Totoronの花鳥風月 -513ページ目

恋の季節 5 ~メジロの混浴~

シジューカラの巣作りの合間に、恋するメジロの写真を紹介します。


梅の木に来訪する番いのメジロ。仲の良いことこの上なく、いつも一緒に行動し、一羽が蜜を飲んでいる時はもう一羽はそばで見張り役をちゃんとこなします。




Totoronのブログ-水浴び1


暖かな陽射しのある春の日、シジューカラの水浴びに誘われてメジロも水浴び場へやってきました。


Totoronのブログ-水浴び2


バシャバシャ!と一羽が水浴びを始めます。




Totoronのブログ-水浴び3


すると、もう一羽も待ち切れずにドボン!


なんと、混浴。


夫婦風呂です。・・・・・こんなことはもう何十年もないな~。私もだれかと入りた~い!


周りにヒヨドリやカラスやモズや、そして猫などがおらず、安全であることをしっかり確認してからの水浴びですが、私が一部始終を見ていることは、知ってか知らずか、堂々の水浴びです。



Totoronのブログ-水浴び4


一羽はもう充分とばかり、梅の枝に引き上げましたが、もう一羽はもうひと浴び。


でも、このメジロの目つきを良く見て下さい。


バシャバシャッ!!とやっている最中でも、眼はぎょろりと周りに対する用心を怠りません。





Totoronのブログ-水浴び5


よっぽど気持ちいいのでしょうか。水しぶきが辺り一面に飛び散ります。


これだけの勢いで水浴びすると、さぞかし羽の中まできれいに洗われることでしょう。




Totoronのブログ-水浴び6


でも、いつも手入れが行き届いているので、これだけ激しく水浴びしても、羽毛や羽は全く濡れません。


満足そうな表情を見てやってください。


水浴びした後の水面を観察すると、羽に付けていた脂粉だけがかすかにうっすらと浮いているのが分かります。




写真は、部屋の中からガラス窓越しに写しましたので、レースのカーテンが窓に反射したりしてきれいに写っていませんが、雰囲気だけは味わっていただけたのではないでしょうか。


スズメは全くここでは水浴びをしませんが、シジューカラは毎日欠かさず水浴びをしています。




次回はシジューカラの水浴びも紹介しますので、また立ち寄って下さいね。







春の雪

いや~、今朝は起きてみてびっくりした~!


なんとうっすらと雪が積もっている!



Totoronのブログ-春の雪1


昨夜、天気予報では雪が降るかもと言ってはいたが、天気予報は競馬の予想と一緒であまりあてにならないから、聞き捨てていたところ、ホントに降っているではないか。






Totoronのブログ-春の雪2


先日、一度ブログにも登場してもらったミニバラと白花サクラソウもご覧の通り。


でもきっと大丈夫。雪も自然なら彼らも自然の一部。


しかし、疑いつつも念のため熱帯性のジャカランタの鉢植えを室内に取りこんでいたのは正解だった。


気象庁は今回に限り、大当たり! 偉い!


温暖化温暖化と騒ぐ人たち、この現象をなんと見る?


しばらく出番なさそうですね。


なぬ?これも温暖化の影響だと!


ぬかせ!自然は蟻みたいに小さな人間どもに左右されるほど小さくはないわい!!


温暖化を騒ぐのは、商業ベースか、原子力推進派か、それでなければ人の傲慢。


春の雪は騒がずに静かに愛でましょう。


山吹の花

白山吹の花が咲きました。


この花には、私の秘めた思いが詰まっています。



Totoronのブログ-白山吹




もう7、8年前になるでしょうか。


道を挟んだお向かいの方に白山吹の種をいただきました。


庭に蒔いていたら、それこそ忘れた頃に芽を出して、小さいながらしっかりと山吹特有の葉を付けています。


この山吹の種をいただいたのには少し訳があります。


私の知人に、白い花大好きのご夫婦がいますが、その方に差し上げたらきっと喜んでもらえるかも知れない、と思ったからです。


種からですから、気の長い話ではありますが、時は意識しなくても過ぎて行きます。


いつかはその喜びに触れる日が来る、と思ったのです。


その芽をいつくしみ育てること2年、鉢上げして年に一度ペースの家族同士の再会を待ちました。


その時そのご夫婦に差し上げましたが、翌年、今度は奥様が気を使って、いただいた山吹の花が立派に咲いたので、枝を一枝持ってきました、と、奇麗な花器に入れて持ってきて下さいました。


