天気が良いととっても気持ちが良いからです。
脳科学者の茂木健一郎氏は、次のようにおっしゃっておられます。
「何も考えないでただ歩くだけで、セロトニンがどんどん出てくる」と。
セロトニンは、別名“幸せホルモン”とも言います。
理由のない幸福感に包まれるそうです。
まさに、朝の散歩のひと時ですね。
ふと、きれいな自然を撮影しました。
しかし、この写真で気付きがありました。
昔の古代人は、このような単一作物を大量に生産することはしませんでした。
この写真に写っているのは、稲です。

何気なく当たり前に感じている田園風景は、人間が自然に手を加えた結果なのですね。
当然、偏った栄養ばかりが用いられ、土壌が痩せていきます。肥料が必要になります。
土壌のバランスが崩れているため、作物も病気になります。病気になって弱ると、昆虫に食べられます。
すると、食べられないように、殺虫剤(農薬)を撒きます。
この悪循環により、連作障害も出てきます。
そして、どんどん強い化学肥料と強い農薬が必要になってくるわけですね。
こうして毎年収穫される作物や野菜の栄養素は、およそ30年で10分の一まで減ったもの
もあるそうです。
こうなれば、当然のことながら、病気が増えてくるわけですね。

この写真は、麦畑の刈り取りが終わった後です。向うに見える里山は、自然そのままです。
自然の山を、写真で一枚とると、約2000種類の植物が写ると言われています。この里山
は、その状態ですね。本当に感謝です。
以前申し上げましたように、アフリカのサバンナの動物たちのように、植物たちもそれぞれ
の役割があり、同じ場所で共存共生をしているのですね。
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
植物、動物、鉱物もそれぞれの役割があるようですね。
そして、私たち人間もね。
とにかく、「足るを知ることは富なり」(老子)のお言葉どおりですね。
このことを人間が知れば、全てがうまくいくようですね。