Totoronの花鳥風月 -58ページ目

星野富弘氏の描く花々 ~麦の穂の素朴さ~

 


我が家にやってきた


二本の


青い麦の穂。



mh1




田舎の畑には


一面に広がっていた。






mh2




そんな麦の穂が、


東京では


生花として売られている。







mh3




人々の命を支えた


麦。






どこかの田舎では、


まだ麦畑があるのだろうか。











そんな麦の穂を


星野富弘氏はこう詠む。





mh4



麦の穂は


太陽の弓矢。






この表現の深意を解釈するのは


難しい。







矢とは


相手を傷つけるものだが、


太陽の与えた矢は、


生き物の命を保つ大事な糧。







天から飛んでくるものではなく


地から生まれてくるもの。






発想の起点が違うことを


まざまざと知る。












シジュウカラ巣作り開始 ~巣材の搬入が始まりました~

 



庭の梅ノ木の巣箱に


シジュウカラが巣材を搬入し始めました。




sz1



いよいよ巣作り開始のようです。






sz2


巣作りが完了するほどの巣材を搬入するのに


それほど日数はかかりませんが、


春一番の巣作りは


産卵開始との兼ね合いもあり、


比較的のんびりと行います。






sz3



巣材を持って入り、


出てくるまでに


少し時間をかけます。









巣材を置いて出てくるだけなら、


ものの何秒もかからないはずですが


多分


中であっちに敷いたりこっちに敷いたりと


色々模索しているのでしょう、


少し時間をかけてから出てきます。





sz4


飛び出してから


巣材を咥えて戻ってくるまでは


普通2、3分もかかりませんが、


時には途中で食事をしたり、


水浴びをしたりしますので、


春一番の巣作りは


のんびりと行います。






sz7




きれい好きのシジュウカラに


水浴びは欠かせません。





sz8



雪の降る日でも水浴びをしますので、


スズメとは毛づくろいの入念さが


全く違います。




sz9



水盤の隣には


ムスカリの花が見えます。





このムスカリは


花壇の端に


10mほどの長さで茂っています。






全部が咲きそろったら


いずれご紹介いたします。










sz5



今運び込んでいる巣材は、


巣の下敷きになる苔。






この巣材が


白い羽毛になってきたら


巣作りも終盤に入ります。





sz6




もう10年ほども経つ巣箱ですので、


相当ガタが来ていますが、


毎年この巣箱から


数匹以上のヒナが巣立って行きますので、


全部で50匹以上が巣立っている勘定です。








今年も元気にたくさんのヒナが


巣立ってくれることを


楽しみに待ちたいと思います。













星野富弘氏の描く花々 ~蓮の名を持つモクレンの花~

 


近所のモクレンが


満開。




mr3



蓮の名を持つ木蓮。







蓮の花は仏様の台座(蓮華座)。


木蓮の花は仏様の棲家。



mr1




三千世界を統べる仏様の身は


変幻自在。





mr2





仏様は


花の中に入れるほど



小さくもあるが、


しかし、


孫悟空が


筋斗雲に乗って


何千里飛んでも


仏様の手のひらの上から抜け出せないほど


大きくもある。





mr4




木蓮の花を


手足が不自由で


口で絵を描く星野富弘氏が描けば


こうなる。





mr5



木蓮は


どことなく自分の心に似ている、という。






だけど


富弘氏の心は


木蓮の花よりも


ずっといつでもきりっとしている。





それが驚き。









春ボケ「東洋錦」開花 ~紅白咲き分けの妙~

 


一本の木で


紅白の花を咲き分ける


春ボケの



満開に近い。





tn1



南向きの棚の上に


3鉢並べて置いてある。




tn2


一つの株なのだが、


何本もの幹が株立ちして


こんもりと茂っている。




tn3


これは一本の株。




いずれも同じ東洋錦。







tn4


これは寒ボケの株立ち。




鉢の前のネットは


ヒヨドリ除け。






ネットをかけるのが遅かったため、

 

咲き始めが早い寒ボケは


蕾のうちにみんなかじられ、


まともな花は少ない。







紅白咲き分けの


東洋錦の花。






tn5



赤花あり、








tn7


白花あり、






tn6

ピンクの花あり、







tn8



そして


源平咲きまである優れもの。






tn9





東洋錦は


本当に咲くのが楽しみな花である。











白花沈丁花咲く ~何のために香りを放つ?~



沈丁花 みだれて咲ける 森にゆき
  

 わが恋人は 死になむといふ」
  

                       若山牧水



 


白花沈丁花が


満開になった。


風に乗って


香りを漂わす。



jt1




秋の金木犀と同じくらいに


よく香るが、


金木犀と同じで、


香りに寄って来る虫の姿を見ないのが


不思議。





jt2





金木犀や沈丁花は


誰のために、


何のために香りを放つのだろうか。






jt3


ジンチョウゲの花の名前の由来は、


沈香のような良い香りと


丁子に似た花を付けるからとか


香りが沈香に似て


葉が丁子に似ているからとか、


香りが沈香や丁子のようだから、などと、


いい加減な説明がたくさんあるが、


ここまでいい加減だと、


名前の由来などどうでもよい。








jt4



花が丁子に似ているからなどという説明は、


たらめとしか言いようがない。









丁子の花。



jt5




一体どこが似ているんだよと言いたくなる。





葉っぱが丁子に似ている、というのは


こじつけも甚だしい。





ジンチョウゲの葉っぱは


どんな植物の葉っぱにも似ている


植物の葉の基本形。






香りが沈香や丁子に似ている、という説は、


前の2説のいい加減さから判断すると


あるいはこれが


名前の由来の一番なのかもしれないが、


我が家や近所に丁子がないので、

 

確認のしようがない。






恋人に


ジンチョウゲの花の香りの中でなら、


死んでもよいと言わせるほどの


素晴らしいジンチョウゲの花の香りが


家の周りに漂っています。