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今回のトラブルはフロント・スプロケの摩耗です。
2018年8月の発生状況はコチラ→仔犬と散歩5⃣【丹沢湖ツーリング】
湘南チームの友達5人と楽しく丹沢湖を爆走していましたら、突然左足付近から異音が。。。
それと同時に前進しなくなりました
みんなで集まって「何だなんだ?」と見るとエンジンは回るのにリヤタイヤが回らぬ、空回り
予想通り、フロント・スプロケットの摩耗です。
まだ、数百キロしか走っていないのでまさか自分これが来るとは、、、
今日はFスプロケの予備がありませんでしたし、ひとしきり走り終わった最後の場面でしたのでこれにて車に積み込み本日は終了としました。
まぁ慌てても仕方ないので木陰で休憩・・・
先輩方からFスプロケについてノウハウを教わりました。
ロットによって焼きの状態がまちまちなのか、同じように数百キロで坊主になってしまった人もいるようです。
その逆もあり。
元気に走れる仲間に車を取ってきてもらい。。。今日はお開き
スプロケットがこんなに早く(1年ちょっと)摩耗したのは何か原因があると思います。
チェーンの張り具合?給油?それともチェーンラインが悪かった?帰ったら確認してみようと思います。
乗れない時間が少しでもあるのは嫌なので、出先からSA社長にスプロケを電話発注(8月4日)いたしました
【8月13日】
日本の郵便事情は最高ですもう、スプロケが届きました。お値段後払いの4千円。
旧と新の比較です。私の乗り方にベストマッチしているので同じ8丁を購入しました。
・Fスプロケは、丁数を増やすと高速型[速度出る]、減らすとトルク型[力が出る]になります。
・Rスプロケの効果はフロントの逆です。
さて、車載のままスプロケを外すのは結構難儀です。が、しかし。家で作業するならバラしたほうが何倍も楽です
バット回しの力比べを思い出してください。太いほうを握った人の方が勝ちますよね。
逆転の発想で、スプロケを固定してクラッチハウジング側を回すのです。
卓上バイスにスプロケをくわえさせて
横から見るとこの景色です。
再使用する場合のスプロケはコレしちゃダメですよ。潰れちゃう
うまくすれば手で金色のハウジングを回せるかもしれません。
でも結構きつかったので、もっと物理の原理を活用しましょう。
プーリーなどを回すための工具を使いました。抑えるバンドの長さが自由自在に変えられます。
摘出したスプロケット。付け根の輝き具合から、まだまだ新品同様だったことが伺えます。
新旧のFスプロケは同じものなので、そのままインストールするだけです。
ねじの向きは正ネジです。
作業手順はこんな流れです。
フレームNo13がこんなところに刻印されています。
それにしても小さなスプロケットですね。。。
七宝焼きのエンブレム付き、点検口のあるカバープレートです。
反対側はこんな感じです。大きな2枚のプレート(私のはステンレス製)でエンジンを挟み込み、赤いモモコック・フレームに固定しています。
これで作業は終了。チェーンのメンテナンスをして、試走しました。
なお、この時からスプロケ2号は5年もちました
【オマケ】
この作業後すぐに、怪しい小包を中国から輸入してみました
数百円で買えたカート用のスプロケットなのですが・・・
あれ?HPとは全く違う寸法のものが届きました
まぁ「どんなもんか」ダメもとで試しただけなのでご愛嬌
とりあえず、初めてのFスプロケ交換はここまで。