ピンネシリ登山マラソンなんぞ(2) | さあ、いってみよー

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北海道滝川市在住。

ランニングや子どものこと、介護事業に関連したことなんかを書いています。 5Kから100K、トレイルランも楽しんでいます。
2018.4.23から、にゃんこが登場しています。

 

(1)結果

 

ガーミン上では37.4K(実際はもう少し進んでいる)地点の路上にて、熱中症により倒れておわり(DNF)



 

 

(2)経過

 

気温が高くなる予報なので、「命を大事に」の作戦にてキロ5分より早くならないよう走りました。今回の目的は何がなんでも完走すること。達成感を得てマラソンの楽しさを思い出すこと。

 

そのため、タイムにはあまりこだわらず、また、15K以降の山登り(舗装路)についてもほとんど歩きました。足を残すためです。ゆっくり時間をかけて上った山頂、、久しぶりの景色ですな。

 

予想はしていましたが、下りは足が運ばれます。それでもできるだけスピードを上げないように、また、足の負担を減らすため路面脇にあるトレイル部分を走りました。

座骨神経痛の影響もなく、全て順調かと思いましたが、発汗量が凄い。

シューズ内が汗でぐちゃぐちゃ。ジャバジャバ言いながら走ります。そして、このころから両耳がふさがってしまいます。



 

山をおりて残り15K

ここのエイドで立って水分を補給したときに、ふらつくのがわかりました。

あ~やばいやつだ。エイドの係員からも「大丈夫ですか?」と言われましたが、もちろん止めるわけにはいきません。

 

あと、たったの15K

しかも下りが多い、時間もたっぷりある。

木陰部分も多いからなんとかなるはずだ。

 

あと11.5Kのエイド

水分補給時に立ってることができず、係員からイスを勧められました。汗でびちゃびちゃにさせてしまいましたが、とても助かりました。

 

そこからは600m走り400m歩く。キロ9分。これでも体力的につらいのですが、十分に間に合います。

ガーミンを何回もみて、600mで歩くの繰り返し。

 

あと6Kぐらいのエイド。時間は1時間以上残っている。頭の中でキロ12分で歩いても間に合うことを確認。

目的達成のため、そこからは堂々と歩きました。

 

がしかし、歩いて1Kちょっとで力尽きました。

もう歩けないし立てない。道路わきに倒れて、今回のチャレンジは終わりです。

 

 

(3)振り返り

 

完走するために、どうしたら良かったのか。

少し考えましたが、やれることはできていたし、言葉通り力を使い果たしました。

美談にしてはいけませんが、変な意味の達成感はありますね。


 

ただ、いま思うとあと15Kのエイドで、耳がふさがりふらついた時点でリタイヤすべきでした。

体調が悪いのならばDNFは恥ずかしいことではない。

ゴールを狙うことよりも大切なことが、あるのかもしれません。

 

 

(4)熱中症

 

自戒を込めて回収されてからのことを記しておきます。

めまい、嘔吐、けいれん、手足のしびれなどの症状があり、大会運営者のほか、知人含む多くのランナーに助けてもらいました。

 

何度も何度も救急車の要請を断ったのは、自分勝手なことかもしれません。大会運営者としては、病院に行ってもらいたいというのが本音でしょう。私もそう思います。

 

体中を冷やしてもらい、会場にいた医師や看護師にみてもらい、何度も嘔吐しても水分・塩分補給を試みてくれました。

 

どうにかある程度回復してから、車で自宅に戻りましたが、運転中も車中で嘔吐。あまりよろしくないですね。

 

自宅に帰ってから横になりましたが、気温が高いせいもあり、再び体調をくずし、夜になってから再度体を冷やしました。

その間、水分は全くとれず。

夜中になって、なんとか回復しようやく牛乳を摂取。味は、美味い(笑)

 

その後少しだけ眠り、6時過ぎに少量の排尿がありました。前日の9時のレース開始から、トイレに行ったのは嘔吐ぐらいでしたね。

 

今は軽い頭痛があります。

 

「熱中症になったら、病院に行け!」人には言えます。

 

 

今朝の6時に起きだし、汚れた車の中を掃除して、洗濯をして、私のレースは終わりました。

参加賞にあった、当日の温泉入浴券と食事券が寂しく車の中に放置、あと、誰かも書いていましたが顔が一気にふけて目元が変わってしまいましたね。

 

そのうち治るでしょう。

 

 

 

おわり