今日は、
「油」について申し上げます。
本来、自然界の動物は、食べ物を生で丸ごと食べます。
よって、「油」だけを食べることはしません。
「油」だけを抽出して食べるのは、人間だけですね。
とても不自然な行為ですね。
麻の実油は、必須脂肪酸が80%含まれています。
全ての動植物油脂の中で最も多く含まれています。
麻の実油には、αリノレン酸(オメガ3)とγリノレン酸(オメガ6)
が、理想的なバランス(1対4)で含まれています。
αリノレン酸(オメガ3)は、体内で心身に健康に必要な
DHA,EPAに変わります。
(ちなみに、オメガ3は、熱と光に弱い特性があるために加熱処理はできません。)
麻の実油は、すでにアミノ酸の状態になっておりますので、
体内で分解するための酵素を必要としません。
(体内酵素の温存は、その分寿命が延びることを意味します。)
昭和初期の食事をみてみますと
玄米、煮物、おひたし、小魚(近海)などでしたね。
しかも、すべて国産でまるごと(一物全体)でしたね。
油を使った料理は、ほぼなかったようです。
「油」を使った加熱処理された料理は、
もともと大陸の乾燥地帯で発展したもので、
温暖湿潤気候で湿度の高い日本には、必要なかったそうですね。
また、大陸でも寒冷地に移住した人類は、寒さをしのぐために
肉類を食べて皮下脂肪をつける必要があったようです。
現在の食事を見てみますと、
和洋折衷の料理が、一年中好きな時に食べれる状態になっております。
また、昭和初期までのような純粋な国産物は殆どなく、
丸ごと(一物全体)頂く料理も少なくなっております。
国産物でなければ、海外から運ばれる際に「ポストハーベスト」といって
運輸時の腐敗防止のために
大量の消毒がされております。
また、作物の生産時にも、農薬、遺伝子組み換えなどの問題が
避けられません。
よって、
昭和初期のような食事の取り方は、現在ではかなりきびしいのが現実です。
そこで、
私は、健康のために「麻の実油」を摂取しております。
成分や効能については、前述いたしました通りです。
とにかく、体内では作られない必須脂肪酸が、全ての動植物中で
最も多く含まれております。
しかも、抽出方法が、最近日本で多い“ヘキサン”という化学薬品を用いた方法ではなく
純粋に圧搾して抽出した方法であります。
もし、ご興味のある方は試されてみるとよろしいかと思います。
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最後までお読み頂き誠に有難うございました。
戦後、DDTをはじめとする農薬が先進国を中心に広まりました。
現在では、地球全体にまで及んでおります。
また、遺伝子組み換え技術も広まりました。
日本の大豆自給率は、昭和47年時ですでに13%(参考文献;複合汚染(下)著有吉佐和子)で、
現在では5%以下です。
納豆、味噌、豆腐など日本を代表する食事が
ほぼ外国産の汚染された材料によって作られております。
汚染されているということは、
その時点で、作物の遺伝子に傷がついているということになります。
傷ついた遺伝子のものを体内に取り入れれば、当然のことながら
様々な影響を受けることになります。
(1995年イギリスで発足された研究機関のアーパット・プシュタイ氏が、
遺伝子組み換えのジャガイモをラットに与え、
10日後に免疫システムが破壊されたことを
確認しております。参考文献;偽りの種子 著ジェフリーMスミス)
皆さまも、
少しずつ現代の日本の食事を見つめ直し、
ご自分の健康を考えてみてくださいね。