ヘルボーイへのいざない 序 | トイ&コミックのガリンペイロ

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9月27日(金) 映画「ヘルボーイ」 いよいよ劇場公開!!

いやー、楽しみだな!!

 

ってなわけですが、今回の記事は

そもそも、ヘルボーイとはなんぞや?

という、『「ヘルボーイ」ってちょっと気になるけど、よくわかんないや』って方に向けてお話させていただきたいと思います。

 

「ヘルボーイ」とはアメリカンコミック。

神秘的な事件や妖怪退治を専門とする政府の秘密組織に所属する”凄腕”エージェント「ヘルボーイ」の活躍を描いたオカルトテイストの作品です。

もうお馴染みとなったバットマンやスーパーマンの「DCコミック」やアベンジャーズの「MARVEL」でもない、「ダークホースコミック」という出版社より出版されているタイトル。

「ダークホースコミック」というのも耳慣れない方も多いかと思いますが、本邦でも劇場公開された、スパルタ軍とペルシア軍が激突したテルモピュライの戦いを描いた映画「300(スリーハンドレッド)」、悪徳と欲望の街を舞台に独特のヴィジュアルでオムニバス形式の群像劇を描いた映画「シン・シティ」は、いずれも同出版社のコミックが原作。製作もしています。

上記の映画をご覧になった方には、ちょっとアクが強いのがお察し頂けたかと思います。

また、エイリアンプレデターロボコップなどの版権物のコミックを展開したり、士郎正宗氏や大友克洋氏はじめ数々の日本製コミックを出版したりしている、ユニークな出版社。

 

そして、「ヘルボーイ」の生みの親がマイク・ミニョーラ氏。

極端なコントラストではっきりとした陰影で描く独特の作風がミニョーラ氏の特徴。

これが結構癖になる

氏についてはまたの機会に語るとして、ここでオススメのコミックを…。

と言いたいところですが、ヘルボーイ入門者の方に今回オススメしたいのは

映画「ヘルボーイ」(2004年) ブルーレイ ¥1,690(税別) 

映画「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」(2008年) ブルーレイ ¥1,690(税別) 

 

コミックでもなければオモチャでもない、単にこの映画が薦めたいのという話なのです!

2004年に公開された、監督ギレルモ・デル・トロ/主演ロン・パールマンの映画「ヘルボーイ」とその続編です。

今秋9/27に公開の映画はリブート作品であり、直接的な関係はありませんが、今回はご紹介の作品はとりあえずヘルボーイを知るにはうってつけの作品です。というか、普通に良作だと思う。

 

ギレルモ・デル・トロ監督と言えば、巨大怪獣vs巨大ロボ「パシフィック・リム」や、「ロード・オブ・ザ・リング」の外伝「ホビット」シリーズ、アカデミー賞も受賞した発話障害の女性と半魚人の恋を描いた「シェイプ・オブ・ウォーター」などなど、近年活躍目覚ましくその名を聞かれることも多くなり、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

デル・トロ監督の特徴の一つは、異形のモノへの愛の深さ。モンスターやクリーチャーに対するこだわりや思い入れはこれまでの作品でもいかんなく発揮されてきました。

ちょっと古い映画になっちゃいますが、比較的初期の作品、モンスターホラー「ミミック」やダークファンタジー「パンズ・ラビリンス」なんかもおすすめです。

デル・トロ監督にご興味があればぜひ!

 

そんな彼が、ファンであり、長年映画化を切望したタイトルが「ヘルボーイ」。監督自ら(原作者のミニョーラ氏も積極参加)モンスターなどのデザインをする力の入れようで、今作でも、大いにその手腕が生かされています。

 

そして、そのデル・トロ監督と原作のミニョーラが映画化にあたり、主演起用にこだわり、実に7年もの歳月を製作スタジオの説得に費やしたとされるのが、この人。

俳優ロン・パールマンであります。

映画では「エイリアン4」「パシフィック・リム」などで脇役として存在感を発揮、近年はドラマシリーズ「サンズ・オブ・アナーキー」などにメインキャストで出演し、活躍をつづけています。

一目見たら忘れられない個性的なヴィジュアル、身長190cmの巨漢。

彼にとって、ヘルボーイはまさに「はまり役」。監督をして「この映画は彼なしではありえない」と言わしめたのです。

写真を見てもお分かりかと思いますが、もう赤く塗るだけでメイク要らねえんじゃないかって感じ。

 

で、これが出来上がり

もう完璧なんじゃ!

また、パールマン氏の表情の作り方がベストマッチなんです!

さて、ヴィジュアルは期待通り。

はたして、どんな活躍をしてくれるのか。

そして、このヘルボーイ以外にも魅力的なキャラクターがたくさん登場します。

 

 

と言ったところで、いよいよ映画の中身にふれていきたいのですが、これまた長くなるので次回に続く。

よろしかったらお付き合い下さい。

 

 

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