そこは異国か、異世界か?
今回のご紹介はこちら!!
エクストリームセット POPUPジオラマ 1/12スケール STONTAT(ストンタット) ¥11,800(税込)
段ボール製組み立て式ジオラマ「POPUPジオラマ」よりSFをテーマにした一品「STONTAT」(当ブログでは「ストンタット」と勝手に呼称いたします)です!
「POPUPジオラマ」についてはこちらの過去記事もどうぞ!
▼地下鉄駅
▼地下鉄車両
▼メーカー方式ホームページはこちら!「FUN SHOTS」は必見です!
以前組み立てたのはニューヨークに実在する「地下鉄駅」をモチーフとした作品でしたが、
今度は日常を離れたSF風のロケーションということで非常に楽しみ!
早速、組んでいくぞう!!
箱を開けると背景がプリントされた段ボールが入っている。
組み立て説明書はこんな感じ。原語は英語のみになります。
パーツリストと組み立て方法が書いてありますが、図は非常に簡素で、上下や表裏の区別がちょっとわかり辛かったりするところもあります。
組み立てはやり直しも簡単ですので、焦らずじっくりと説明書を確認して、怪しいところはホームページに掲載されている完成見本の画像なども参照しつつパーツを組み合わせていきましょう。
それではまずは「ドア」を組み立てていこう!
まずはドアの内壁にあたるパーツから。
パーツにはあらかじめ「折り線」が用意されているので、これに沿って折っていく。のだが、
ちょっと待って!
パーツを折る時、組み立てる時にはちょっぴり注意が必要。
これらのジオラマパーツは「紙製」であることを忘れてはいけない!
力加減を誤ると容易に破れたりへこんだりしてしまうのだ!
パーツを折るときは指でつまんだり押したりして組み立てがちだが、この方法だと力が加わった部分だけが曲がって破けたりすることがある。(段ボールは折り紙より硬いのだ)
▼出来るだけ「点」で力を加えないことを意識しよう!
▼指で無理に曲げた結果破けた例。とくにこのような”幅の細い”部分は破けやすい。
なので、パーツを折る際は、力を出来るだけ広い範囲にかけるようにするとよい。
▼床や机などの平面に押し付けるようにして全体に力をかけよう。ゆっくりと少しづつ曲げるのがコツ。
パーツを曲げる際はこの力加減と、「しっかり最後まで折る」(折グセをしっかりつける)ことを意識するとよいです。
また「折り線」以外のところを折らないように気を付けるのも、とても大事です。
焦らず確実に組み立てましょう。
てなわけで「ドアの内側」が折り上がったぞ!
端を連結してリング状にしたら完成。
続いて「ドアの外装」だ!
「ドアの外装」パーツはご覧の通り潰れた箱になっている。
平たくなっているハコを引き起こして組み立てる。
ハコを引き起こす際も「面で力を加える」ことを意識しましょう。
特にこのドア枠のような”フレームのフチ”にあたる部分は破けやすくなっています。
てなわけでドアの「外装」と「内壁」ができた!
さあいよいよ「ドア」を完成させよう!
箱状の外装に内壁をイン!!
▼ドアには上下があるので注意!
さらに、そこに「ドア」パーツを差し込めば・・・
おお、ドアだ・・・。
キットにはドアパーツは3種が付属。この調子で組んでいく。
▼1個は大きめのドア。手順は一緒だ。
てなわけで、ドアが出来たぞ!!
なんかもうこれだけで雰囲気があるような気がする・・・。
高まってきた!
お次は立体感を演出するとともに、背景のつなぎ目などを隠す役割もある「柱」状の構造物。
こちらは建物や背景になじむようなテクスチャーがプリントされている。
こちらは”筒”状に丸めるように組み立てていく。
折り目はしっかりと曲げていこう!
そんでもって、難なく完成!!
これで準備は完了!!いよいよジオラマを完成させよう!
背景ボードは5種。「ストンタット」の背景は約35cmの高さがある。
背景ボードはそれぞれ連結することが出来る。
背景ボードは平面なので自立させるには複数のボードを接続する必要があるが、
▼ボードを接続してL字に配置すれば自立する。
100円ショップなどで売っているブックエンドを利用すると単独でも自立させることが出来るし、安定感も増すのでこれはオススメ!
背景ボード背面に紙を傷付けない弱粘性のマスキングテープなどで固定するとよい。
これで単独でも自立するほか、フィギュアが倒れ掛かってもボードが動かなくなる。
さあ、地面シートを拡げて設置していこう!地面シートは幅約94cm×奥行約58cmと結構広い。
完成した時の風景をイメージしながら背景ボードを組み合わせていく。
ドアを配置したら完成!
ここが「ストンタット」の街・・・。
砂岩を思わせる粗々しい風情の建造物とテクノロジーを感じさせるコントロールパネルや壁を這うケーブルなどの取り合わせが特徴。
スターウォーズで登場した砂の惑星「タトゥーイン」なんかを連想させます。
▼パノラマでも撮影してみる(へたくそ)。
▼動画でも撮っちゃう。
▼適当にフィギュアも置いてみちゃう。
無造作にフィギュアを散らしてみただけだとイマイチ効果を実感できないかも知れませんが、
シチュエーションやストーリーを意識しながら配置すると、文字通り作品に「奥行き」が!
地面に小物を配置するとさらにリアルな空気感に。
背景が加わることでアングルや配置など意識することが増えて、撮影にぐっと手ごたえが増します。思い通りの「絵」が出来るまで試行錯誤を楽しもう!
今回はSF系のフィギュアが手元になかったので背景にイマイチ馴染んでいない感じは否めませんが、スターウォーズ系のフィギュアなどを配置すればまるで違った印象になることでしょう。
ジオラマの配置は自由。
こんな風にコンパクトに組んでも良し、
奥に続くような通路状にしてみるもよし!
さらに、ほかの要素を組み合わせても面白い。
▼POPUPジオラマ「地下鉄車両」を組み合わせると、駅のような空間に!!
また、ドアは扉部分を引き抜くことが出来るので、
扉越しの風景を演出することもできる。
さあ、扉の向こうはどんな風景かな?
さらに配置だけでなく、ライティングを工夫することでも、さらに雰囲気が変わったりも。
可能性は無限大!
貴方はどんな物語を思い描きますか?
といったところで今回のご紹介はここまで!
背景の組み合わせから画面のレイアウトまで、納得できるまで凝り始めると時間を忘れてしまうジオラマ!映画監督の苦労がちょっぴりわかったりもする。
さあ、「会心の一枚」を、「あなただけの物語」を求めて、旅立とうサンドストーンの街へ!
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