いつもブログをみていただき誠にありがとうございます。
「フコダイン」という言葉はよく耳にしたことがあると思います。
フコダインとは、海藻類(コンブ、もずく、ひじきなど)に含まれる栄養成分のことです。
詳しく申し上げますと、
高分子多糖体といわれ、いくつもの糖が複雑に絡み合っているものです。
このフコダインには2種類発見されております。
F-フコダインとUーフコダインです。
後者のU-フコダインが、がん細胞に添加すると、
がん細胞が減少し、最後にはゼロになるという実験結果があります。
さらに、詳しく調べてみると、
どうやらこのがん細胞の現象は、がん細胞のアポトーシス(自殺)であることが分かりました。
アポトーシス作用について、少し申し上げますね。
オタマジャクシがカエルになるとき、徐々にしっぽの細胞が消えていきますね。
これは、要らなくなったしっぽの細胞がだんだん自殺しているのです。
他にも、イモムシが蝶になったり、木が冬になると、葉っぱを落としたりするのも
アポトーシスであり、細胞の自殺なのですね。
つまり、生物が生きていくために必要な遺伝子プログラムなのですね。
人間の遺伝子にも勿論あるわけです。
お腹の中の胎児の時、手はグローブみたいになっていますね。
それが、決まった時期に、決まったところの細胞が、決まった数だけアポトーシスを起こし、
指の形になっていくようです。
詳しく申し上げますと、
細胞から何らかの信号が送られ、
アポトーシス(細胞自殺)のスイッチが入り、
遺伝子の螺旋を切断し、核が断片化して細胞そのものが消滅していくようですね。
この作用をフコダインがしてくれることがわかったのですね。
日本の長寿地域を見ると、海藻類を食べていることが共通しております。
(近藤正二教授~東北大学「長寿村と短命村」より)
長寿地域の沖縄では、コンブ、もずく、ひじきなどの海藻類を週に2~3回は、
様々な料理で食していることが知られています。
しかし、
このフコダインは、そのままですと高分子のため
体内にはとても吸収されにくい成分です。
先月、作った手作り野草酵素には、
最後に「海の精」というコンブのエキスをいれました。
発酵されるとフコダインは吸収しやすくなるそうです。
高分子を低分子化する方法としては、土鍋を使った料理がいいようです。
なぜなら、遠赤外線が低分子化にしてくれているからです。
(丹羽耕三先生~土佐清水病院)
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
私は、夕食によく土鍋で料理をつくります。
その際、昆布だしにしたり、「だし&栄養スープ~海藻類が丸ごと入っています~」を使っています。
詳しくはこちらをご参照ください。
皆様も、もしよろしければ、
土鍋で昆布を使った料理をされてみてくださいね。
ガンがドンドン消えちゃいますよ!!(*´∀`*)