後述するが、読書記録でもある。
まずは、11月16日 ツタヤさんからのレンタルでタイトルにある映画を見る。
たしか11月12日からレンタル開始となっており、何度かお店を訪れるも貸出し中が続いていた・・・(今はもう借りれる状態だと思う)
ツタヤさんには閉店中に利用できる返却ポストがあるから、夜間から早朝のうちに返す人がいるので、開店直後に行けば人気の商品でも借りることができることが多く、仕事休みの当日に開店前に並んだ。(特別何もない日に店の前に並ぶ人も珍しい・・・)
予測通り商品が数本あり、ようやく見ることが出来た。
さて、本作品はアメリカで作られたSF映画であるが、原作は桜坂 洋氏による日本のライトノベル(軽小説)とのこと。
映画概要(Wikipediaより引用)
エイリアン(敵対的な宇宙人)の侵略を受けている近未来の地球を舞台に、敵が人類に勝つために引き起こしている時間のループに巻き込まれてしまった主人公が、出撃しては戦死する2日間を何度も繰り返すうちに経験を積んで強くなり、ループの原因となっている敵を倒す方法を見つけ出して勝利を掴むまでを描く。
主人公の記憶と経験のみが過去へ時間移動を繰り返すという、「ループもの」と呼ばれるジャンルの作品である。
(引用終わり)
主演はトム・クルーズ、エミリー・ブラント。
SF好きにはたまらない作品に仕上がっており、原作も読んでみたいと思いすぐに注文。先日読み終えた。
他の作品でも通じるが、原作と映画では多少設定を変えているところがあったり、また、原作を読むことで映画では語られていない細かな話やストーリーの背景などを知ることができる。
読み終えた後に、もし私がループが可能だったらどうなるかを少し考えてみた。
未来の出来事を知っていたとして、そのことを他人に説明して理解していただくのはとても難しいだろう。
ある日突然、目の前に自分の孫と名乗る者が現れ、未来の出来事を伝えてきたとしても、アニメ『ドラえもん』のように物的な証拠がなければ、頭のおかしい人として片付けるだろう。
主人公は何度も挫折を味わい、死ぬことでリセットされる。
私は、終わりがない恐怖というのを、これまで感じたことがない。
自分なら挫折を繰り返すことで、何もかも嫌になってしまうだろうし、作品の中でも主人公が同様の気持ちになる描写が描かれていた。
また、「死」に対する恐怖が薄れ、何度も死ぬことで、精神が崩壊するような気もした・・・が、
映画の方ではヒロインとの関係が親密になっていくところで、自分の大切な人の「死」に何度も遭遇するところがある。
大切な人を救いたいという思いから、主人公と同様に私も何度でも何度でも立ち向かおうとするのかもしれない・・・
今回は映画を見て、原作の小説を読んでみた。
とてもおもしろく、お勧めの作品である。
おわり