どうして首長になれば威張るのか | 徒然なるシニアブログ

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兵庫県の斎藤知事のパワハラ問題で「百条委員会」設置が決まりました。この人は、兵庫県知事になる前は大阪府の課長職で出向していたようです。維新の会の知事、市長のもとで、大阪維新の会の政治を学んだのでしょうか。「オレも知事になったら威張ってやる」とか思ったのかな。

 

副知事が自身の辞職と引き換えに「百条委員会」の設置をやめるように市議団に依頼したようですが、こんな副知事が側近だから斎藤知事も傲慢になるでしょう。パワハラで、予定にない20mの距離を歩かされて激怒、って子供か!と言いたいですね。どの地方でも首長のパワハラが続出していますが、悲しいかな、数年前に我がふるさと鹿児島でもありました。

 

当時の鹿児島県知事の名前は「三反園訓」です。この人は県知事選に立候補したのですが、革新系の立候補者との話し合いで、「反原発」を担保として支援してもらうことで合意、革新系候補は立候補を取り下げました。そして、当選。その時は革新系団体も喜んだと思いますが、それもつかの間、三反園知事は裏切ることになります。票だけ欲しかったわけですね。そんな人物だから、パワハラ問題もありました。それが「女性社員恫喝」です。

 

この二人の元知事と現知事のパワハラからも言えることですが、地方政治と言えど、地方の権力者になれば本来の人格が明らかになるということです。現在も、市長、町長、村長と自治体の規模に関係なく、パワハラ問題がニュースを賑わせていますが、彼らも同じですね。

 

そんな人物に投票したの有権者が悪いと思うことがありますが、一部の利権を求めた有権者以外は、まっとうな行政を期待しての投票ですから、やっぱり、当選したパワハラ知事が悪いのでしょう。公約を守らず、政策合意を保護にするような知事はごめんこうむりたいですね。しかも、職員や民間の社員にもパワハラをするなんて最低な人格の持ち主です。

 

7月7日七夕、東京都知事選の投票日です。東京都民はお祭り騒ぎに乗っかるのではなく、自分の生活に大事だと思う人を選んでほしいと思います。国政が良くなるには、地元の政治が良くなることです。まずは、隗より始めよ、ですね。