先日、シニア仲間と二ノ瀬峠と鞍掛峠に行ってきました。この時は滋賀県から東海道線で大垣まで輪行しました。それから峠を越えてから、河瀬駅から地元までまた輪行をしました。

 

 

私は今年になってからNINER君に乗っています。この自転車は希望してdiscブレーキにしてもらいました。そして、最初の輪行の時にdiskローターを曲げてしまいました。(少しだけどキーキーって音がするからね)

 

 

 

今までのリムブレーキと同じような扱いでは難しいのです。amebloでも色々な工夫をされているブログを拝見します。

 

ところが、今回いっしょに走ってくれたT井戸さんから、「こんな方法がある」と紹介されたのです。

そのYouTubeが

これです。

なんと、ホイールを重ねる方法なのです。これは目から鱗ですね。

ググってみると、この投稿以外にも、同様にホイールを重ねる方法を紹介している所はありました。

 

 

  私の方法は(横型)

 

 

先ずは自転車を逆さにします。これはどんな輪行の方法でもいっしょだと思います。

そして、前輪も後輪も外すのですが、後輪の車軸はそのまま後輪に取り付けます。

前輪の車軸はフロントフォークには取り付けないで、ちょっと横に置いていて下さい。

 

そして、

前輪と後輪を重ねます。ディスクブレーキのローターが中央に来るように重ねます。

こうする事によって、ローターとフレームとが接触する事もないし、担いだ時に、私の体とローターが触れることもありません。

 

二つの車輪は

前輪の車軸を通しています。

サイトによっては、後輪の車軸を通している例もあります。恐らく、縦型の袋を使っていて、エンド金具もお使いの方だと、後輪の車軸の行き場がないので、こっちを使う方が良いと思います。車軸の長さも後輪の方が長いからね。

私は横型なので、エンド金具がありません。前後でどっちの強度を確保したいか?というとやっぱりディレーラーがある後輪でしょうね。

 

それと、この差し込んだ車軸が抜けてしまうのでは?とお考えの方もいると思います。車軸にアーレンキーを差し込んでゴムで固定しているサイトもありましたが、自裁には、ホイールと車軸との隙間はほとんどなく、前後のホイールがピッタリ重ねるのは無理ですよね。最後にフレームとバンドで締め上げますが、その時にいくらかズレが生じるので、車軸は引っ張っても抜けにくい状態でした。気になる方は、手ぬぐいとかで縛ると良いかもしれませんね。

 

取り付けたら

こんな感じです。二本のホイールはチェーン側にベルトで固定しています。

本当はフレームに一周巻いてから、ホイールを固定したかったのですが、私のもっているベルトでは短すぎました。(フレームが太いのも要因)

 

違う角度から見ると

こんな風です。ホイールを固定するベルトの位置が今一つですね。

 

担いでみると、以前より体がフレームに近づきます。すると、今までより重心が自分の体に近いところに有る分、担ぐのが楽でした。また、ホイールとお腹とかが干渉しないので、ホイールがずれてくるなどの心配も少ないように思えました。

 

また、これで担ぐと必ず「前がディレーラー」になります。移動中にぶつける心配もすくなくて済むように思います。

 

ただ、横幅は広くなりますが、どっちみち横型ではハンドルの幅は取っていますから、大差有りません。

 

 

  油圧ブレーキは

 

ほとんどのディスクブレーキは油圧式を使用されていると思います。油圧式で間違って輪行中にブレーキ操作をしてしまうと、パッドが閉じてしまうそうです。なので、スペーサーなどを差し込む必要が有ります。

 

私がNINER君を組んでもらう時に、輪行が多い事が予想されるので、油圧式ではなく、機械式にしてもらいました。エアーが噛んでしまう、という心配もありません。パッドが減ってくると自分で調整する必要がありますが、前より後ろが早めに効くように、とかの微調整も可能です。