坂の上も雲 -16ページ目

大学に入ったあの頃

大学に入った。

4月。いきなし風邪を引く。
しかも、4月なのに寒い。
気温が低く、しかもしとしと雨。
何も無い家。
温かみも無い。
風邪で寝込み苦しむ。
料理もろくに出来ず死にかけ。
東京って冷たいなあと意味不明に実感する。


諸手続きは塩見と一緒に回った。
なんと、クラスが同じ。これはラッキーと思ったわけだ。

プレオリ。出始めてクラスのやつらとしゃべったわけ\だが

にしても、この微妙な雰囲気は何なんだろう。



そして、運命のオリ合宿。

初めてのお酒。途方も無い量を飲んだ。
次々と身勝手にも散っていく上クラ。
山手線ゲームが始まる。
大久保さんという人なんてひどいヒトなんだ。。

ふと、帰りのバスだった。
快活で調子のりなタイプの鈴木というやつがふと口にした。

「東大に入ったんだし少しはキャリアに役立つことしなきゃなあ。」
塩見がうなづいている。
鈴木は続けた。
「行政●構研究会とかW●AVとかうちらの上クラ結構そういうことに積極的みたいだね」
といって彼はサークルオリに回るところを検討しているようだ。

ふと考えてみた。
「あれ、俺って大学に何しにきたんだっけ?」

あんだけお酒のみ楽しみいろんなやつとしゃべったけどなんとなく不完全燃焼。
クラスの中にも2.3人はおもしろそうなやつがいたけどなんか違うんだよなあ。
そう、僕はヒトに会いに来た。
そう改めて思っていた。
とはいえ、このころの僕は鈴木の上げた「W●AV」なる得体の知らない
団体はインプットこそされても積極的に向かおうと思ったことは無かった。


さて、サークルオリの日。

もう何でもしたくなってしまう。
いや、何のために大学に着たとかじゃない。
やりたいことを名一杯楽しむことが大学。

そう錯覚した僕。
まして、W●AVのブースなんか行かなかった。

弓のサークル、演劇のサークル、弁論部、行政●構研究会、民族音楽

あらゆるジャンルのサークルに参加してみた。


でも、忙しくなってもなにか空虚。何より、弁論部だとか行基だとか正直つまらない。
だって、僕は大学に議論だけを求めにきたわけじゃない。

行動したい!

そうおもったとき、ぼくははじめボランティアサークルにむかった。
LUCUSだったかなあ。

結構楽しそうだったけど少し負担が重かった。
いや、新入生にいきなし渋谷でごみ拾いか。
おれ、そこまで公共心にあふれてない。



そんなある火曜日。

毎日サークルに足しげく通う放課後の偶然あいた火曜日。

僕の足は706Bにむかっていた。

やっぱり「W●AV」がきになったのだ。

でも、クラスのみんなはK●NGにいっていた。

大久保・先崎の二人は正直魅力的な人だった。
だから、その流れに従うのも悪くなかった。

でも、親が経営者でありながらあの「政治ばか」親父
のもとで育ち、何より人と同じことをするのが嫌いな
僕にとっての選択はG●ILだった。

まあ、その週の火曜日が偶然あいていただけなのだが。。。



そして、あのなんともいえない時間が始まる。

なんだこのサークルは。。。。

社会を本気で変えようと思っているのか?
学生だけで200万円も集めるのか?
何でこんな楽しそうなんだ?


見たことも無い世界だった。

3万円で文化祭をしろといわれ、社会から隔てられた特殊な高校の環境
何より、ほかのサークルとの違い。


彼らは漫然と時間を過ごそうとはしていなかった。
成長したい、このイベントをやり遂げたい、もっと上を目指したい。

そんな思いが伝わってきた。

何より人が良かった。

馬鹿騒ぎも出来るし、本気になれる環境。

その夜、美竹公園でしたくぼさんと共に飲んだ僕はもうここに入ることを半分決めていた。


ただ、そのころの僕に8月の終わり、G●IL一色になっている生活は想像できなかった。
あの8月31日の昼も。あの9月15日の朝も。


僕にとっては、たくさんあるサークルのうちの一つであり
結構プライオリティーの高いものだった。


そんなころ、クラスの新フェスの責任者になった。
誰もやらなさそうだったし、僕も大学に入って何らかの形で殻を打ち破りたかった。

そして、5月10日(?)間での怒涛の日々が始まる。

今まで縁のなかった50人のマネジメントには途方も無い苦労と学びがあった。

仰木さんを偲んで

ものごころついた頃、関西の野球界の中心にいたのは阪神ではなかった。
学校で阪神ファンというとまちがいなく馬鹿にされた。
なんであんな弱いチーム応援しとんねん。

ゲームでも常に阪神を選択していた僕は圧倒的な巨人との戦力の差に絶望したものだった。

ファンは暴動すらおこし応援もボイコットする。現在からは考えられないような情景がそこには広がっていた。

震災で苦しんでいた時もそうだった。阪神は創立六十周年をなんとしても優勝でかざり地元の人々を喜ばせようと躍起になった。

しかし、結果は惨敗。あまりに惨めさの限りを尽くした敗北だった。中村監督は途中退任。藤田は新庄・亀山と対立するなど正直震災の惨めさに輪をかけるような大敗でしかなかった。

