところが多過ぎ。
第1話から、カンフーアクションです。なにより第5話をはじめとしたチャンバラ・アクションは見ものでした。ここは高得点。
メインのキャラクターがアジア系にアフリカ系、魔女の集団とか出てくるし、ちょっとそっち方面に振りすぎなんじゃないかと思わなくもないです。良い悪いとかでなく。
ヴィラン役のマニー・ジャシントさんがカッコ良いです。トップガンに出てた?アジア系カナダ人だそうですが、アジアのどこでしょう。
ダースモール系の種族のパダワンもアクションカッコ良くてもっと見たかったのですけどね。後で気がついたらダフネ・キーンさんじゃないですか。「ローガン」の少女。なんとデッドプール&ウルヴァリンにも出てるらしいです。
大映画 【沼津/雅心苑/菓子】
大映画 【沼津/雅心苑/菓子】
どうやら梅雨が明けたようです。
どうりでめちゃ暑いわけです。そんな日に東京まで展示会見に行ってました。ビッグサイト。暑かったです。
夜は会合のため沼津に直帰です。夜になっても暑い。
さて、本日はこの熱い映画の感想です。大ヒット公開中。どうやら実写映画としては過去最高の出だしだそうです。
それでも十何位ですけどね。上は全部アニメです。
これで4作目。全部見て来たので見とかないとと思って見ました。「キングダム 大将軍の帰還」。
まあ、面白いですけどね。だんだんかったるくなってきました。
アクション・シーンは楽しいです。いかにも古代中国っぽい。
ただ、いろいろと話が長い。深堀し過ぎです。本筋に関係ないキャストの無駄な出演も多いですしね。つまりテンポが悪いです。
マンガ原作の映画って最近は原作にそっくりに作るのが主流です。またそうでないと原作ファンから怒られるし。
でもなあ、同じビジュアル表現でも、マンガと映画は違うわけです。映画ならではの表現がもっとあっても良いと思うし、それが映画化の醍醐味なんだと思うのですけど。
とりあえずこれで終了みたいですが、当然続きはあるでしょう。原作はまだまだ終わりそうにないです。始皇帝の死まではいかないでしょうけどね。
映画でも音楽でもましてや小説でも、海外のモノはまったく流行らなくなったこの国。昔の方がもっとユニバーサルだったのですけど。
円安でさらに入ってこなくなるのでしょう。
いや、360円時代の方が、海外作品は流行っていたような気がしなくもないです。
不確か 【沼津/雅心苑/菓子】
不確か 【沼津/雅心苑/菓子】
相変わらず、スッキリしない天気です。特に午前中は、気温も低め。午後からは晴れ間が見えてきました。とたんに暑いです。
今夜は、ある会で河村昌美さんの講演会。大学院大学の教授です。元は横浜市の職員だったという方。
これからの日本では、行政だけでなく、企業や住民が意見を出しあって社会を作っていかなくてならないみたいな話でした。なかなか刺激的で面白かったです。
ところで、ここでまた先日見た映画の話。
「メイ・ディセンバー」。ナタリー・ポートマンさんとジュリアン・ムーアさんの2大女優が競演している作品です。
5月12月と言うのは、年の離れたカップルのことを言うのだそうです。
「先生の白い嘘」では女性教師と高校生男子との愛がひとつのテーマになっていましたが、こちらの映画では、アメリカで実際にあった女性教師と生徒との恋愛がモデルになっています。しかも男子生徒は13歳。教師との年の差は23歳です。
彼女は未成年と関係を持ったことで投獄されますが、すでに妊娠していて獄中で出産。しかも仮釈放中にも関係を持ってしまい、再び獄中で出産したのだそうです。
出所後結婚するも、20数年後に離婚したとか。
このカップルを元にした映画なのですが、ジュリアン・ムーアさんが演じる女性はペットショップ勤務ということになっています。それがエンディングに効いてくるのですけど。
そして彼女たちのことが映画化されることになり、役作りのためにナタリー・ポートマンさんが演じる女性が家族のもとにやって来ます。という複雑なメタ構成の映画です。
家族や周囲の人たちと接するうちに女優は徐々に変化していくのでした。
揺れる真実というタイトルがついていますが、非常に不安定な映画です。どこに視点を置けば良いのかわからない。その揺らぎによって、このふたりにあったのは本当の愛なのか、それとも支配と強奪なのか、幼虫を育てるようなことだったのか。
主役女性ふたりの演技もすごいのですが、間に立つ若き夫役のアジア系男性が素晴らしい演技をしています。前半は添え物のような感じなのですが、気がつくとふたりより存在感があったりします。
そして、この映画、音楽〜劇伴がなんかとても変です。なんでもないところで急に盛り上げたり。
なんと言うか、とてもジャンル分けの難しい作品。ミステリーでもメロドラマでもなく、人間の存在性をあやふやにさせる不気味な映画です。考えさせらます。