古墳の作られた合理的な真実 | ロバ耳ブログ 

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 いやあ、最近のニュースが重くて重くて、取り上げて紹介するのが苦痛ですよ。いつまでも止まらない戦争に加え、イスラエルの残虐非道。これ昔からですけど。
国内は岸田政権が酷い有り様。青山繁晴とか、国民サイドと思いきや、議決の時にはしっかり裏切りますからねえ。そして、NTT法廃止で、生まれ変わって一緒に戦っていたはずの、ガンで一命を取り止めた原口一博。この人も、議決の時にはしれっと起立して賛成してしまったのだとか・・・。まだ確証のある話ではないけど。


 京都の西田昌司議員も、和田政宗もそうです。あれだけ日本を思って活動して仲間だと思わせておいて、実は土壇場で裏切る人物だった。何かの事情があって、そうなってしまった可能性を考慮しても、もう彼らは退場させなければならない。情報戦争で言ふところの戦死と同じなんでね。本心が如何であろうと、関係無いから。

政府は、ワクチン推進の為に21年度で24億円を使っています。それが電通に渡されて、そこからマスコミや新聞社、学者、有識者にばら撒かれたと思われます。もちろん動画屋たちもです。

コヤッキースタジオって動画屋だけは、それを断ったと言っていました。数百万も買収話だったと。ネットで懸命に、ワクチンを打たない者は馬鹿だなんだと罵っていた堀江やひろゆき。この辺は幾ら貰ったのか、或いは本当に自主的に推進していたのか。


 この辺のワクチンの話は、フランスやアメリカだと、推進した医師や大臣らが、そろそろ殺されそうな感じになっています。護衛が無いと出歩けない。日本では、そこまではならない。騙された自分が悪かった、と考える人が多いからね。




 この日本人の傾向は、潔くは、あるにはある。自分の落ち度として、ほぞを噛んで受け入れてしまう。逆に、その悔しさで、同じ事を繰り返さないのが長所。これが裏目に出れば、未来への責任も忘れて黙り込んでしまう。それが勝った者に好き放題にやられ続ける短所になる。

そんなわけで、私たちの歴史は、非常に捻じ曲げられたものになっています。先ず神話時代が完全に排除されているでしょう、義務教育で。それを研究する学者はオカルト扱いで、戦後に連合国に都合の良い歴史を提唱する学者が、あらゆる場面で評価される。連合国人民に。

稲作の伝来も、人の流入も、なかなかに香ばしい話なんですよね、研究が進むにつれ。もしかしたら、中国から学んだ木造建築も、全部ウソかも知れませんよ?


 そんなわけで、異端者の集まり「むすび大学」。ここのメンバーの話は説得力があって面白い。無駄に「日本すげー!」って話をしなくても、普通に遺跡や文献で歴史があるのでね。話を作る必要性がありません。中でも小名木先生は、最も真っ直ぐに歴史を紐解く先生と言って良いと思います。これはもう、勉強ですよ。
研究すべしと言っても、研究の為に勉強は不可欠ですからね。

その小名木先生の新しい話。古墳が作られた本当の理由。これが非常に合理性があって、一つの説には違いありませんが、まあ聞いてください。もしかしたら、小名木先生の説では無いのかも知れませんけどね。



 先ず表を見てください。上から年代が新しくなります。そして、左から右へ、九州、中国、四国、近畿〜、と日本列島を表す感じです。右上に、奈良のマキムク古墳が最古のものでポツンとあります。そこから右は、東海、関東、東北ですね。

私たちは義務教育で、これらの古墳を、権力の象徴として教えられています。それはそれで間違いないでしょう。しかし、それだけでは非常に不自然な点が多いと小名木先生は指摘します。権力の有無で言えば、仁徳天皇が突出しているのも変だし、新しいもので天武天皇御陵とされる古墳は、小さな丸です。

700年代移行、古墳は作られなくなり、この間は古墳時代とされています。



 注目して欲しいのは、年代が進むと、大きな古墳が作られるも、時代と共に縮小化して行きますよね。そして関東から東北は、大きなものはない。これが何を意味するのか。
私はこれを聞いてびっくりしましたよ。この先生すげーなあって思いました。

実は古墳の正体は、水田を整備して出て来た残土だろうって言ふわけです。


 なるほど、奈良は盆地ですからね。平たい大地が、確かに不思議でした。しかし、そうやって平らに均したのは、稲作の為の土木だったって事ですよ。そして、大量に出た残土を、崩れない様に固めたものが古墳だった。まあ、せっかくだから、墓にしたり、カッコよく装飾したって事です。ただ土を固めただけじゃあ、崩れますんでね。

東から北に、余り古墳が大きく広がら無かったのは、当時の気候が稲作に向いて無かったからかも知れません。ですので、それまでの縄文式の生活様式が残っていた。縄文人を弥生人が排除したってよりは、稲作で単に生活様式が変わっていった、って説。この方が自然かも知れない。稲と渡来人は関係ないかもね。


 関東平野は、割と起伏に富んだ地形でしょう。同じ都市でも、くねった道と起伏で、ビルの見え方に趣がある。逆に大阪平野は非常に平らです。まあ西半分は、もともと海だったわけですけど、古墳の周辺。これは人工的に均して作られた地形って事でしょう。凄い労力。と同時に、古代の日本像も変わって来ませんか。

ピラミッドを作らせた、強大な権力機構のそれとは、ちょっと異質な形態に見えて来ませんか。


 歴史の教科書通りに言えば、一部の権力者が力を増して行って、多くの人を奴隷にして象徴的なものを作らせた。そんな時代を経て、徐々に進歩したのが現代社会だ、となります。過去より今の方が、絶対的に進歩しているはずだって、大前提がありますよね。これを疑う者はオカルトだと。


 権力者は、国を治める者であります。治める、の漢字。水と台。これは果たして、支配と訳すべきものなのか。権力者が監視管理するものの、方向性が何か違う気がしませんか。いや全く違うでしょ。


日本の古今和歌集。4500首って言われています。百人一首しか知らんけど。

この集められた和歌の歌い手は、ほとんどが普通の人の歌だと言います。貴族や皇族の歌は、その中の一つでしかない。これも凄い事だと思いませんか。

なんか色々、私たちの記憶は改竄されているのではないでしょうか。都合の良く働く、奴隷に適した人間になる様に。