いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
今回は、「仏の佐吉」こと永田佐吉の数々あるエピソードの中から一つ申し上げます。
佐吉氏は商売で得た利益を世のために使ったそうです。
商いで近くの村々を回っていると、
土橋が落ちていたり、
道が崩れていたりしている個所が多くみられ、
人々が困っていました。
それを見た佐吉は、
橋や道路の修理をすべて私費で行いました。
しかも、
一切自分の名前を出さず、いつも「惣村扣(そうむらひかえ)」と刻ませていたそうです。
この意味は、「村のみんなで行ったもの」です。
こうして陰徳(目立たず、良い行いをすること)を重ねたそうです。
孝行、正直、感謝、報恩(恩返し)、
公益(皆のために)、陰徳、寛容(広い心)、慈愛(思いやり)など、
大切な人の心ありようを後世に伝えた人でした。
佐吉氏は、寛政元年(1789)、89歳でお亡くなりになりました。
詳しくは
こちらをご覧ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
この佐吉氏のように、私利私欲なく、人々のためにつくすことは、
もちろん病気は寄せ付けませんし、運命も良くしてくれると思いますね。
とても佐吉氏の真似はできませんが、
自分のできる範囲で、人様のお役にたてればと思います。(*^_^*)