キャプテンアメリカン | トイ&コミックのガリンペイロ

トイ&コミックのガリンペイロ

秋葉原と御徒町の狭間にあるアメトイショップ
毎日11:00〜20:00で営業中!
通販サイト⇒https://garimpeiro.buyshop.jp/
Twitter⇒https://twitter.com/garimpeiro_toys

【注意】本日の記事には2007~2015年にかけての「キャプテン・アメリカ」誌について重大なネタバレとなる要素が含まれております。
 
アメコミ界隈にはかつてこんなジョークがありました。
 
バッキー・バーンズ、ジェイソン・トッド、ベン・パーカー以外誰も死なない。
 
これは何度死んでも復活するヒーローや、破滅してもなんだかんだでその事実が覆されるアメコミ世界を揶揄したもので、
この3人だけが明確に「死んだ」と描写され、且つその描写が長年覆されなかったために発生したものと思われます。
 
バッキーもトッドも2005年に復活を果たすわけですが、
※ベンおじさんも2014年にとあるお話の中でちょっとだけ復活しますが、それはまた別のお話。
2007年、とあるキャラクターの死が大きく報じられる事態となりました。

そのキャラクターの名は、
キャプテン・アメリカ
 
時系列としては
超人登録法を巡って、ヒーローたちがトニー・スターク/アイアンマン派とスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ派に別れて争うこととなったシビルウォーの直後。
シビルウォーはキャプテン・アメリカの投降、逮捕によって終結しました。
 
そして、問題のシーンはその直後 「キャプテン・アメリカ」Vol.5 #25 にて描かれます。
裁判所に連行される途中、キャプテン・アメリカは何者かに暗殺されてしまいます。
邦訳ではヴィレッジブックス様より刊行されている
「デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム」に収録。
 
前述のようなジョークを言うくらいにはヒーローの死に慣れてしまっていたコミックファンでしたが、
キャプテンアメリカの死は世間に動揺を与えるほどインパクトのあるエピソードでした。
 
当時、DAILY NEWS紙を始め、色々な媒体がこの 「事件」 を取り上げることとなるのですが、
それでもコミックファンの誰もが
「キャップもまたどうせすぐに復活する」
と思っていた節がありました。
 
しかし、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの死は覆されることなく、数ヶ月が過ぎ…
 
2008年、新しい人物がキャプテン・アメリカを襲名することとなりました。
 
その人物こそが、先に触れた「死」を覆されたキャラクターであり、
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのかつてのサイドキック、
バッキー・バーンズ。
 
マーベルレジェンド アーニム・ゾラシリーズ キャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ) \5,980
▼バッキーのキャプテン・アメリカは銃を持っている。
 
▼銃を持つことについての彼の見解は…
ちなみにコスチュームにデザインされた星条旗が胴体で逆三角形をイメージしているのは、
スティーブ・ロジャースがかつて愛用していたトライアングルシールドをモチーフにしたため。
 
▼この逆三角形シールド
 
▼映画でも印象的/象徴的でした。
 
アレックス・ロス案による初期デザインではそのまま胴体にシールドを纏うかのような姿。
ここからブラッシュアップされて、完成稿のデザインに。
 
スティーブの死後、バッキーはトニー・スタークの後押しもあり、
キャプテン・アメリカの名前を継ぎ活動を開始します。
その活動は効果的で、テロリストや犯罪者の鎮圧に十分な成果を挙げていました。
にもかかわらず、政府も民衆も、一部のヒーローたちも新しいキャプテンアメリカ/バッキー・バーンズを支持しませんでした。
それはウィンターソルジャーとしての過去に起因するところもあったのでしょう。
それでもバッキー/キャプテン・アメリカは
アイアンマン、ソーらとともにアヴェンジャーズとしてスクラルの侵攻を阻止したり、
テロに立ち向かったりと、キャプテン・アメリカたろうとするのでした。
 
その後、なんやかんやあって復活した(やっぱりかよ)スティーブ・ロジャースにキャプテン・アメリカの名前を返そうとしたり、
逆にスティーブから正式にシールドとキャプテンアメリカの名前を授与されたりを繰り返すのでした。
 
その後の顛末についてはまたの機会に。
 
時は流れて…
 
2014年、とある理由で戦えなくなってしまったスティーブに代わり、
また新たなキャプテン・アメリカが誕生します。
 
「CAPTAIN AMERICA」Vol.7 #25
 
何度か紹介しているのでご存知の方も多いかと思いますが、
マーベルレジェンド アベンジャーズ 3パックセット ¥9,800+税
 

ファルコンことサム・ウィルソン

 

MCUの映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」のラストでもキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースからシールドを託されるシーンが描写されましたが、

コミックでもシールドを受け継ぎキャプテン・アメリカを名乗るようになります。

 

色々ありすぎるので、彼のキャプテン・アメリカとしての活躍とその顛末もまた次の機会に…

 

昨今、アメコミキャラクターは死んでも復活するのが当たり前とされています。
その反面で、死ななくとも老化や、力の喪失といった事情でヒーローを引退することも多々あります。
 
そう。
彼らとて寿命はある。
過去や未来へとタイムトラベルしたり、
宇宙の果てに行くことはあっても、物語は常に現代。
現実世界で70年80年100年の月日を歩んでも、いつかは生命としての活動を終えてしまう時が来る…
スティーブ・ロジャースも、
バッキー・バーンズも、
サム・ウィルソンも、
例えば1000年もすれば確実に失われてしまうのです。
 
マーベルは先のニューヨークコミコンで、
キャラクターたちの最後、最期を描く「ジ・エンド」シリーズのリリースを発表しました。
キャプテン・アメリカ
 
マイルズ・モラレス
 
デッドプール  
 
ドクター・ストレンジ
 
その他キャプテン・マーベルヴェノムなど…
 
不老不死のヒーローがいないこともないアメコミ界隈ですが、
一方で普通の人間でしかないヒーローも少なくありません。
 
彼らがいなくなったあとの世界には、何が残されているのでしょうか?
 
さて!
おや?
 
続きは次回!
 
このほか、店頭ではアメトイ・アメコミ関連商品をたくさんご用意しています。

ご興味ある方は是非ご来店ください!

*販売価格・在庫等はブログ掲載時点での商品情報です。変更になる場合がごございます。ご了承ください。

 

トイ&コミックのガリンペイロ AM11:00-PM8:00
〒101-021 東京都千代田区外神田6-10-12KENTビル1F

TEL:050-1263-5399