今年は昨年行かなかった所の桜を見に行こうと考えていました。テレビなんかで紹介されていた奈良県の又兵衛桜は、昨年もちょっとは考えたのですが、パスしてました。

ride with gpsでルートを引きました。京都経由で奈良に入って又兵衛桜に行くルートと三重県に入ってから奈良→又兵衛桜のルートを考えたのですが、私は都会の幹線道路を通るのはやっぱり怖いので、いくらかマシのように感じた、三重県→奈良県→又兵衛桜のルートにしました。

 

しかし、実際に走り始めてみると、大失敗しているのに気づくのです。

 

朝は通勤の車が多いので、どのルートを取るか?ちょっと迷いました。結局、野洲川の堤防を走るルートをとりました。野洲川の東岸(旧東海道)の方は狭い道を朝の通勤の車が急いでいるので割り込みとか有ります。西岸の方は道が広い分、まだ気が楽です。

 

このでっかい「野洲川」の看板は新幹線から見えるようにかな。工事中の橋脚は、は八号線の混雑回避のバイパス工事です。

 

走っているとアチコチで桜が満開。これは野洲のさくら緑地という所です。途中の工業団地の桜もキレイでした。近隣だけでも半日とか丸一日楽しめそうです。

 

滋賀県と三重県の県境。この先に余野公園が有ります。

 

桜ライドとは全く関係ないのですが、学生時代に友人達とこの余野公園で野外コンサートをやった思い出深い所です。ちょっとセンチになりそう。

 

ところが、ざっと距離だけ知りたいと思って引いたルートと、ちゃんとstreet viewで確認しながら引いたルートの二種類を作ったのですが、サイコンには、ざっと距離だけ知りと思ったルートを入れてました。そのルート、なんと名阪国道(自転車不可)の道路を通るルートだったのです。

 

しかたなく、

最初は名阪道路に出来るだけ並走する道を探しながら走ったのですが、ご覧のようにグネグネしてしまいました。アップダウンもかなり有りました。これで距離も獲得標高も予想を大きく上回る事になりました。

 

しかし、スマホの地図などを見ながら、「あっちの方」を目指していると、なんとかなるものでして、

伊賀上野の市街に入るところのアーチ。さすが忍者の街です。

 

さんざんグネグネと走ったのですが、

この国道25号線に入ってからは、ほぼ名阪国道に並走しているので、迷うことなく走る事が出来ました。25号という二桁の国道の割りに、すごくローカルな道路でした。

 

ここから奈良県に突入。

 

又兵衛桜に着かなくても、奈良県ではあちこち桜満開でした。丘陵地帯なので、こうした感じの桜があちこちにありました。キレイ。

 

名阪道路と並走しているところで、「標高510m」の標識。ここら辺で頂上か、と思ったのですが、まだまだ続きました。(このライドの最高標高は566mでした)

 

途中の棚田。これも水が入ったらキレイでしょうね。あちこちキレイな風景があるので、また来たくなりました。

 

  又兵衛桜

 

遠目からもその大きさが分かる桜でした。すごい。

本日はナイナー君。登りがあった分、下りも有ったので、ディスクブレーキは有難かったです。

 

以下又兵衛桜の周囲を歩いてみました。

 

 

 

迫力に圧倒されました。すごいのがまた誰もが見られる所に残っていたものですね。

 

 

  輪行

 

それから、スマホで「近くの駅」を検索して、榛原駅に。

 

ナイナー君での初輪行。前日にシュミレーションはしておきました。ホイールをゴム輪で止めるタイプを使っているのですが、ずれて自立が苦しくなりました。次からはモンベルの元々のヒモに戻そうかと思いました。

 

それと地元の駅に着いてから自走すると、前輪のディスクから擦るような音がしました。この写真を見ると、ディスクを内側にしているのですが、フレームと当たっていますね。外側にした方が良かったかなぁ~。

 

*翌朝にもう一度自転車をひっくり返して、前輪を点検してみました。ディスクが歪んでいるようには見えなかったです。しかし、擦るような音(シューシュー)はしています。試しにワイヤー(私のディスクは機械式)の調整ネジを緩めてみたら(ワイヤーを引く方向ですが)なんと、音が解消しました。不思議です。自転車屋さんで見てもらいますね。
 

駅のホーム。近鉄は京都駅までずっと空いていたのですが、京都駅はすごい人出でした。自転車を背負いながら流れに逆行するのは難しいです。

 

京都駅から琵琶湖線ではいつものように先頭車両にしたのですが、先頭車両には「鉄ちゃん」が居て、これまた困りました。最後尾の車両にすれば良かったです。

 

この日のライド。獲得はSTRAVAでは、1,189mでした。

データは→

 

朝の7時にスタートして、榛原駅には2時30分頃に着いたので、割とゆっくり帰る事が出来ました。来年は往復輪行にして、周辺の桜をもっと楽しむか、京都→奈良経由のルートを考えるかな。