ヘルボーイへのいざない 上 | トイ&コミックのガリンペイロ

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しつこいようですが、

9/27映画「ヘルボーイ」劇場公開!

 

ヘルボーイってなに?ちょっと気になる、って方や、映画版見たことないという方に、おすすめしたいというお話。

ヘルボーイ(2004年) ブルーレイ ¥1,690(税別)

前回に引き続き、ギレルモ・デル・トロ監督/ロン・パールマン主演版の映画「ヘルボーイ」についてのお話を。今回は2004年公開の第1作目からご紹介。

ヒーローものの映画一作目といえば、やはりその成り立ち、いわゆるオリジンが語られるのが定石。

今作もまた、「ヘルボーイ」のオリジンから話が始まります。入門者向けポイント

 

そんな冒頭を少しご紹介。

時に1944年、スコットランド沖に浮かぶ孤島。その島のうち捨てられた修道院。

その時すでに敗色濃厚であったナチスの手によって、怪しげな儀式が今まさに行われようとしていた。

「ナチス」、神秘学的秘密結社「トゥーレ協会」

そして、黒衣の怪僧「グリゴリ・ラスプーチン」

中二心をくすぐる単語が頻出!

冥界の扉をひらき、七つの龍神オグドル・ヤハドを呼び覚ます!

これぞ「ラグナロク計画」!!

なんかわからんが激熱!

異界の邪神にアクセス!新世界をつくるのじゃあ!

これが、ナチス逆転の秘策!

ところがどっこい、すでにその計画は連合軍の知るところであり、

まさに儀式のクライマックスと言うところで、アメリカ軍が乱入!

あーもう、めちゃくちゃだよ!

悪の企ては、未然に防がれ世界の秩序は保たれたのでした。めでたし、めでたし。

 

と、思いきや、冥界への扉が閉じる直前、この世界に飛び出した小さな存在があった!

岩のような右手を持った奇妙な小鬼。

小鬼は、その場にいたアメリカ軍に保護され、人間に育てられることになった。

そして、小鬼はその名で呼ばれることになる。「ヘルボーイ」と。

 

細かいところはかなり端折りましたが、以上が、映画冒頭15分で語られる「ヘルボーイ」誕生のあらましと今作における物語の発端です。

この冒頭の短い中にも、作品の世界観はもちろん、見所が盛りだくさん。個人的に、今作の中でもお気に入りの部分です。

コミックとは異なる部分も多いですが、大まかな設定は忠実に描写されています。

最後の写真の演出もしっかりコミック準拠。

 

そして、それから時を経て、舞台は現代。

ニュージャージー州のとある廃棄物処理場を一人の若者が訪れます。

彼の名は、ジョン・マイヤーズ

FBIの新人捜査官である彼は、ある極秘の任務のためこの場所へ招かれたのです。

 

このマイヤーズが今作の狂言回し。ほぼ彼の視点で物語は進行します。

彼は、特殊な職業ではありますが、いわゆる一般人で超常現象などとはこれまで無縁の身。

視聴者と同じ目線で、この場所から始まる、奇想天外で人知を超えた物語を体験していくことになります。

これはオーソドックスな手法ですが、ここは入門者向けポイント。

ジョン・マイヤーズはコミックには登場しないキャラクターで原作を知らない視聴者への配慮とも言えます。特異な存在ばかりの中で「平凡」な彼の存在が、物語をグッと我々に引き寄せてくれます。

 

と言ったところで、次回「キャラクター編」に続く。

 

 

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