フランスで革命的な事が起きている | ロバ耳ブログ 

ロバ耳ブログ 

王様の耳はロバの耳



 農業の危機。日本人が、もう完全に稲作をやめてしまう可能性まで訴えている農家さんがいます。日本の農業が、って分け方は間違いで、国家存在の危機そのもの。幾ら知恵があろうと力が金があろうと、食わなければ生命は維持されない。最もシンプルで、最大の核心でもある食糧を、私たちは人任せに生きている。


 日本経済が混乱すれば、世界中が大混乱になるから、ホルムズ海峡の封鎖だって簡単には行きません。日本が失われたら、世界は50年は後退すると言っている社会学者もいます。良くも悪くも、ユダヤの相互依存戦略は、国家間の戦争を抑制する効果を発揮しています。日本は工業、そして金融。エネルギーや食糧は他国に任せる。それで釣り合う。こんな調子でユダヤの世界戦略にわが国は積極的に参加して来ました。
事情が分かっているイギリス、フランス、アメリカ、ロシアなどは、エネルギーも食糧も自給自足体制を守って来ましたよね。イギリスはもうアウトだけど。


 現在、武見が積極的に日本を枠に嵌める中心人物となっております。それらもあって、これ私、驚いたんですけど、昨年度の農林水産業での自殺者が382人も居るんだって。それも、もうずっと400人くらいが毎年、自ら命を絶つ業種と化して居るんですよ。
農業漁業と言えば、自然と向き合って、どちらかと言えばマイペースで仕事が出来そうなイメージだっただけに、事の深刻さに慄いています。


 戦後、日本の就業人口の半分くらいが一次産業でした。二次産業が3割台から増加していき、また今も減って3割台。増えたのは三次産業、つまりサービス業で、増え続けて今では7割以上の仕事はサービス業です。そして農家や漁師や林業、4分も居ない。3%台ですよ。しかも超高齢化。

勝手に、年寄りが余生をのんびり過ごして居るかの様に思っていたのが、実は働けなくなったら自殺するって環境になっていた。


恐ろしくなって来ませんか。



 日本も五輪の枠にしっかり嵌っているので、そう簡単に壊されはしません。日本が食糧難で餓死者を出す事態になれば、債権は叩き売るから、もう世界経済が破壊される。しかし、逆を言えば、日本を潰せば世界がグレードリセットされる。

松岡農林大臣が、私は暗殺としか思って無いけど、あの人が亡くなって、日本の農業を守る、つまり国家の根幹を守る人が居なくなった。その下で仕事を畑や田んぼをやりながら、どんな気持ちで最後を迎えたのでしょう。後継も居ないから、息子や娘は都会で訃報を聞いて、どんな気持ちでいるのでしょうね。この国は傷だらけです。

いや、アメリカの農家もヨーロッパの農家も、皆んなグローバリストに泣かされています。どうしてもコオロギを食べさせたいらしい。まだこの話、終わって無いからね。



 このまま終わると、私は直ぐに切り替えてしまうけど、皆さんのメンタルに良く無い。農家さんの話も衝撃だったけど、別の衝撃的な現象もあるんですよ。こっちはフランスです。

 韓国人が、いつもの調子で無断でジブリの曲で演奏会をやっているでしょう。それで久石譲も困惑ってニュースがありました。演奏会は勝手だけど、それで商売し出したら話が変わりますからね。でも、韓国内でやっている分には、私は無視で関わらないのがお勧め。
韓国人が、こんな事をやっている間に、久石譲氏は、フランスとかで指揮者をやっていました。招待されて行ったのでしょうね。韓国人もちゃんとやった方が、色々と盛り上がるのにね。


 驚いたのは、この会場の大きさです。まさかとは思うけど、サッカー場を人が埋め尽くしているのでは無いでしょうか。数ヶ月前に挙げられた動画なので、最近で間違いない。暗くて良く分かりませんが、音楽隊の行列から始まって、大勢の客席の横をぐるっと演奏。その人数が、ぱっと見で200人は軽くいそうな感じです。巨大なスクリーンで、写真はラピュタ。とにかく盛大にやっているのは間違いないです。


 以前も、久石譲の音楽はヨーロッパに浸透していて、演奏会とかやっていました。その頃でもなかなかの腰の入れようで、ちゃんとした劇場でやっていました。まだ演奏のレベルは、その頃はにほの方が上手かったです。こっちが本番だしね。
それがいつのまにか、演奏も本気だし演出も本気だし、日本語で「地球はーまーわーる〜♪」って歌っていますよ。もはやこのレベル、国民的行事と言っても過言じゃない。


 この事が、本当に何が革命的だって言えば、国民が選んでそれを始めた点ですよ。今までは、一部の熱狂的なファンが支えるジャパンカルチャーでした。もう国民全体で、ここまでのレベルになって来ると、ある意味で日本とか同じです。自分たちの文化として受け入れている。外来文化の中に、自分たちと同じものを見出しています。だからもう、フランスの文化になっている。

これは、恐らく近代では初めて起きている現象では無いでしょうか。と言ふのは、クラシック音楽にしても絵画にしても、ビートルズなんかもそうです。言ってみれば仕掛け人が居たわけです。特に宗教色の強かったヨーロッパでは、今の中国の様なものです。例え庶民の文化であっても、当局に都合が悪そうなものは排除される。
日本の漫画やアニメの様な、自由な発想は聖典を超えない範囲でしか許されない。そして、何が流行るかは、特にラジオ、テレビの時代になってからは、仕掛け人が決めて来たんですよ。

もちろん、その過程で流行したものも優れているし、人の心を掴むもので間違いないですよ。ただ、この日本文化の流行は、仕掛けられたものじゃ無くて、自然発生的に人々が選択した結果である事。これを革命的と言わずして、何と形容しようものか。



 もう子供も産まれて来ない。全ての業種、全ての年齢で自殺する者が後を絶たない。こんな状況には陥っていますけど、兆しはありますよ。長い長い呪縛の時代が、少しずつ明けて行く。



 最近、怒りっぽくなったなあ、って、昨日のブログを書き終えて思いました。たぶん、年寄りが怒りっぽくなるのは、腰が痛いとか肩が痛いとか、人に言っても仕方がない業を抱えているせいですね。何となく、自分がそうなって分かりました。この肩の経験した覚えの無い痛み。このまま悪化して、ターボ癌とか言われて2〜3年で死ぬ事もあるかもなあ、なんて思っていました。でも幸いにも、徐々にマシになっている。

まあ死ぬ時は死ぬ時で、既にオマケで生きている様なものなので気にはしませんよ。でもね、こんな私でも、私の目の黒い内に、何かが起こりそうな気配はずっと感じています。

コロナやね、今回もアメリカ、イギリス、フランス、ドイツが、ウクライナに直接のロシア攻撃を許したでしょう。そんな破局的な事もあるけど、同時に世界が確実に革命的な変化を始めている事も見て行きましょう。


だって、最後に愛は勝つ、って皆んな信じているのでしょう?