ふるさとの老舗百貨店も私的整理へ | 徒然なるシニアブログ

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鹿児島の老舗百貨店である『山形屋』が私的整理へとの記事です。最近、イトーヨーカ堂の閉店や島根の一畑百貨店の閉店など、全国各地で老舗の百貨店や大型GMSの撤退、閉店の話題が続いていました。

 

私のふるさと鹿児島の百貨店・山形屋は大丈夫なのかと心配したり、山形屋は地元の人がほとんど買いものに行くから、まだ大丈夫なんだろうと思っていましたが、やっぱり全国の流れと鹿児島も一緒のようでした。

 

負債総額360億円、大きな負債ですね。これでは簡単に倒産させるわけにはいかないでしょう。商品を卸している会社の命運をも決めてしまいます。何とか頑張ってほしいですが、人口減少や若者の流出で今後の売り上げも期待できないかもしれませんが、鹿児島県の老舗百貨店として縮小してでも営業を続けてほしいと思います。

 

小学生から中学生のとき、屋上遊園地で遊んだこともある思い出の場所の一つです。夏休み、この山形屋の大食堂で食べた「しろくま」のおいしさはいつまでも記憶に残っています。

この不況はネットショップの台頭だけではなく、30年間賃金が上がるどころか、社会保険料の負担増、消費税増税で所得が減り続けていることが大きいと思います。

 

やっぱり、日本の小売業は消費税の廃止、社会保険料の減額で消費者の購買力を復活させるしかないのだと思います。