そんな神戸であまりに不甲斐ない阪神のファンもテレビに毒されたジャイアンツファンも。
共に心を1にして応援できるチームがあった。
そうイチローのオリックスである。

前年彗星のゴトクあらわれたイチロー。彼をプロデュースした仰木が掲げたスローガンは神戸人の胸に響いた。

ガンバロウや神戸

日本シリーズで敗れはしたもののパ・リーグを制覇した。ちょうどその年大リーグでデビューした野茂の活躍もあいまって仰木の名前はマジシャンとして天下に轟いたのだ。

しかも翌年には日本一にも輝き、同時期から低迷した近鉄、阪神に比して関西の期待の星となった。

しかし、仰木はその後苦しんだ、

毎年のように流出する主力選手。
中島、野村、長谷川、イチロー、星野、加藤、田口、アリアス

それでも気づけばいつもオリックスはペナント争いに必ずからんでいた。
うまく選手を活用し、その中で育成していく仰木マジックはまさに神業であった。その中で五十嵐の全ポジション制覇、全打順でホームランなどの珍記録や、今村、嘉勢、萩原ら打者から投手への転向を成功させ、谷、佐竹、塩崎、日高、金田、平井、大久保、菊地原、加藤、小倉、戎らを成長させた。

彼の力の大きさは仰木のイナクナッタ後のオリックスの惨めさをみれば明らかだ。

彼は自らパ・リーグの広告塔を名乗っていた。しかし、彼がどれだけいい成績を残しても、関西でナンバーワンになれなかったことはくやしかったはずだ。

そんな彼が一度阪神の監督候補に上がったことがあった。
野村退任はあくまでサッチーの騒動ゆえでありオーナーの久万は退任させる気はなかった。では野村である意味成功を収めていた外様路線の継承者はだれか?
そのとき仰木の名前が真っ先に上がった。
仰木は迷ったダロウ。メディアに露出の高い阪神の監督になれば彼は間違いなくスターとなれる。明らかに当時の阪神はちょっとのきっかけで浮上できるチームだったから。しかし、体調やこれまでのパ・リーグの広告塔としての立場が仰木を迷わせた。そんな迷いの最中だったに違いない。星野が阪神監督に就任した。
そして今年仰木は再びグラウンドに帰ってきた。
近鉄とオリックス2つの球団をまとめあげることができるのは確かに彼しかいなかった。
何より彼には殿堂入りし、大リーグに教え子を次々と送りだし、その手腕をたたえられても果たせなかった夢があった。関西のファンの圧倒的な応援を背に戦いたい、そして阪神を超えたいという夢が。

そして癌と戦いながら、少ない戦力を切り盛りしながらのペナントレースが始まった。
6月頃から、交流戦緒戦での善戦をきっかけにオリックスは明らかに負け犬根性を払拭し、かつての輝きを取り戻した。戦力面では楽天とそこまで変わらなかったが、采配の違いは明らかだった。

ついにはプレーオフ進出、短期決戦ならばパ・リーグの制覇すら見えていた。

しかし、仰木の体調とチームの成績、どちらが先だったからわからないが、8月半ば頃から相関して急落し始めた。

プレーオフ進出を逃した仰木は勇退を表明。

彼の顔は明らかに春より黒ずんでいた。

それでも仰木はオリックスのために戦い続けた。

清原とノリの獲得に執念をもやした。

そしてチームの補強、優勝を夢見て仰木は昨日眠った。

道半ば。まさにその言葉がぴったりの彼の最期だった。
心からご冥福をお祈りいたしますm(_ _)m

Gree

Greeへのリンク始めました。

ずっとひそかにつけてたのですが、よくよく考えてみると

見られたくないような内容がないので公開します。

ヤリタイこと

会社で何ができますか?
不毛な問いはもう辞めよう。
会社でなにがしたいか。
それが大切だ。

当たり前だけど真理。

でもヤリタイことが見えない。

野球の球団経営
まちおこし
関西の再興
世界一のものづくり国家日本の実現
デッカイイベントの運営
塾の立ち上げ
幸せな家族

まあ十分なのかなあ

世界の神ですら君を笑おうとも

グングニルじゃないけど

「世界の神ですら君を笑おうとも俺は決して笑わない」

若干、意味は変わってるけど僕はそういう心境です。

「なんでなんだ」
結果の原因の分析もいいけど、
「これからこうしよう」
ということを考えてみてください。

そこにこのサークルが出てこないならそれでもいい。
でも、少しでも目の前にうつるなら君は出来る範囲で
コミットしていくべきだと思う。
それが10年後、5年後の君に生きてくると思うんだよね。

そして、今回の選挙の結果気味が得たものは敗北だけではない。
君はこのサークルで今まで誰も手にすることの無かった立場を手に入れた。
君は「勝ったあいつ」に対して、常に「成果」を問うことの出来る
唯一の人間だよ。

やりづらいのはわかるけどその貴重な立場を今後も使っていかないと君の思いは達せられないんじゃないかな?

今回の君の行為一回じゃたぶん「気づいて」も「行動に起こす」やつは少ないと思うんだよね。

だから、昨日発したメッセージを今後一年発し続けて行ってくれることを祈ります。

長くなりましたが、君が昨日の飲み会にいたことに素直に頭が下がりました。