井戸水位低下 川勝静岡知事は正しかった | 徒然なるシニアブログ

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岐阜県瑞浪市大湫町での井戸水の水位低下が14か所で判明したことで、JR東海はリニア新幹線のトンネル工事で起こったと認め、新しい井戸の掘削を始めたということです。ニュースで見る限り、ため池にはヒビが入り、地元の農家の方は「早く元に戻してほしい」と訴えています。

JR東海も認めざるを得なかったのですね。大湫町のエリアでは、リニアのトンネル工事しか、水位低下につながる工事はないということです。

 

ところで、今回のニュースで、静岡県の川勝平太県知事がリニアに反対してきたことが、本当だったと県民は理解したことでしょう。今までは、川勝知事が反対するのは静岡工区に駅がないので、嫌がらせで反対しているとのマスコミ論調で、そう思いこんだ県民が多かったと思います。

 

どこの地域でも、特に農業が盛んに地域では特に水が大切です。水がないと作物は育たないし、畜産、林業にも影響が出ます。今後、新たな井戸の掘削で瑞浪市大湫町の井戸水位低下が解決するまでは、静岡工区のトンネル工事は先が見通せないでしょう。大湫町の井戸水問題が解決しても、静岡が大井川の水が今まで通り影響なく使えることの保証にはならないので、JR東海も厳しい状況になったと思います。

 

ネットでは、川勝知事を批判していたマスコミ記者がいましたが、大湫町の問題をどう考えているでしょうか。少しは川勝批判を控えるでしょうか。たぶん、反省はしないでしょうね。