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この本を読ませていただきました。
開いた口がふさがらないとは
このことかと思いました。
1995年に、イギリスのアーパット・プシュタイ氏の研究チームが発足し、
1998年に、ローウェット研究室所長のフィリップ・ジェームズ教授より
依頼を受けて、「遺伝子組み換え操作が生命にどのような影響を与えるか」を
研究したことから始まります。
しかし、この依頼時、すでにイギリスでは二年前から、世の中に
遺伝子組み換え操作の作物(以降「GMO」)は、でまわっており、
毎日何千万人もの国民がその食物を口にしていたのです。
プシュタイ氏の研究開始後、わずか10日後に、
GMOのジャガイモを食べていたラットに病変がおこり始めました。
小腸や大腸の細胞の異常増殖(ガン細胞の前兆症状など)や、
免疫システムの異常(リンパ球の減少など)がみられたのです。
しかし、この発表が、国家ぐるみで隠ぺいされました。
もちろん、プシュタイ氏も停職になりました。
それ以降、公にこのようなGMOの調査を行うものはおりません。
各国の国民の知っている方は知っていますが、
知らない人はそのままです。
今、私たちは多くの情報氾濫の中、自分の身を自分の手で
守っていかねばならない時代になったようです。
正しい情報をしっかりと分別できる目を持っていきたいですね。