まさかのことでびっくりしましたが、せっかくいただいた山吹の枝、花が終わったあと、あるいはと思って挿し木にしたら、それがまた見事に活着したのです。


種から育てて里子に出した山吹の分身がここでも育ち、今三度目の春を迎えます。


何年もかけて、花を慈しむ気持ちは花に伝わり、そして相手に伝わり、更に花に伝わって私のところに帰ってきました。


ただそれだけのことですが、山吹の季節にはこんなほんわかとした気持ちがよみがえります。


近所には、本来の山吹色のヤマブキが満開です。




Totoronのブログ-山吹の花


「七重八重花は咲けどもヤマブキのみのひとつだになきぞ悲しき」


我が家にも蓑こそありませんが、白山吹は一重ですのでその間に立派な実がなりました。



ヤマブキに秘めた話でした。






恋の季節 4 ~招かれざる来訪者~

シジューカラの巣作りはもうすぐ終わりそうな気配ですが、今日は雨の中、庭に珍客がありました。





Totoronのブログ-ムクドリ1


雨に濡れてちょっとみすぼらしいですが、オレンジ色のくちばしと脚がムクドリの成鳥の特徴です。(幼鳥はこのようなきれいなオレンジ色ではなく、ちょっと灰色をしています)



Totoronのブログ-ムクドリ2



ムクドリがいる間、巣作りを始めたシジューカラは、二匹揃って鋭い声で鳴き続けていましたから、突然の訪問者にきっと自分たちの縄張りを主張していたものと思いますが、悲しいかなシジューカラ語は彼らには通じないのか、それとも、分かっていて体力の優位性で無視しているのか素知らぬ顔で餌を探していました。





Totoronのブログ-ムクドリ3


よくよく観察していると、時々写真のようにくちばしを土の中に突っ込んではグァッと広げています。


そしてその後、何かを咥えて食べているのです。


きっと餌のミミズか虫の幼虫などだと思いますが、彼らには芝生の土の中にいる虫たちの居場所がどうしてわかるのでしょうか。


キタキツネが、雪の中のネズミの動きをキャッチする鋭い聴覚を持っているように、ムクドリも土の中でうごめく虫の振動か音をキャッチしているとしか思えないような動きです。


鷲鷹目の、千メートル先のネズミの動きを見ることのできる視覚、ヒトの一万倍もあるという犬の嗅覚、先にあげたキツネや猫などの聴覚、伝書鳩が何百キロも離れた所から鳩舎に帰る方向感覚、これらはヒトから見ればもう超能力としか言いようがありません。


ヒトは生きるために知能を発達させましたが、他の動物はそれぞれの感覚を研ぎ澄ましました。


ただただ、自然の分化には驚くほかありません。


大声で鳴きわめき、徒党を組んで行動するため、ヒトにはあまり好かれていないムクドリですが、個別にみると生きる能力を目の当たりにして興味深いものがあります。



雨の日の、招かれざる客ムクドリの話でした。






この花、な~んだ? 続編

先のブログ、「この花、な~んだ?」で赤い花を何種類か紹介しましたが、その続編。


この花、な~んだ?




Totoronのブログ-拡大

これは観賞用の園芸種。



この仲間で、実のなる木はすでに満開を過ぎていますが、一足遅れての開花です。



本来の一重の花は、梅の花のようなきれいな五弁の花ですが、これは観賞用に品種改良されて花弁がキクの花のように細くなっています。




この花の咲き方は園芸的には「采咲き」と言います。


指揮官が持つ采配のような形をしていることからそう呼ばれるものです。



Totoronのブログ-采配

これがその采配。 (これは、旧八戸藩主の采配)




Totoronのブログ-キクモモ京舞子

正解は「京舞子」と名付けられた桃の花。


花の形状が菊の花に似ているため「キクモモ」と呼ばれていますが、菊とは咲き方が違います。



花の咲き方には、一重咲き、二重咲き、八重咲きなどがあり、更に八重咲きはその形状によって翁咲き、ボタン咲き、菊咲き、丁子咲き、万重咲きなどと呼ばれます。


菊やタンポポ、ヒマワリなどは八重咲きに見えますが八重咲きではなく、あれは花弁に見える一つ一つが小さな花でできている花の集合体。



桃は、梅・桜に続き春を代表する花の一つですが、


ところでみなさんは「三春の里」ってご存知ですか。


梅、桜、そして桃。春を代表するこれらの花は咲く時期が少しずつずれていますが、日本のどこかにこの三種類の花が一斉に咲くところがあるそうです。


その地のことを「三春の里」と呼びます。


その地の春は、あたかも桃源郷か極楽のようにきれいなたくさんの花に覆われることでしょうが、一度行ってみたいものです。


皆さんも探してごらんになったらいかがでしょうか。


赤い桃の話でした。