一般の裁判傍聴妨害の横浜市教委 | 徒然なるシニアブログ

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横浜市教育委員会が教員のわいせつ裁判で職員を動員し、一般人の裁判傍聴を妨害したというニュースです。言い訳として、被害者の子供のプライバシーを守るためだったとし、加害者の教師を守るためではなかったといいます。しかし、どこの教育委員会でもあり得るのですが、身内を守るような動きをして批判されることが間々ありますね。

 

また、いじめによる自殺などがたびたび報道されますが、被害児童の保護者からいじめについての事実確認や情報の開示について、なかなか正確に伝えられることは少ないような気がします。公務員ですから、自分たちの組織の非を簡単に認めることはしたくないのでしょう。なんとしてでも自分たちの組織に傷がつかないよう立ち回る組織のような気がします。そして、追い詰められての謝罪は、いつも「もっと子供たちに寄り添っていたらと反省しています」みたいな会見で終わるのです。

 

また、不祥事ではなくとも、教育長が自身の知り合いなどを任用し、教育とは反対方向の動きをすることがあり話題になります。日本の教育委員会は本当に子供のことを思っての組織なのでしょうか。日本の教育委員会は戦前の国家体制の反省から生まれたものですが、いつの間にかミイラ取りがミイラになってしまったのではないでしょうか。