いよいよイトーヨーカ堂も | 徒然なるシニアブログ

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残された人生と生きてきた人生への想い

 

 

きのう『地方の衰退が更に厳しい』という日記を書きましたが、今日更についに来たかという感じでニュース記事を見ました。

 

イトーヨーカ堂の退職希望募集と福島店閉鎖の記事です。過去、ダイエーやニチイ、ユニーと、流通業全盛期の覇者たちが消えていきましたが、イトーヨーカ堂も安泰ではなかったようです。セブンイレブンだけの一人勝ちという状況で、親が子供におんぶしてもらっていると言われていました。それが遂にと言うことでしょう。

 

あのイトーヨーカ堂が希望退職募集と賃料軽減のための本社移転は、それだけ追い詰められているということですね。更に、5月にイトーヨーカ堂福島店も閉店する記事がありました。200名の再就職支援にハローワークも乗り出したようですが、昨日書いた通り、地方での転職は難しいですね。島根、仙台、福島、そしてイトーヨーカ堂本社の東京、日本経済の行き詰まりが現実に見えます。

 

イトーヨーカ堂はアパレル事業からも撤退と言うことで今後どうなるでしょう。アパレルはどこでも苦戦していると思います。イオンのアパレル売り場もお客はいません。ユニクロもひところに比べれば客数は減っているように私には思えます。

 

そんな中で、セブンイレブンと言えども安泰ではないと思います。地方でこんな状況が続けば可処分所得も減少し、価格の高いコンビニを避けざるを得ないことにつながるからです。消費税15%を目指す政府と経団連は、そのうちにしっぺ返しを受けることになるでしょう。日本の家庭は経済的にどん底の状況で、このことがわからない自公政権は次の選挙で大敗するのは必至だと確信しています。